【感想】小説:人間失格/太宰治

内容・あらすじ

三つの手記と後書きで構成される小説(あとがき含めて一小説)。手記の作成者である主人公が自分を人間失格と思うまでのモノローグ。

面白かったポイント

「自分もこんな感じで暗くなっちゃうことあるわ」と思いながら読んでました。有名なフレーズ「恥の多い生涯を送って来ました。」に代表される通り、終始陰鬱な感じで物語が進んでいきます。ですが、最後の後書きで別視点からの主人公の様子が語られ、ちょっと救われるような終わり方をします。自分自身も陰鬱になりすぎず、他人の目から見たら良い所のもあるのかな〜と思いながら生きていきたいと思います。考えすぎない。

2024/2/8

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