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「まるでクロース!」ジュビロ磐田 藤原健介

2023年6月3日。J2リーグ第19節「ジュビロ磐田 vs ブラウブリッツ秋田」。

私はヤマハスタジアムのバックスタンドで観戦しました。

後半に藤原健介が先制ゴール。上原力也のコントロールショットによる追加点によりジュビロが2-0のクリーンシートで勝利。

藤原健介は、これがリーグ戦初ゴールでした。

ミドルレンジから、鋭く、地を這うような軌道でゴールネットに吸い込まれたシュート。ヤマハスタジアムに集結したジュビロサポーターは歓喜の渦に包まれました。

Twitterではこのゴールに対する賛辞で沸き返り、私も最高の気分で見ていたのですが、ひとつの気になるワードを目にしました。

「まるでクロース!」

FOOT BALL ZONEの記事にも「まるでクロース」という称賛の記事が載ってました。

「クロース?????」

白状します。

私は「クロース」を知りませんでした。

「クロースを知らんの?」

サッカーに精通している人なら、そう思われるでしょうね。

私は2019年からJリーグとジュビロ磐田を応援し、サッカー応援歴は5年目。まだまだサッカー知識は浅いので許してください。特に海外サッカーは疎いです。

きっと私が知らないサッカー選手だろうと思い、密かに調べました。


トニ・クロース選手

レアルマドリード所属の選手。
その経歴は、もはや私が言うまでも無いので、割愛します。

YouTube動画でその華麗なプレーを観ることができました。

特に動画3:48からのクロース選手のミドルシュート。

ボックス外からダイレクトで蹴り込み、グラウンダーで巻きながら、鮮やかにゴールネットを揺らしました。

藤原健介のシュートを見た多くの人が、このクロース選手のシュートを瞬時に思い浮かべたのではないでしょうか?
(もし、違っていたらごめんなさい。)

・ダイレクトで蹴った方向
・インサイドの足の角度
・グラウンダーでゴール右下隅に流し込んだそのボールの軌道

クロース選手と藤原健介のシュートがピタリ重なるのです。

「まるでクロース!」

クロース選手のプレーの凄さ・素晴らしさを知ると共に、藤原健介が称賛された理由を改めて理解しました。

また、クロース選手はシュートは勿論ですが、その正確無比のパスにも目を引かれます。

スペースを見つければ、即座に絶妙なラストパスを供給。そのパスの美しさに動画を何度も見返してしまいました。


藤原健介はジュビロ入団2年目。

アンダー時代からその溢れる素質に注目されていました。

しかし、主戦場となるボランチやトップ下はチーム内競争が熾烈なポジションです。昨年2022年のルーキーイヤーでのJ1リーグ出場時間は、最終節ホーム京都戦の10分間のみに終わりました。

今年2023年も序盤戦はリーグ戦メンバーに選ばれず、第10節でスタメン出場を果たしました。そして、今回の第19節秋田戦では、勝利をもたらす素晴らしい結果を残しました。

秋田戦は、藤原健介のこれからの成長と活躍を期待させる、ナイスゲームでした。

最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田と藤原健介のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。


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