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2023 J2 第33節「ブラウブリッツ秋田 vs ジュビロ磐田」超主観的振り返り

秋田 1-1 磐田
【得点者】

秋田:飯尾竜太朗(後半15分)
磐田:藤川虎太朗(後半42分)

藤川虎太朗、起死回生の同点ゴール!
しかし勝利には届かず(涙)

ホーム千葉戦で、手痛い敗戦となったジュビロ磐田。J1昇格には連敗は絶対に許されません。

2023年9月2日、ジュビロ磐田はソユースタジアムでブラウブリッツ秋田と対戦。

DAZNでリアルタイムで観戦しましたが、1-1のドロー決着となりました。

秋田に先制を許してしまう厳しい展開。
しかしジュビロは試合終了間際の土壇場で同点に追いつき、辛くも勝ち点1を分け合いました。

最後の最後に逆転勝利のビッグチャンスが訪れたのですが・・・。


前回対戦振り返り

前回対戦は、6月3日 第19節ホームヤマハスタジアム。

前日から試合開催日未明にかけて、台風2号の影響により被害を受けた静岡県。公共交通機関も麻痺するなど直前まで試合開催が危ぶまれましたが、スタッフ・関係者の御尽力でなんとか開催に漕ぎつけることができました。

今回のアウェイ秋田戦の前日には、ジュビロ磐田の公式Xから改めて6月の試合について感謝を表す発信がありました。

厳しい状況にもかかわらず、磐田まで来てくれた秋田の選手、スタッフ、サポーターの皆さんには本当に感謝の思いでした。

試合は、「まるでクロース」とまで称された藤原健介のシュート、そして上原力也のコントロールショットで得点。2-0でジュビロが勝利しました。

夏の11戦負けなしは、この秋田戦の勝利から始まりました。

スターティングメンバー

ジュビロ磐田

第29節ホームエコパスタジアムでの仙台戦で負傷して以来戦線離脱していた上原力也が4試合ぶりに復帰しました。

また、前節累積警告で出場停止だったジャーメイン良もスタメンで帰ってきました。前節千葉戦で2得点を上げた後藤啓介は後半からの出場に備えます。

U-22日本代表メンバーに選出された鈴木海音は、バーレーン遠征直前の試合となりました。ベンチで控えます。

一方、山田大記が第26節ホーム藤枝戦以降復帰できないのが心配です。

ブラウブリッツ秋田(前回対戦との比較)

秋田は今夏の移籍ウインドウでの新加入・移籍はありません。現有勢力で実力を底上げしてきました。現に、秋田は前節ホームで上位の清水エスパルスとドローに持ち込んでいます。

今回もかなり厳しい戦いになることが予想されました。

前半はスコアレス

前半は、チャンスはあったんですが得点には繋がりませんでした。

7分、鈴木雄斗のロングフィードを受けた松本昌也がドリブルで運び、クロスを上げ、ボックス内で金子翔太が胸トラップ。この時点でシュートに持っていければ局面が違ったのかもしれませんが、相手にクリアされます。そのボールを上原力也がミドルシュートを放ちますが惜しくもバーの上。

17分、スローインのボールを受けた金子翔太が持ち前のステップでボックス内に進入。グラウンダーのシュートを放ちますがこれは枠の外。

前節ホーム千葉戦のように早々に失点することなくゲームを運びましたが、得点する事ができませんでした。ボール支配率は秋田を上回ったものの、先制できない事からいまいち主導権を握ることができません。

後半も決め切れない

48分、鈴木雄斗のフリーキックにジャーメイン良が頭で合わせますが枠を捉えられず。

そして「決めて欲しかった!」と思ったのは、55分。
左サイドからドゥドゥが裏へ送ったボールに対し金子翔太が追いつきゴールラインギリギリからのクロス。松本昌也がヘディングシュート!しかしGK圍謙太朗選手が右手一本で弾きます。その弾いたボールにジャーメイン良が走り込んで左足でボールを押し込みますが、圍謙太朗選手にキャッチされてしまいました。

