3年で総合病院を退職し、ピラティスインストラクターになった元理学療法士のリアル
こんにちは!かなとです!
3月末で総合病院を退職し、4月からピラティスインストラクターとして活動を始めました。
ピラティスインストラクターになった経緯や現在の考えなどお伝えします!
ピラティスインストラクターになった経緯
私が総合病院に勤務していた頃、外来で膝や腰などの整形疾患を多く担当していました。
理学療法士として、手術する前や後のリハビリを担当していたのですが…
手術することで良くなる場合も多いけど、手術の後遺症で悩む人も結構いるな。
こんな風に思うことが多々ありました。
例えば、膝の手術をした場合膝の曲げ伸ばしがしにくくなる可能性や手術した痛みをかばう体の使い方から他の関節が痛くなってしまうなど。
この後遺症が残らないようにリハビリをするのですが、手術をした後は炎症が強く痛みも伴います。
その状態でリハビリを頑張るのは相当なストレスが伴います。
そんな中私は、
手術する前の予防が重要なんじゃない?
と考えるようになりました。
ですが、すぐに壁にぶつかりました。
予防をしようと思う人ってどのくらいいるんだろう?
病院には症状が強くなってから行くのがほとんどだと思います。
まして予防をしようと思う方は一握りではないでしょうか?
そんな中出会ったのがピラティスです。
ピラティスは姿勢を良くする・体をきれいにするのが得意な運動です。
ピラティスはインナーマッスルを鍛えながら柔軟性も良くなるので、予防するには非常に相性がいい!と思いました
「美しくきれいな身体を目指していたら、体の調子も良くなってきた」
このように「勝手に予防になっている」状態が1番の理想だと思います。
その理想を叶えられるのがピラティスだと思い、ピラティスインストラクターになることを決意しました。
なってみた感想
実際にピラティスインストラクターになってみて感じるのは、
身体の変化が出やすいし、「楽しい」「身体が軽くなった」などの声が多くいただけるなと思いました。
実際にやってみるとわかりますが、シンプルに楽しいし、身体を伸ばしながら鍛えるので気持ちいいです!
その一方で、インストラクターとして評価からの統合と解釈や代償動作の見極めなど難しいと感じることも多いです。
例えば、
反り腰でお腹が使う感覚がわからない。
という方に対して、どんなエクササイズで腹部を賦活し、感覚を認知させるかという部分は難しいです。
人によって運動感覚や機能は様々です。
なので、ただエクササイズをやるだけでは正直身体はあまり変わりません。
解剖・生理の知識からどんな方法がいいのかを考え、クライアントと共有しながらやっていく必要があります。
これは非常に難しいですが、理学療法士としても経験や知識が活きる部分でもあると思います。
難しいし、うまく感覚が入らない時は悔しいですが、うまく入ると非常に面白く、やりがいがあるなと感じています。
今後のこと
まずは、ピラティスインストラクターとしてクライアントの悩みを解決できるように全力を尽くすことが第一ですが、
今後
「クライアントのために、技術や知識をつけたい」と考えている方に、理学療法士としての知識や経験を活かし、情報発信や勉強会などができればなと考えています。
専門的な内容はインスタグラムやツイッターで発信していることが多いので、よければそちらもご覧ください↓
https://www.instagram.com/kanato_pt/?hl=ja
最後までご覧いただきありがとうありがとうございました!
ではまた!
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