かなりあん

文章の終わりにはすべて「知らんけど。」をつけたいです。 海と山とごはんが好きです。

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最近の記事

あの甘酒をもう一度

私には忘れられない甘酒がある。 壁のような箱根峠を登り終えて、呼吸が落ち着いたあたりにその甘酒茶屋はある。 店は木々に囲まれた山道にひっそりと佇んでいた。 「いらっしゃいませ、お疲れ様です。」 素敵な女性店員が労いの言葉をかけてくれた。 店内は薄暗いが客で賑わっている。 レジにて甘酒と磯辺餅を注文。 外にある赤いベンチに腰をかけてみた。 木々が穏やかに揺れている。 老夫婦が静かに会話をしている。 すべてが丁度よくて快適だ。 これまでの過酷な時間が遠い昔のように感じる。

    • 2023年は文章をたくさん書きたい

      新年明けましておめでとうございます。 新年は心を一新させるにはぴったりです。 かくいう私は新年というのにどうも心が晴れやかではありません。 なぜか。noteの投稿を続けられなかったからです。 歩いて伊勢参りや転職して植木屋になった話などネタは豊富なのですが手が動きませんでした。 書けなかった後悔が私の正月をどんよりとさせています。 だから今ここで宣言させてください。 今年は!!note投稿50件以上します!! 少ない?いえいえ私にしたら大きな山越えです。 みなさま、今年も

      • 500kmの歩き方①〜困難を乗り越える〜

        「インドへ行ったら人生変わりました!」 とか 「この人に出会ってから価値観が180°変わりました!」 とか そんな経験をしてみたくて2週間かけて東京の日本橋から三重の伊勢神宮まで歩いてみました。いわゆるお伊勢参りです。 結論は、500km歩いてもそこまで人生は変わらなかったです。 別人に生まれ変わったような感覚や雷が落ちてきたような衝撃なんてまるでなくて、ひたすら体の痛みと戦う2週間でした。 今回は散々だったお伊勢参りの中でも過酷だったエリアや出来事をご紹介したいと思い

        • 【書評】野口憲一『1本5000円のレンコンがバカ売れする理由』

          数多の食材が溢れる現代で好きな食べ物欄にレンコンと書く人は少ないと思います。そんな目立たないレンコンに情熱を注ぐ農家のお話をご紹介します。 野口農園について野口農園は1926年からレンコン栽培を続けている老舗レンコン農家。全国有数のレンコン産地である茨城県かすみがうら市で約100年間レンコンを栽培しています。 さっそく販売商品を見てみましょう。 えっっ、0一つ多くね??ってなりませんか?スーパーで数百円で売ってるあのレンコンだよね?ってなりませんか? というか1本5000

        あの甘酒をもう一度

          チルが田舎を救うかもしれない

          茨城県結城市の町中で5月7日・8日にかけて開催されていたイベント「結いのおと 2022」に行ってきました。 なんというか、とにかく主催者すごいの一言に尽きる、、、 何がすごいか説明する前にHPを見てみよう。 そう、すでにある建物をライブ会場にしちゃおうという画期的アイデア!! 実際行ってみると寺でおしゃれソングを奏でる若者とその周りを囲む若者たち。 手をあげたりダンスをしたりと思い思いに演奏を楽しんでいた。 寺でハワイアン系のまったりおしゃれソングを歌う青年に心踊らされ、一

          チルが田舎を救うかもしれない

          真冬の滝行は冷え性改善に効果的

          こちら2月5日の私(手前)。 「かなりあんさん、滝行行きませんか!?」 可愛い後輩が目を輝かせながら言ってきた。その純粋無垢な表情を曇らせることはしたくなかった。今回は今年の2月に体験した滝行についてのお話。 2月5日 東京で雪がちらつくような寒い日。九頭竜の滝。 まずは神社で参拝。無事に帰宅できますようにとお祈り。 そして滝行のレクチャーを受ける。なんかいろいろ作法があるらしい。 横目で後輩たちを見ると真剣そのもの。本気でやるんだよね、、、、 レクチャーが終わるとお着替え

          真冬の滝行は冷え性改善に効果的

          自己紹介を忘れていました

          おはようございます。 noteを始めてみたものの更新が停滞中です。伝えたいことは山ほどあるのですが、手がなかなか動いてくれません。 仕切りなおし!ということで、簡単な自己紹介をしてみます。 年齢:23歳 茨城県在住の社会人2年目です。早く会社辞めて山奥で自由に暮らして〜〜と日々悶々としております。 好きなこと 自然と食。具体的にいうと、スキューバダイビング、海釣り、散歩、旅行、キャンプ、家庭菜園、クッキー作り、料理などたくさんあるのですが多趣味すぎて変人扱いされることが多

          自己紹介を忘れていました

          ご自由にお書きください。

          「ご自由にお書きください。」 勇気を出して開いたページにはそう書いてあって気が抜けちゃったね。 やりたいことランキング上位にいつでもいたnote執筆。 ついに手を出せた。 なにも書くことは決まってないけどとにかく書いてみたい!! そんな気持ちが抑えきれなくなった。 書くことと深呼吸は似ている。 いつもより少しだけ丁寧に自分と向き合うということ。 あんまり構えず日常を書いていけたらいいな。 写真は四日市の工場夜景です。 これまで撮った写真の中で一番好きなもの

          ご自由にお書きください。