見出し画像

【人生わくわく計画/湖臣、本つくるってよ♪#03】ページ設定へのモヤモヤは、InDesignが解決してくれた♡

湖臣かなた(「こ・おみ」と読みます。イントネーションは「氷」ではなく、「好意」や「方位」や「脳裏」と同じです)
1978年生まれ、仙台市在住。これまでに住宅専門雑誌のライターやタウン情報誌の編集スタッフなどを経験。また働きながら英国式カラーセラピーを学び、震災後はセミナー講師として活動。2014年頃より本格的に執筆を開始し、作家デビューを目指す。2018年、ホームページを立ち上げ、『note』でも執筆開始。2020年7月、長編小説『くちびるリビドー』の個人出版を決意。→実現に向け、コツコツ・じりじり準備中。


ということで(久々にプロフィールを貼ってみた♪)、InDesignは何度か仕事で使ってきたはずだった。でもそれは、すでにレイアウト等が完成されているページ内での作業だったから、例えば「見出し」の位置もフォント(の種類も大きさ)も決まっていたし、「本文を入れるのはここ」「写真を入れるのはこのボックス」と決まった場所に決まったものを打ち込んで(はめ込んで)いくだけでよかったので、それが『InDesign』かどうかなんて意識したことすらなかったと思う。

(ちなみに上記の職歴によって、Illustratorで写真入りの年賀状を作るとか、Photoshopで画像データを印刷用に保存し直す←RGBをCMYKにして解像度等を変更する…くらいのことはできる)

そんな私が今回、『人生わくわく計画/湖臣、本つくるってよ♪』と題して人生初の「本づくり(紙の)」、しかも「個人出版」ってやつにチャレンジするというわけで……。最初はねー、できると思っていたんですよ、さくっとシンプル(?)に、『Word』でね。


しかし! やればやるほど、進めれば進めるほど、“モヤモヤ”が膨らむ&大きくなってくるのだなぁ……。

うまく説明できるか自信がないのだけど……Wordで作成する場合(原稿用紙設定で)、左右の余白を例えば「15mm」に設定しても、ページの1行目には必ず右側に“ルビのスペース”が来るじゃない?
だから1行目側(いわゆる“小口”側)の余白は実際「15mm+ルビのスペース」となり、最後の行の側(いわゆる“ノド”側)の余白は「15mmだけ」となる。
結果、設定した余白が同じでも、印刷したときに表と裏で本文の位置が必ずズレる(って意味伝わるかなぁ?)と思うんだけど、これはどうにもならないの⁇(でも普通に売ってる本は、表と裏、同じ場所に行が設定されてるよね?)――とか。

ほかにも(これはうちのパソコンがおばあさんすぎるからだと思うんだけど。←なぜか女性性/笑)、記号とかもPDF化するとコテンと横になっちゃうし(画面上はちゃんと縦に見えてるのに)、それを回転させて直してもなんだかバランスが「超悪い」「美しくない」となり……。


勉強しました(してます)、InDesign。で、期待したとおり(!!)上記の「1行目の右側に必ず“ルビのスペース”が来るから、本にしたとき表と裏で余白がおかしくなっちゃうよ問題」もなんなくクリア。ないんですよ、InDesignだと、1行目の右側に“ルビのスペース”が!!!(たぶん発想?考え方??が違うのだと思う。あくまでも「行」と「行間」って感じで、Wordのように「このフォントサイズでは『○字×○行』に設定できないから、ルビのフォントサイズを調整して……あ! また勝手に『△字×△行』に変更?された??」みたいなことにならない。←意味わかるかな? とにかくあのWordの原稿用紙設定、すんごく使いにくいですよねーーー)
少し触ってみただけで、私でも「InDesignのページ設定、めちゃくちゃ簡単&わかりやすい♪」ってなったくらい、なんというか“感覚的に(?)”違うのだ。

ちなみに……Wordの原稿用紙設定で、下(フッター)にページ番号(ノンブル)を入れたいとき、本文用に設定した『○字×○行』のままフッターを設定すると、本文の文字数が2~3文字くらい減ってしまう問題(って、最新のやつだと違うのかもしれないけど)があるから、例えば『40字×30行』で本文を組みたいとしたら、フッター部分のスペースも考慮して『42字×30行』とか『43字×30行』にして様子をみながら(つまり画面上で文字数をいちいち数えながら)設定しないとならないんだけど、
これがInDesignだと、「本文は本文で設定したとおり。ノンブルは、どこにでも好きな場所に入れられま~す」って感じで、本当に簡潔&美しいの♡

