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羽藤ゼミ8期生の社会連携の成果 (北陸カレッジ2023)

流通科学大学羽藤ゼミ8期生が3年次に取り組んだ社会連携プログラム、北陸カレッジの成果がJR西日本のおでかけネットにて公開されました。学生が約1年かけて取り組んだプログラムの成果です。

JR西日本・自治体・大学が連携し、若者視点を活用した地域活性化、旅行需要の喚起、学生の成長機会の創出を目指す産官学のプロジェクトです。これまで北陸、南九州、新潟、瀬戸内エリア等で毎年実施してきました。一連の取組みを通して、参加学生と地元協力者の間で交流が生まれ、地域との連携により、大学生による若者目線での旅行プランや地元の課題解決に向けたアイデアの提案、自主的な地元PRなどを展開してきました。 2023年度は再び北陸エリアを対象とした「北陸カレッジ」を実施します。

北陸カレッジHPより

学生が検討した課題

今回、我々は福井県小浜市に協力してもらい、母と娘の卒業旅行をテーマにした提案を行いました。今回はそのなかで、課題に入るまでの導入部分、そして具体的な提案に入るまでを紹介します。具体的な提案はJRのHPを御覧ください。

SWOT分析や現地研修を行うと、小浜市にはいくつか課題があることがわかります。まず、中年層と比較して若年層の認知度が低いこと、さらに、若年層をターゲットにした場合の現地でのアクティビティが十分ではないことなどがあげられます。

ターゲット

こういった課題を解決するため、ターゲットにすべきと定めたのが母と娘の卒業旅行です。クロスSWOT分析を行うことによって、若年層からの認知度の低さをその親がカバーできると考えました。また、小浜という街自体が寺社仏閣や食 (海鮮系) 、歴史ある町並みで有名であり、若年層向けというよりもその親世代への受けがよいことからも、娘世代を単独で狙うよりも親子での旅行を促したほうがよいと考えられます。

さらに、こういった旅行はこれまであまり訴求されてこなかった一方で、自分たちの調査では十分魅力ある市場と考えることができます。母と旅行に行きたい学生に対し、積極的に訴求していくことで卒業前の思い出づくりにも貢献できると考えました。

具体的な提案

詳細については以下のリンクにまとめられているのでそちらで確認してください。そして電子パンフレットから学生のおすすめスポット、提案を確認できます。

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