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その正しさは気分がいいか

私的制裁は避けるべきだと思う。

Weblio辞書―新語時事用語辞典によると、私的制裁とは、「個人や組織・集団が自らの価値判断に基づき与える、法的根拠を伴わない懲らしめ行為」だそうです。
自らの価値判断のみで懲らしめて自己満足なんてかなしい。
制裁というのは個人が行うものではない。
警察とか裁判所とかがきちんとあるのだから個人は行ってはいけない、任せなさいというのがルールではないのでしょうか。

中島みゆきさんの楽曲「Nobody Is Right」に
『争う人は正しさを説く 正しさゆえの争いを説く
その正しさは気分がいいか
正しさの勝利が気分いいんじゃないのか』
という歌詞があります。
正しいから何をしてもいいなんて間違っている。正しさを認めさせるための嫌がらせなんてくだらないです。

例えその人が罪を犯しても、それは、個人のメールアドレスをインターネット上で晒していい理由にも、そのアドレスを悪用する理由にも、誹謗中傷のメールを送る理由にも、家族の写真をインターネットで晒す理由にも、ならないと思います。
どんなに間違ったことをしても、それを理由にリンチにあっていいとは思いません。
正義はネット民にあるのかもしれない。でも、だから何なのか。
正義を振りかざして人を傷つけることも正義なんでしょうか。それは人を傷つけたいだけの言い訳の正義ではないのでしょうか。

他人を傷つけるのは楽しいですか。面白いですか。
他人を自分の手で傷つけることが出来るのは快感ですか。
正義さえあれば、他人が傷ついてもあなたに罪はないのですか。
あなたには他人の人生を狂わせて壊す権利があるのですか。
家族や親族の一人が罪を犯していれば、家族親族は写真をさらされても文句は言えないのですか。
罪を犯した人よりも、それを私的制裁して満足するあなたたちの方が私はおかしいと感じるのですが、自覚はないですか。それとも私がおかしいのでしょうか。

日本人が他国民より優れてるという主張も見受けられる昨今ですが、その国で行われることがインターネットを駆使した嫌がらせや自国民が人質になっている画像を使ったコラージュなんて、本当に溜め息しか出ません。

#私的制裁 #リンチ