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国家資格って最大のお守り。それもってキャリア探しの冒険をしようよ

本日ある機会をいただきまして、理学療法学科の大学3年生さんにキャリアセミナー的なお話をさせていただいた。
医療機関、介護施設などで働く先輩方に引き続いて、一般企業で働く枠としてお呼びいただいた形に。しかも好きに話していいよ~と寛大なリクエストを頂いたので、小一時間ほど自由に語ってきたのでその中で自分的備忘録として大事なポイントをご紹介してみます。

「理学療法士=私」というアイデンティティはちょっとアレかも

その中で特に強調してお話したのが自分のアイデンティティを理学療法士に食われるな!ということだっ、企業で働いていて色んな方に出会う中で共通している考え方だと感じている。

理学療法士だからこれをやります、は裏を返せば理学療法士なのでこれはやりません、ということ。理学療法士としてのみのスキルを求められる現場っていうのは、実は以外と少ない。管理職になったり、営業的な視点をもっていたり、送迎や入浴介助も一緒にもちろんやる現場もある。
医療福祉施設を離れればそれはもっと顕著で、私も営業活動やユーザーさんと関わることはもちろんだけど、そのうえSNSに画像や動画を編集して投稿したり、マーケティングや広報のプロの方々とあーだこーだ議論したり、必要なことはなんでもやってやるマインドで生きている。

弊社デジリハでの仕事のひとつ、ユーザーコミュニティはこんな感じ↓

自分は臨床に出ていた期間も決して長くないし、専門知識や技術は正直自慢できるほどではない。が、サービスを展開するという視点では現場で今日も明日も頑張る方々のためにできることはたくさんある。

自分の希少性を高めるポジション取り

希少性というとなんだか大層な聞こえ方だけども、要は「比較される対象がどれだけいるか」ということ。理学療法士が100人いる場所では、認定資格の有無や技術の高さで自分の希少性を高めていかないといけない。一方で理学療法士が1人もいない国に行ったら、あなたはめちゃくちゃレア人材でみんながあなたを必要とする、みたいな。

実際に技術を上げるためには切磋琢磨が必要だし、自分はそういう競争の中で患者さんにより高い価値を届けたい、という考え方の人もいる。希少性という軸のみで考えれば、よりレアな場所に所属するという方がコスパが良い。
実際理学療法士としての知識や経験を必要としている場所があるなら、そういうところでそれぞれがその価値を発揮していく方が社会によりたくさん価値が生まれるのではないかと思う。技術研磨の戦いだけが生き残る道ではない。

あんまり考えすぎない

質問でも「どうしてそういう行動がとれたんですか?」と聞かれ、正直応えづらいのだが実際のところはあんまり考えてないからというのがファイナルアンサーである。いやちゃんと考えてはいるし、お金とか無計画に使うタイプではないが、最終的にはどうにかしてやる的な感じで、ある程度のところで思考を止めるという癖はあるのかもしれない。
でも実際全部想像してリスクを完全に管理するとか無理だし、それなら確かに何もやらない方がいい。やってみて嫌になったなら引き返せるというのも、国家資格をもった私たちの大きな強みである。

もし新しい世界にチャレンジしたくなったら

とってもタイムリーな話で恐縮ですが、弊社株式会社デジリハ現在医療福祉の経験がある方で、カスタマーサクセススタッフとしてデジリハを支えてくれる新メンバーを募集中!
もし新しい世界にチャレンジしたくなってくれた方がいましたら、ぜひぜひこちらの記事も読んでね


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