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魂はここ、に

三つ子の魂百まで、と言います。
幼い子どもの性格は大人になっても変わらないという真実。

うちの母親が保育園の連絡帳を読むのにハマっているそうなんです。
曰く、あんたは昔からあんただった、と。
昔から嫌なことは嫌だとはっきり口に出す子どもだった、ということがよく分かるんだそうです。とても笑えるとのこと。失礼な。

妹が去年の暮れの大掃除で見つけたものは更に強烈でした。私が初めて作った絵本です。小学校一年生、確か5歳の日付だったような。
主人公はキツネで、"水"とは何かを三人の友達(それらも動物でしたが)に聞きに行くというもの。
妹の笑うこと笑うこと。一人に聞くだけじゃ信じない、三人に聞いて回るというのがいかにも私らしいと。

まぁ昔から自分が嫌なことはきちんと把握してましたし、回避してました。それからはっきり口に出すことも出来ます。
なぜはっきり口に出来るかと言うと、私と同じ考えを皆が持っていると無意識に思い込んでいるところがあるのです。
だから、他人が傷付く理由や落ち込む理由が理解出来なかったり、当然だと考えていることがそうではなかったときに混乱したりするのです。これは短所であると同時に長所ですが、他人を大いに傷付けるには充分です。
しかし嫌と言えると共に、助けてと私は言うこともできますが、まあ助けを求められることは、皆は私と同じ考えだと思い込んでいるということに帰結する訳で結局同じような問題ですね。
つまりまとめると、この思考は、三つの時から変わらないと、そういう訳です。

とするとですよ、百までこの性格は変わらないわけです。
……ますます嫌われそうな人生と?


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