2024 J1 第25節「アルビレックス新潟 vs ジュビロ磐田」 超主観的振り返り
ジャメ様様な試合でした。
2024年8月7日。ジュビロ磐田はアウェイゲームでアルビレックス新潟と対戦。平日水曜日の開催ということもあって、残念ながら新潟遠征はできなかったのでDAZNで観戦しました。
今節は、前節第24節(7月20日、21日)から約2週間ほどの中断期間がありました。その間、新戦力加入の話題があり、準備期間を経ての戦いとなったため、大いに期待していた試合でしたが思いのほか厳しい戦いとなりました。
結果は辛くも2-2のドロー決着。
試合内容はほぼ敗戦と言ってもいいくらいでした。
勝ち点0を1として、最後の最後まで諦めなかった試合。その点では評価できると思うのですが、残留争いのライバルと目される新潟に試合内容では負けていた事、そして、勝ち点3を奪えなかった事は非常に残念でした。
前回対戦振り返り
前回対戦は、2024年4月3日ホームヤマハスタジアムでの戦い。
ジャーメイン良のPK。そして、マテウスペイショットが競り合いで落としたボールをジャーメイン良が運んで逆足で蹴り込んで2点目
クリーンシートで今季ホーム初勝利を飾りました。
スターティングメンバー
ジュビロ磐田
ホーム川崎戦で負傷交代した川島永嗣は依然として復帰できず。ここは龍神・三浦龍輝に託します。
鈴木海音はパリ五輪から帰国直後でしたがスタメン出場。
新戦力では、ジョルディクルークスがついにスタメン。渡邉りょうはベンチに控えます。
鈴木海音は控えか、休ませるのではないかと予想していたのですが、横内監督は試合終了後のインタビューで以下のようにコメントしています。
アルビレックス新潟
右肩の負傷で直近5試合出場できなかった守護神のGK小島亨介選手が復帰。ジュビロの前に立ち塞がります。
苦しい前半
開始2分でリカルドグラッサがPKとなった瞬間は、前節アウェイ湘南戦でボコられた試合が頭をよぎりましたね。
またかよと。
しかしVARが介入しノーファウル。
ほんっとうに、助かりましたね。
ナイスVAR!あれでPKとられたらたまったもんじゃない。
しかしその後の長倉幹樹選手を中心に新潟が猛攻。磐田は防戦一方。
13分、宮本英治選手がゴラッソ級のボレーシュートで失点。
私は磐田の試合中心に見てますが、まあまあゴラッソな失点が多いんですよね。ただでさえ失点が多い磐田だけに、今日こそはクリーンシートで勝って欲しいと願っていたのですが。これは三浦龍輝もノーチャンスでしたね。
更には26分、秋山裕紀選手にミドルシュートを決められます。
このシュート、上原力也が出した足に当たってやや方向が変わったのではありますが、ほぼシュート撃たれた時点で勝負あった感じ。
こんな感じで磐田は全く良い所が無く、前半は終わってしまいました。
悲報①ジャーメイン良 次節出場停止
0-2で前半を折り返した磐田。
56分、ジャーメイン良と堀米悠斗選手が空中戦で交錯。この際、ジャーメイン良の腕が堀米悠斗選手の顔面に当たったことでイエローカード。
これで累積4枚目となり、次節ホーム鹿島アントラーズ戦が出場停止になってしまいました。
鹿島戦でジャメがいないのは痛恨。
はああああ。
反撃開始!ジャメのヘディング弾!
このままで終わってくれるなよ。湘南戦でボコられた傷がまだ癒えてないんだ。
なんて思いながらも、のんきな投稿をしていた66分、後半途中出場の古川陽介が左サイドで仕掛けてクロスを上げる。そこへジャーメイン良が完全にフリーな状態でヘディングシュート!
アウェイ東京ヴェルディ戦で額を骨折して以降ヘッドギアを着けてプレーを続けてきたジャーメイン良。この試合はようやくヘッドギアを外してプレーに臨みました。早速ヘディングシュートを決めてみせたジャーメイン良。傍から見てちょっと心配にはなりましたが、負傷の心配はもうなさそうです。
次節出場停止がジャメの頭の中にあったかどうかは判りませんが、反撃の狼煙!0-2は新潟にとって危険なスコアのはず。ここから反撃開始です。
悲報②ペイショット 次節出場停止
試合終盤の87分、稲村隼翔選手のキックに対して、マテウスペイショットがスライディング。接触して稲村隼翔選手が転倒する形になったのですが、これが危険なプレーとみなされレッドカード。
スローで見ましたが、それほど強烈な接触では無かったようでしたがましたが足を上げて、且つ足裏を見せた状態でスライディングしてしまったのが危険とされたのでしょう。
反撃の雰囲気に水を差さねばよいが。
さらに、ジャーメイン良に続いてマテウスペイショットも次節鹿島戦は出場停止となる大ピンチに陥ってしまいました。
意地を見せたジャーメイン良の同点弾!
1人少ない数的不利な状態に陥った磐田。後半アディショナルタイムに入り、もう時間が無い。
しかし、前半とは異なり、磐田は落ち着いたプレーができていました。
90分、後半途中出場の渡邉りょうが、前線のジャーメイン良に対して絶妙なスルーパスを繰り出します。パスを受けたジャーメイン良は二人の選手に挟まれながらも持ち前のスピードで抜け出し、GKと一対一の状態から冷静にループシュートを決めて土壇場で同点に!
ジャーメイン良の沈着かつ冷静なループシュートが見事だったのは言うまでもないんですが、渡邉りょうのスルーパスが何度見てもいい!ここしかないという場所に供給しているんですよね。
さすがはFWとして受ける場所をわきまえているだけあって素晴らしい技術。磐田デビュー戦を値千金のアシストで飾りました。
次節に向けて
今節、特に前半は良い所無く2失点を喫してしまった磐田。自ら難しい試合展開にしてしまいました。ジャーメイン良と渡邉りょうがいなかったらと思うとゾッとします。
第25節を終えての勝ち点ライングラフです。
辛くも勝ち点1を積み上げましたが、勝ち点40ラインの危険水域を脱していません。やはり勝ち点3を勝ち取らねば目標を達することはできません。
次節以降も、一戦必勝で行かなければなりません。
次節は、ホームエコパスタジアムで行われる鹿島アントラーズ戦。前述のように、ジャーメイン良とマテウスペイショットという大黒柱2人を欠いて戦わなければなりません。
そうなると、やはりより期待が大きくなるのは渡邉りょう。
次節に向けて意気込みを語っています。
渡邉りょうのコメントのように、むしろジャメ&ペイがいない状況で「おれが爪痕残してやる」というギラギラした選手が出て欲しい所。
しかも相手は鹿島アントラーズ。
そう簡単に勝てる相手ではありませんが、ジャメ&ペイがいなくてもやれるところを見せて欲しいです。
やれんのか?やれるだろ?
次節鹿島に勝って、ワッショイをエコパで轟かせましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。
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