決め切れるときに点を取って欲しかった。圍謙太朗選手も凄かったですが、

「決めるべき時に決めないとやられる」

という「サッカーあるある」にならなければいいと思っていましたが・・・・。

痛恨のセットプレーでの失点

60分の秋田のフリーキック。

キッカー水谷拓磨選手のボールは、ゴール前の絶妙の場所に落ち、走り込んだ飯尾竜太朗選手に蹴り込まれて秋田に先制されてしまいました。

リプレイを見ると、ジュビロの選手達は秋田のオフサイドではないか?と一瞬動きが遅くなっており、これが失点の原因の一つと思います。

水谷拓磨選手のフリーキックは抜群ではありましたが、ジュビロにとって悔やまれるプレーになりました。

藤川虎太朗の同点弾!

0-1のまま時計の針は進み、残り時間はアディショナルタイム含め約10分。

せめて同点に追いついて欲しい。

86分、ジュビロのコーナーキック。圍謙太朗選手がパンチングでクリア。ボックス内で古川陽介が受け、一旦タメをつくってボックス中央に走って来た藤川虎太朗にパス。藤川虎太朗が狙いすましてゴール左上隅にシュート!
美しい軌道を描いてゴールネットを揺らし同点!

第28アウェイいわき戦以降サブメンバーで名を連ねていた藤川虎太朗ジャーメイン良が累積警告で出場停止だったホーム千葉戦ではスタメン出場。

ゴールという結果には結びついてはいませんでしたが、アウェイ町田戦など、後半途中から流れを変えるプレーを続けていました。

横内監督の期待に応え、起死回生のゴール。
素晴らしいシュートでした。

逆転へのラストプレー!!

後半アディショナルタイム。
残り時間はもうありません。

リカルドグラッサが最後のチャンスに向けてロングフィード。後藤啓介ジャーメイン良が頭で競ったボールを藤川虎太朗がシュート!しかしGK圍謙太朗選手がブロック。そのこぼれ球に後藤啓介が詰めるも惜しくもゴールならず。

DAZNの前で大絶叫してしまいました。
絶対に入ったと思いました。

後藤啓介がヒーローになったと思ったのですが、悔しい、本当に悔しいビッグチャンスでした。

このの直後、試合終了を告げるホイッスルが鳴り響き試合終了。
勝ち点1を分け合うこととなりました。

最後のビッグチャンスに関わった藤川虎太朗と後藤啓介はあまりの悔しさにピッチからしばらく立ち上がれずにいたのが印象的でした。

この悔しさを糧にして欲しい。きっと成長させてくれるはずです。

次戦に向けて

前半、そして、後半の前半の決定機。
その1つでも決めていれば、有利な展開に持ち込めたのですが、非常に残念でした。試合内容的には、敗戦をなんとかドローに持ち込んだ形でした。

残り10試合という終盤での昇格争いで、勝ち点3を奪えなかったのは痛恨です。しかし、勝ち続けるために応援するしかないと思っています。

今日の結果は残念ですし、悔しくてたまりませんが、応援しているチームが上位で昇格争いしていることは改めて幸せに思うんですよね。最高ですよ。
これ以上のモチベーションは無いと思ってます。

目指せ「最終節で勝ち点80」

昇格ラインを「最終節で勝ち点80」とした場合のジュビロ磐田の現在地です。

ドローでは昇格ラインに及ばない事がわかります。

33節秋田戦を終えて勝ち点は58。
残り9試合。
最終節で勝ち点80以上をクリアするには、

8勝以上:クリア
7勝:1引き分け以上でクリア
6勝以下:達成ならず

最低でも残り9試合で7勝以上が必要です。

数字にするとやっぱり厳しい。
でも乗り越えなければJ1には行けないんですよね。

ラスト9試合精一杯戦って、J1昇格を成し遂げるジュビロを見届けたいと思います。

次節は9月9日、ホームヤマハスタジアムで大宮アルディージャを迎え撃ちます。アウェイで悔しい敗戦をした大宮にリベンジする時が来ました。絶対に勝ちましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田のファン・サポーターに歓喜が訪れる事を願って。

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