見出し画像

2022 J1 第25節「ジュビロ磐田vs浦和レッズ」超主観的振り返り- 完膚無きまでの敗戦 -

磐田 0-6 浦和
【得点者】
磐田:-
浦和:ダヴィドモーベルグ(前半5分)、小泉佳穂(前半13分)、ダヴィドモーベルグ(前半40分)、伊藤敦樹(後半18分)、小泉佳穂(後半21分)、キャスパーユンカー(後半34分)

台風接近で荒天のエコパスタジアムまで足を運んでくれたジュビロサポーターの皆さんに敬意を表します。ありがとうございました。

第25節 エコパスタジアムでの浦和レッズとの戦いは0-6で大敗。

2019年のエコパ浦和戦と同じく、前半に3失点してしまい結果的にその時点でほぼ勝負が決してしまった。

DAZNで観戦していたが、あまりの大量失点に上記ツイートのように終盤は感情がなくなってしまった。ただただDAZNの画面を見るという「無の境地」だった。

正直振り返りを書くのも辛いのだが、記録の意味も込めて。

中2日の戦いとは思えない浦和

6失点で敗戦なんて記憶に無いなと思っていたが、私がジュビロサポーターになる前年の2018年第25節ヤマハスタジアム名古屋戦での1-6の敗戦があった。ちなみに6失点はクラブワーストタイだそうだ。

しかも、今回の0-6はクラブ最多得点差での敗戦だった(泣)

浦和は3日前の8月10日にルヴァンカップ準々決勝を戦っている。しかも、GKの西川周作選手以外のスタメンは同じなのだ。つまり、GK以外のスタメンは中2日で乗り込んできているのだ。

それにも関わらずジュビロは大敗した。

完敗だ。終盤になっても浦和の選手は全く走り負けしない。なぜジュビロとここまで差があるのだろう。ここまで実力差を見せつけられたのは、ジュビロサポーターになって初めてだった。

スターティングメンバー

遠藤保仁が3試合ぶりにスタメン復帰。
ここ数試合出場時間を伸ばしてたラッソことファビアンゴンザレスもスタメン復帰。更に新戦力の松原后も初スタメンとなった。

前節鳥栖戦で負傷した森岡陸はベンチ外。同じく負傷したリカルドグラッサはベンチスタートとなった。

予想外だったのは山本義道がベンチ外だったこと。ジュビロ磐田公式SNSでもノリが練習している写真がアップされていたので少なくともベンチに入ると予想していた。

ラッソや松原后などスタメンも充実したと思って、試合前は非常に期待していたのだが。

前半:序盤で痛恨の2失点
5分、鈴木雄斗のパスを小泉佳穂選手に奪われてカウンターで失点。

12分、伊藤槙人のトラップミスを松尾佑介選手に奪われ失点。

39分、モーベルグ選手のクロスと思われるボールが左ゴールポストに当たってそのままゴールで3点目。

3点目はややアンラッキーな失点ではあったが、今のジュビロの得点力では、2失点の時点でほぼ詰んでしまう。

浦和の選手層の厚さ
前半3失点はしたが、後半何とか一矢報いて欲しいと思っていた。
3年前だって、後半上原力也のミドルシュートで1点は取ったじゃないか。
そう思っていたら、後半開始から浦和は江坂任選手とユンカー選手を投入。

ジュビロは選手のやりくり厳しいのに、浦和はまだこんなすごい選手が出てくるのか。浦和の選手層の厚さに驚愕。

後半:攻撃を緩めない浦和
62分、明本考浩選手が完全なフリーになってた伊藤敦樹選手を狙ってクロス。伊藤選手が難なくボレー決めて4点目。

65分、大久保智明選手が背後にオーバーラップした伊藤敦樹選手にパス。しっかりフリーになる位置に入った小泉佳穂選手にクロス。小泉選手が難なくゴールに決めて5点目。

78分、中間ポジションににいた江坂任選手が前線に走り出していたユンカー選手にスルーパスが通る。伊藤槙人がマークについていたが、ユンカー選手は交わして、GK梶川裕嗣と一対一。ユンカー選手の左足がジュビロのゴールへ突き刺す。6点目。

改めて見返すと浦和の攻撃は丁寧で無駄が無い。しっかりゴールできるところに選手がいる。

特に感心したのは5点目。小泉選手はしっかりゴールできるスペース目がけて走り込む。ジュビロ側は誰も小泉選手を見てないし全く動かずマークもしてない。そこに正確にクロスを上げる伊藤選手もすごい。浦和にとっては当たり前の作業なのかもしれないが。

好調金子翔太
湘南戦で決勝ゴールを決めた金子翔太はやはり調子がいい。
26分、伊藤敦樹選手からボールを上手く奪った大森がラッソにすかさずパス。ラッソから前に走り込んだ金子翔太が左足でシュート。わずかに左に外れてゴールにはならなかったが光るプレーだった。

3年前を彷彿させる上原力也
2019年のエコパ浦和戦でも3失点の後ミドルシュートを決めて一矢報いた上原力也。
81分、浦和が頭でクリアしたセカンドボールを上原力也がペナルティエリアギリギリの所から左足を振り抜いた。しかし、無情にもゴールポストに嫌われてゴールならず。思わず下のようにつぶやいてしまった。

次節へ向けて
本日の台風など影響で試合消化数にばらつきがあるので暫定順位。最下位だった神戸が勝利したのでジュビロは再び最下位に転落してしまった。

次節は8月19日アウェイ名古屋戦。
残り9試合。勝ち点3を奪い続けるしかない。

ただ選手達のメンタルが心配だ。湘南戦の勝利でせっかく自信が付くかと思ったのだが、鳥栖戦での敗戦、そして今日の浦和戦での大敗。
気持ちが切れなければよいのだが。

勝ち点的にチャンスがなくなったわけでは無い。勝ち点差はまだ小さい。ここから置いていかれないようについていくしかない。
ジュビロの選手達には次の試合に向け前を向いて欲しい。

最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。


この記事が参加している募集

#サッカーを語ろう

10,849件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?