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あなたは自責?他責?② 全ての因は我にあり No.668

今日は「自責」で生きるにはどう生きるかについて書いてみたいと思います。

昨日自責・他責について書きましたが、自責とはすべて自分の責任だとする考え方、他責とは何事も他人の責任だとする考え方です。

私も普段から自責であるよう意識しているのですが、ふと気が付くと他責の自分が出てくるときがあるので要注意です。

例えば電車が遅れて遅刻する時ってありますよね。こんな時皆さんはどの様に言われますか?

ほとんどの方が「電車が遅れたので遅刻しました」と言われると思います。これは事実で何の問題もありませんが、本当に「自責」で生きている方は「申し訳ありません、私の段取り不足で遅れました」と言われます。

また、そのための行動として普段から「電車が遅れても間に合う時間に行動する」という行いをされているはずです。

電車が遅れたことを理由にせず、自分がコントロールできる自分の行動にフォーカスしそこに責任をもっています。


先日も職場の人間関係の悩みをご相談に来られた方がいらっしゃいました。同じ職場にいる方がかなりきつい方で、自分に厳しく当たってくると言われるのです。

確かにその職場にどんな方がいらっしゃるかは入社前は分かりませんが、自責で考えれば入社を決めたのは自分なので、責任は自分にあります。

「全ての因は我にあり」という言葉がありますが、身の回りに起こることの原因はすべて自分であるという考え方で生きていると「言い訳」が無くなり、正しい生き方が出来るようになります。

そんな事まで考えたら「生きるのがしんどい」と思われる方もいらっしゃると思います。

それはその通りで、私の師匠の臥龍先生も言われていたのは、本当に「全ての因は我にあり」という考えに至るとノイローゼになると言われてました。

というのは世の中に起きるすべての事が自分の責任だと考えると、どこかで戦争が起こったり、トランプが大統領になったり、コロナが蔓延するのまで自分の責任だと考える事になります。

そんな事まで考えたらノイローゼになるのは当たり前ですが、ではどうしたらよいのでしょうか?

大切なのは、自分の影響の及ぶ範囲の事はすべて自分の責任として生きる事と、目の前の事に真剣に取り組む事です。

考え方としては「全ての因は我にあり」と考えるが、自分の影響の届かない範囲は一旦手放して考えましょう。

そして、目の前に起こる事すべてに真剣に取り組む事です。すべての事に責任は取れるかわかりませんが、とにかく目の前に起こることに対して全力で取り組んでいれば必ず結果は良くなります。

「全ての因は我にあり」という考え方を頭に置きながら、毎日を全力で取り組み、良い人生を送っていきましょう。

今日の一言
すべて自分の責任と考え、日々全力で過ごす
成長するための実践行動
・「全ての因は我にあり」という考え方を持つ
・その上で自分の影響の及ぶ範囲に責任を持つ
・目の前に起こることに常に全力で取り組む


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