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叫ぶ、怒る、泣く…我慢させないで!マインドフルネスを応用した最強のチャイルドアンガーマネジメント

みなさんこんにちは。感動感覚マインドフルネスのAOです。

この前も朝、四歳の娘に怒鳴られました。。。
ズボンをはかせてあげようとしたら、はきにくいって怒鳴られたぁ
も~う、理不尽!!

さぁ、こんなとき、どうしますか?

こっちもイラっとするからといってイライラをぶつけるのも良くないし
許してばかりも教育に悪そう。なんといってもこっちのストレスがたまるぅ!

今回は、子供のアンガーマネジメントの方法について書いていきます。
今回も自信作ですが、いつにも増してタイピングする指にエネルギーがのっております。
私の血と汗と涙の結晶でございます(涙笑)

我慢はさせない。抑圧された思いは蓄積する。

子供の叫び声は大人をイライラさせます。声には感情を動かしてしまう力があるからです。
だから子供が叫ぶと大人は
「静かにしなさい!」「我慢しなさい!!」「まじヤめて!」
と大人も叫びだしてしまいます。
すると子供も感情が高ぶって「イヤダーーーーッ!」となる。
でもやっぱり大人に勝てず、諦めて、モヤモヤとくすぶりまくる。

自分の思いが捻じ曲げられた。
この思いのエネルギーをどこにやったらいい!
あんたが邪魔したんだ!なにするんだ!!
邪魔したものにエネルギーは向かう。
するともっと強大な力でねじ伏せられる。
うぅ…嫌われたくない、怒られたくない…
この身に余るエネルギーを、飲み下す…

そうしていると、だんだん怒りや悲しみのエネルギーを押し込むようになります。

かの有名なフロイトさん
「感情を無意識に押し込むと後々それらがヒステリーとして問題を起こしてくる」と言っています。

瞑想の大先輩OSHOさん
「子供のころから抑圧された感情のエネルギーは、体に溜まり、様々な病気の原因になる」と言ってます。
たとえば、口の中で物をかみ砕くことで、体に蓄積された攻撃性を発散できるため、怒りを貯めている人は食べ過ぎてしまう傾向があるらしいです。
「自分が悪い」と思うことに慣れていた人が、自分の体の細胞を破壊してしまう病気になったという話も聞きます。

抑圧された感情は、その子の明るい笑顔に、不満や不安感、諦め、怒りの影を落としていく・・・。そして、将来解決しづらい問題として、その子の中に巣くっていく・・・。

親としては、絶対に避けたいことですよね・・・

子供の感情を許すには、親自身の感情を許すことから

まず、子供は叫ぶ、泣く、怒るものですが
大人だって同じように、負の感情は出ますよね。
まずは日常で、自分の負の感情がでることを許すスタンスでいましょう。
それをコントロールしようとしない。眺めるだけ、認めてあげる。

今度、怒りが出たらその怒りを眺めてみてください。止めようとしない、誰かにぶつけない。コントロールしない。巻き込まれない。
心の中で怒るだけ怒ったら、怒りはなくなります。嵐が過ぎていくように。

そんな風に、悲しみ、悔しさ、強欲、などの感情に対しても行ってみてください。
自分の感情を眺めてほおっておく在り方になったら、子供の感情にも巻き込まれないようになります!
自分の感情をまるっと許せれば、子供の感情も許せるようになります。

アンガーマネジメントの具体的な方法!

子供が怒りだした!
さぁ、こっちが叫ばない準備!

私のことを憎いと思っていってるんじゃないもんな。
この子は怒りを出しちゃっているだけ、怒りって自動的に出ちゃうもんね、わかるわかる。その気持ち、否定しないぜ。
ふぅ~、深呼吸して…

次にとる行動は・・・これを準備します!