(わかった。Wordは上下左右の余白の設定が最優先?されるから、その内側のスペースで自力で本文やらページ番号やらを調整して設定しなくちゃならないけど、InDesignはこちらが設定した『○字×○行』に合わせて、勝手に余白を調整してくれる、しかもその基点は設定できる……例えば「天20mm、小口20mm」を基点にして「地」と「ノド」の余白を自動的&流動的に調整してくれる――ってことなんだな。←合ってる? この違いって、すごく大きい♡)


そうしてルンルン気分でページ設定し、文章を流し込んでみたりして(全部ネットで調べながら)、1つ1つ「私、InDesignで『本』、つくれるのかしら? つくれそうかしら??」って確認していくように頭と手を動かすこと数日。

※まずは↑この中のこれ↓とか読みました。
https://blogs.adobe.com/creativestation/files/2017/05/InDesignBook_text_revised.pdf
(ほかにもわかりやすいサイトがけっこうあるので、最初の「本文を流し込む」ところまではそれほど悩まずにできると思う)


ここで私は「文字組アキ量設定」という未知すぎる壁にドドーーーンとぶち当たる。

※この中の↑これ↓とか読んで、もう「むりだわ……」って泣きそうになったもん。
https://www.adobe.com/jp/print/pdfs/mojikumiWPCS3_web.pdf

だけど……なんとかあきらめずに目をとおして、なんとな~く感覚的に?少しだけわかったような気になれて、「とにかく『約物全角』にして、そこから自分用に調整していけばいいんだな…?」って思えたわけだけど、、、

これはほんと……調べれば調べるほど、“『自由』であるには「知」が必要→『自由』を使いこなすには「知識と技術」が必要だ(だからやっぱりこの仕事にも「プロ/専門家」が存在するのよね~)”みたいなことをしみじみと実感させられた。



『小説』だから、『本』だから、やっぱり普段読んでる本のように、そして慣れ親しんだ「原稿用紙設定」のように、文字をそろえたい。体裁を整えたい――。

そして、「文字組アキ量設定」「ぶら下がり方法」。ここをクリアしてしまえば、きっとゴールは近い……はず。

と、現状はこんな感じかな。
とにかく一回コピーしておいて、こわがらずにいろいろやってみる。わけわかんないことになったら(笑)そっちは削除して、コピーのほうに戻ればいいんだし。パソコン等に苦手意識があるとついつい躊躇いがちになるけれど、やってみること、実際の画面上で手を動かしてみること、やっぱり大事だなって思った&日々思ってる。
それに少しずつでもできるようになってくると、やっぱり嬉しいし楽しい。
それを積み重ねていけたら――きっと、辿り着ける。それを夢みてコツコツやる。



ちなみに……中表紙や目次に「ページ番号」を入れたくない場合、「○ページ目からページ番号を表示する方法」とかいろいろあるみたいだけど、結局Illustratorと同じように(?)白いボックスを作って、ページ番号の上にかぶせちゃうほうがはやい&簡単!(今回のMyISBNはPDFで入稿するので、これが可能☺︎)

それから本文のフォントは、結局「MS明朝」がイメージに合いそう。でも『Word』とかこの『note』のように、『InDesign』では文字を「太字」にすることができないのね~。「MS明朝」には「Bold」とかないし、だからといってその部分だけ別のフォントの太めのやつを使うもの、なんだかしっくりこないし、ここはちょっと悩みどころ。


そして、とにかく『InDesign』は、最初にページレイアウト(?)を作ってから本文を流し込むので、「やっぱり43文字じゃなくて45文字にしてみようかな…」とか、あとから字数や行数などを変更したくなっても「もう一度『新規ドキュメント』から」となるので(なるよね??)、字数や行数の試行錯誤は『Word』でさんざんやりまくるのがいいと思う。で、決まったものを『InDesign』でレイアウト&デザインする。だから『InDesign』は “最終原稿を流し込むだけ” って感じにしておいて、文章の最終チェックとか修正は『Word』のほうで進めていくのが「やりやすい&見やすいようだ……」というのが今の私の感想だな。

たぶんいろいろと間違っているところ・理解の及んでいない部分があるとは思うのだけど(あとパソコンもおばあさんだしね)、とりあえず今のところは「よし、このまま進めていくぞ!」と前向きに、「私、やれそうじゃん♡」って自分を励ましながら(笑)『InDesign』と『Word』の両方を上手に&便利に使いわけて、「紙の本づくり」と「個人出版」への挑戦、続けていこうと思います♪




ということで、次回は「Illustratorでの表紙づくり」について書ければいいな☆☺︎/*


“はじめまして”のnoteに綴っていたのは「消えない灯火と初夏の風が、私の持ち味、使える魔法のはずだから」という言葉だった。なんだ……私、ちゃんとわかっていたんじゃないか。ここからは完成した『本』を手に、約束の仲間たちに出会いに行きます♪ この地球で、素敵なこと。そして《循環》☆