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ジュビロ磐田 松原后が契約更新

ジュビロ磐田の2022年オフシーズン。

現時点で、他クラブからのオファーが報道された選手が1人だけいます。

松原后。

今年の夏の補強でジュビロ磐田に入団した唯一の選手です。

オファーがあったことは、2022年11月27日に報じられました。オファーしたのは昨年ジュビロからルキアンを獲得したアビスパ福岡でした。

このnoteのトップ写真を見てもわかるように、ルーキー古川陽介と左サイドでコンビを組み、2022年の終盤戦に大きく活躍してくれました。

特に、9月17日、第30節ホームセレッソ大阪戦でのあわやゴールかというシュート。そして10月12日、第27節アウェイ横浜F・マリノス戦での古川陽介決勝ゴールのアシストは非常に印象深いです。

来季も再び后&陽介金髪コンビをシーズン最初から観たいと思っていたので、是非ジュビロに残って欲しいと思いつつも

「個人残留」は辛いけど、選手のサッカー人生を考えたら有りだ。

とも思っています。矛盾するようですが。

これは、かつてジュビロ磐田に在籍した大南拓磨が、2019年にジュビロがJ2降格した際に柏レイソルに完全移籍し、個人残留を果たした経緯があったからです。

その後、大南は柏レイソルで主力として成長し、来季2023年は川崎フロンターレに完全移籍することが発表されました。2021年王者の川崎に移籍することでタイトルだけでなく日本代表も狙えるかもしれないほどの成長を遂げました。

このことは以前noteにも綴ったのでご覧いただけると嬉しいです。

従い、選手のサッカー人生を考えた時、辛いけど「個人残留」するという決断をするのならば、それはそれで受け止めようと思っていました。

心情としてはもちろんジュビロに残って欲しいです。

でも、「一サッカー選手」として松原なりにステップアップを考えているいるとしたら、それはそれで尊重すべきではないか。

そんな複雑な思いでこの経緯を見守っていました。


新聞報道から約一か月経った、12月25日。
ついに公式リリースがでました。

ジュビロ磐田と契約更新。

この約一か月間、松原后がどのように心が揺れ動いたのか、それは定かではありません。

しかし、来季もJ2のジュビロで共に戦うことを決断してくれました。ジュビロサポーターの端くれとして感謝します。本当にありがとうございました。

契約更新のリリース後、松原后は自らのTwitterでメッセージを発信しました。

泣いてまうわ。

今季ジュビロがJ1に残留できなかったことに対し、人一倍責任を感じていたことを改めて知りました。このコメントは、ジュビロサポーターのハートをがっちり掴んだと思います。

ジュビロ磐田U-15と浜松開誠館高校の出身であり、ジュビロ磐田が身近な存在だった松原后。改めて幼い頃ジュビロがあこがれだった事を話してくれ、そして来季に向けてジュビロサポーターに意気込みを語ってくれたことは感激しました。

ジュビロに残留を決意してくれた松原后には、もう一つ期待したいことがあります。

古巣、清水エスパルスとの再戦と勝利です。

10月22日、第31節アイスタでの静岡ダービーで初の古巣対戦となりましたがドロー決着。残留争いしていただけに、何としても勝ち点3が欲しかった試合で非常に悔しい思いをしました。

来季は再び静岡ダービーの機会が巡ってきます。

今度こそ金子翔太と共に清水エスパルスを倒し、笑顔の松原后が観たいです。そして、来年末にはJ1昇格を再び成し遂げて、今年味わった悔しさを晴らしたいですね。

松原后の契約更新の発表は、最高のクリスマスプレゼントになりました。

最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田と松原后のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。

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