叫びの壺

これは…叫びの壺です(ほんとにこういう商品があります!)
大声を出しても、音を小さくしてくれる優れものです。
こういう消音グッズを用意しましょう。
枕などでもいいです。私はメガホンにタオルを敷き詰めたものを使っています。

子供が2、3歳の時


三歳児までは子供自身のアンガーマネジメントは無理です。諦めましょう(笑)
子供の怒りのエネルギーを別のものに向けます。「あ、そういえばアイスがあったんだ~!たべる!?」というと、大体ケロッとして冷蔵庫に向かいます。
慣れてくると、こっちに向けられた子供のエネルギーの流れを曲げるイメージが付いてきます。そのうち、やめてほしいことに向けているエネルギーを別のものに向けさせることにも慣れてきます。

こっちのイライラがたまったら、叫びの壺(消音グッズ)を召喚!
大人のエネルギーはこの壺に吐き出しましょう。子供に出さなくてすみます。

女の子は4歳から、自分の感情の扱い方を学ばせよう※男の子の初め時は人によるかな


まず、約束を決めます。
・怒りを人に向けない。怒られるし嫌われるし損するよ。
・叫びたいなら、消音グッズに出そう(怒りタイミングで大人がさっと子供に渡すとGOOD)。
・できるなら、心の中で怒ろう。そのうち怒りはなくなるよ。
・攻撃したいなら、枕を叩こう。
・それでも怒りが止まないなら聞いてあげるから怒っていいよ。

そして、「約束を守れなかったら一日おやつ抜きね」とします。
そうすることで、怒りが出た時にその怒りを注意して見ようという気持ちが働くようになります。

怒りが出た時に、子供が消音グッズ、枕を使うなど怒りに対処できてたとき
⇒ほめましょう。「すごい!人にぶつけなかったね!!」
 大人でも、自分の怒りに対処できない人は多い。これができた子供はほん  
 とうにすごい!

対処できず、すぐに怒りをぶつけてきたとき。
⇒不快感を伝えます。「怒られた~!悲しい~、めっちゃもやもやする
 ~!」そしてその場から立ち退きます。

成功しても、しなくても、その後に「○○が嫌だったの」と説明してきます。その時は共感してあげましょう。

アンガーマネジメントの効果

私の娘は、かなりエネルギーが強いようで(え、どこもそうだって?)
スマホを親に投げつける、叫ぶ、などあり、二回ほど、こちらの心がポキリと折れて、なにもやる気がわかなくなったことがありました。

子供がこのアンガーマネジメントを始めると、不用心に怒りをぶつけてこなくなりました。怒りが湧いてきたら、ちょっと考える、勢いに乗って怒りをぶつけてしまったら、しまったなと思うようになったようです。
子供が消音グッズで叫んだあと「はぁ~、スッキリ」と言っていたり、怒った後「さっきは怒ってごめんね」と言えるようになったりしてきます。

親の方も、子供が感情を出しても対処法を決めているので気が楽です。
娘は朝起きた直後の時間に嫌なことがあると(靴がうまくはけない、親からのトイレのサポートが下手など)、相当怒りが湧くようなのですが
私は「さあ、今日の娘はアンガーマネジメントうまくいくかな~」と楽しみにできるくらいになっています(笑)

面白かったのが、
ある日ドアを開けると、娘が床の上でじたばたしていました。
「どうしたの?」と聞くと「妹がかわいくて強く触っちゃいそうだから、エネルギーを発散してるの!」とのこと。
う~ん、自分の感情にうまく気づいてえらいぞ!!

感情エネルギーは、子供の未来を輝かせる

大事なこども。
あなたを大切にしたい。
怒りも喜びも、ほんとはかけがえのない日常。
隠さずに私に表現してくれてありがとう。

成長していくと、不自由なことばっかりだよね。
喜ぶのはいいのに、泣くのはダメ。
目の前にほしいものがあるのに、なぜか我慢の連続
楽しみたいだけなのに、ダメを押し付けられる

それでも大人を信頼してくれる
そんな世界に合わせてくれる
あなたはすごいと思います。

あなたが大人になって、分別が付いたら
許せないこと、負けたくないこと、変わりたいと思うこと
あなたの意思を、いろんな形で発信して、この世界に仕掛けていってください。
自分の中で沸き立つ感情を、存分に味わいながら
あなたらしく楽しんでいってください。

あなたの感情、思いは
あなたの可能性そのものです。

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親というのは、子供のためと思った努力が次々とくじかれるし
体力がやべぇと思っている矢先に、子供からレスリングタックルを食らうし
がんばって世話してるのに怒鳴られる…、たまったもんじゃない!
しかもイライラをぶつけちゃダメと来ている…

でも、手に余る子供の感情はその子の人生をドラマチックにする原動力
どうかその心のエネルギーを
枯らさず
腐らせず
活かす方法を
大人として、辛抱強く教えてあげてください。

今日も読んでいただきありがとうございました!


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