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2024 J1 第23節「湘南ベルマーレ vs ジュビロ磐田」 超主観的振り返り

湘南 5-0 磐田
【得点者】
湘南:ルキアン(前半22分PK)、池田 昌生(前半38分)、ルキアン(前半44分)、ルキアン(後半7分)、根本 凌(後半30分)
磐田:ー

「ルキアーーーン!」

ハットトリックを決めたルキアンは、後半17分、お役御免でピッチから下がると、湘南サポーターの声援に手を挙げてその声援に応えていました。

悲しかったですね。

かつてのチームメイトにボコボコにされることが。




2024年7月14日、ジュビロ磐田は、湘南ベルマーレとアウェイゲームを戦いました。

日曜日のナイトゲームでしたが、3連休の中日。月曜日は祝日で仕事も休み。

「ここは絶対に遠征に行こう」

めちゃくちゃ楽しみにしていた遠征でした。

しかし、ここまでの大惨敗を目撃することになるとは。

このブログを書くことに、さほど需要がないかもしれません。

でも現地で観てきたことは記録として残しておきたいし、私自身の気持ちの整理にもなるので書き留めておきたいと思います。


前回対戦振り返り

前回対戦は、2024年5月25日ホームヤマハスタジアムでの戦い。年に一度の「磐田市小学生一斉観戦授業」。

試合開始早々のルキアンのゴール。
そしてPKの失点。

前半だけで2失点の厳しい展開になりましたが、前半終了間際に山田大記がゴール。後半はマテウスペイショットが同点弾。そしてレオゴメスのスーパーゴラッソで逆転勝利!


スターティングメンバー

ジュビロ磐田

前節川崎戦で負傷交代した川島永嗣は出場できず。杉本光希が初スタメンを果たしました。そして、4月3日のホーム新潟戦でベンチ入りしたのを最後に約3か月メンバーから外れていた三浦龍輝がベンチ入り。GKチームに負傷が続いた緊急事態だっただけに、三浦龍輝の帰還は嬉しい限り。

初スタメンの杉本光希
約3か月振りのメンバー入り三浦龍輝


湘南ベルマーレ

ルキアンと鈴木雄斗だけにはやらせるな。それだけは絶対にさせないでくれ。そう願って臨んだ試合だったのですが。はあ(ため息)。


雑感

序盤から湘南ペースでしたね。

自陣で守るプレーが続いたので「いきなりの失点はやめてくれよ」という思いで見ていましたが、15分にボックス内でルキアンのポストプレーを抱えるようにして倒してしまったリカルドグラッサ

一旦は流されたプレーでしたがVAR介入。

正直言って、VAR確認中も

「こりゃPKだわ」

と、ほぼ諦めていました。主審は、よく流したなと思いましたもん。

オンフィールドレビューでやっぱりPK判定。

更にはリカルドグラッサにはレッドカード。これはちょっと厳しいんじゃないかと思いましたが、沸きあがるのはもちろん湘南サポーター。

失点だけでなく、守備の要であるリカルドグラッサまで序盤で欠くことになろうとは思ってもみませんでした。

センターバックができる伊藤槙人が急遽ピッチに入りましたが、意外だったのは金子翔太が交代要員となった事。「夏場」に強い金子翔太は間違いなく90分走り続けてくれる選手。戦術的な交代だったとはいえ、金子翔太は残しておいてほしかった。

交代を告げられてベンチに下がることになった金子翔太。メインスタンドで見ていましたが、明らかに悔しそうな、不服そうな表情。私も背番号40のユニフォームを持っているだけに、本当に残念。夏に強い男だけにきっと結果を残してくれると思っていたのですが。


しかしそんな金子翔太も、試合終了後にはSNSで発信してくれました。サポーターの声は届いている。そして次の試合に向けて前を向いている。ヤマハで次こそ勝とう。そんな、金子翔太を、ジュビロ磐田を応援します。




試合に戻ります。

この日は何をやっても上手くいかない磐田でした。

メインスタンドから見る光景は、中盤でボールをことごとく奪われ、自陣に運ばれ、必死にゴール前で耐える姿。

これが延々と続きました。

いくら数的不利とは言え、ここまでやられるかと。

周囲の湘南サポーターは大盛り上がりの中で、私は悲しい感情を押し殺して見ていました。

この感情は・・・・、ああ、2022年のエコパスタジアムの浦和戦。0-6で大敗したあの悪夢の試合を思い出す。

あの浦和戦は自宅でDAZNで観戦していましたが、あまりの惨劇に無の境地に陥りました。

しかし、今回はアウェイで周りは湘南サポーターもいるメインスタンド。浦和戦よりもっと辛かったですね。ただただ、キツイ時間が過ぎていきました。

0-3で折り返し、後半開始直後のポストです。

実はこれ一部の方にはちょっと反感を買ってしまいました。でも、磐田の選手達に意地を見せて欲しかった。一矢報いて欲しかった。ヤマハでも湘南を逆転で破ったじゃないか。あの再来を期待しました。

1本でいい。湘南サポを黙らせるようなシュートを、ゴールを決めてくれ。祈るような想いでした。

しかし、
前半はシュートゼロ。
後半はシュートたったの1本。

一方の湘南はシュート18本

こんな情けない数字は初めて観ました。

あの2022年エコパ浦和戦でも10本のシュートを放っていたのに。

一番ショックだったのは、球際で負け続けていた事。去年から強度アップを図って積み上げてきたはずの磐田が全く勝負にならない。あっさりボールを奪われる。

この湘南に、ヤマハでよく勝つことができたと不思議に感じるほどでした。あのヤマハで戦った湘南と全くちがった印象を持ちました。あの時はもっと戦えていたのに。たとえ数的不利とは言え、もっとできたんじゃなかったの?

そして、あのルキアンにPK含むとは言えハットトリックを許してしまったことがキツイ。これ以上の屈辱は無かった。

私は2019年から磐田を応援してますが、いわゆる「恩返しゴール」を何度も経験しました。でも、かつてのチームメイトにここまでボコボコにされたのは初めてです。

この屈辱は絶対に忘れない。

何としてもJ1残留して、湘南にそしてルキアンにリベンジを果たさなければ気が済まない。

そんな思いを抱いて、終電に乗り込むためにスタジアムを後にし、急ぎ平塚駅に向かいました。




勝ち点40の目標に対してギリギリの勝ち点。

京都、新潟と絶対に負けられない戦いが続きます。

そんな磐田に強力な助っ人がやって来ます。

フットボール本部も動いています。

私も応援するのみ。

来年湘南に絶対にリベンジを果たす。


最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田のファンサポーターに歓喜が訪れることを願って。

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