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時間管理で時間から自由になる② ABCタイム No.706

昨日から時間管理について書いていますが、昨日は目標達成のための時間管理について

①目標達成のために何を何時間かかるかを明確にする
②自分の使っている時間を明確にする
③その中で減らせる時間見極める
④目標達成のための時間を減らした時間に当てはめる

こういった流れで行うと書きました。

今日は時間を管理する上で大切な時間を置き換える方法とその基本となるABCタイムについて書いていきます。上記③と④のステップでとても重要なポイントです。


時間を置き換える時に問題になってくるのが、時間にはタイプがありどんな時間でも減らせば仕事に充てられるわけではないということです。

わかりやすいのが睡眠を削るとすぐに肉体に限界が来ます。毎日12時間寝ている人が8時間くらいになる程度では問題ありませんが、毎日6時間寝ていた人が3時間の睡眠でずっと活動は出来ません。

肉体の疲労も蓄積しますが、精神的に病んでしまう事も考えられるほど睡眠は人間にとって重要な時間です。睡眠の時間を仕事に充てられないのはイメージ出来たと思います。

実は睡眠以外にも、一見無駄に見えるぼ~っとしている時間も実は脳を休めるためにある程度は必要で、ゼロにすることは不可能なのです。

時間には上記のようにルールがあり、どのようにしてなら置き換えられるかをABCタイムという内容で説明していきます。


時間を置き換える時の大切なルール「ABCタイム」


ルール1.分類
同じように仕事をする時間に関しても集中して取り組める時間にも限りがあります。その時間を集中度合いによってABCタイムという分類をしていきますが、その内容について説明します。

Aタイムとは生産性は高いが、高い集中を要しきついと感じる時間です
Bタイムとは生産性は高いが、きついとは思わず行動できる時間です
Cタイムとは生産性も低く、楽な時間です

皆さんの仕事の時間も分類するとこのどれかに入ります。また、この分類は人によって全く違います。ある人にとってはAタイムの行動がほかの方にとってはBタイムだったりしますので、自分にとってのAタイムを明確にする必要があります。

例えば私なら、Aタイムに入る仕事は講演の内容を考える事や、営業活動がここに入ります。しかし人によっては、営業に全くストレスを感じない方もいます。

逆に私は、人前で話すことは大好きで、仕事としても何のストレスもないどころか、話すことが楽しいと感じるのでBタイムですが、人前に立つのも嫌な方にとってはAタイムになるのではないでしょうか。

Bタイムはその人の得意分野で、本人にはストレスがかからないけど多くの結果を出せる時間です。

Cタイムは仕事をしていて、何か検索したついでにふと気が付いたらYouTubeを見てしまっていたなんてことや、メールチェックの途中で仕事に関係ないDMでついその商品を見てしまったりなどの時間です。これは仕事の振りをした生産性のない時間です。


ルール2.Aタイムが慣れればBタイムに
もう一つのルールが、自分にとってAタイムだった仕事を長く取り組むことで熟練度が上がり、力を掛けずBタイムのように取り組めるようになる事はあります。

以前の私は文章を書くのが非常に遅く、今の分量の半分程度のブログを書くのに2時間近くかかっていた時もありますが、今では1時間以内で書けるようになってきました。

これも、熟練度が上がり以前より楽に出来るようになった結果です。


ルール3.同じ時間同士でしか入れ替えが出来ない
これが一番重要なルールなのですが、AタイムはAタイムと、BタイムはBタイムとしか入れ替えがきかないということです。もちろんAタイムをBタイムにという、楽な方へは行けますが生産性はさらに下がります。

人が集中して物事に取り組める時間には限界があるということです。私も仕事で面談が続くと間に休憩を挟まなければ脳が働かなくなる感じを何度も経験しています。

また、考え過ぎで頭から煙が出そうになった経験をされた方は多いと思いますが、あの状態を何時間も続けることは出来ません。

こういったルールを理解し、より時間を有効に使えるようにして、一日を充実したものにしていきましょう。

自分がどんな時間の使い方をしているかを振り返るには私も使っている「トキログ」というアプリがとても便利です。ご興味ある方はぜひご連絡ください。

今日の一言
ABCタイムを理解し有効な時間の使い方を身に付ける
成長するための実践行動
・自分の時間でAタイムBタイムCタイムを明確にする
・取り組みたいことがあれば何を減らすかを決める
・同じ時間同士で入れ替えを行いタイムマネジメントを進める



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