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お菓子の贈り物


Happy valentine!!

だった昨日。

子供のころは
クリスマスと並ぶくらい
一大イベントな気がしていた。


好きな男の子にチョコレートをあげたのは
確か小学生の頃、2回くらい。

彼氏ができるようになってからは
バレンタインを一緒に過ごしたことがない。
今、旦那さんとなった彼とも
いつもこの時期は遠距離で
一度もチョコレートはプレゼントできていない。
今年は、半分も一緒に過ごせていない
2020年度の貴重な写真たちを
アルバムにして送った。
どうか無事、届いてくれ。
(フランスの郵便事情悪すぎるので)



友チョコ、義理チョコも
だんだんしなくなって、
バレンタインというイベントが私の中で
日常と同じレベルになってしまった。

昔はあんなにわくわくしてて
何週間か前から何作ろうか考えて
本命はいなくてもなんとなく
当日はドキドキして。
可愛かったなぁ、あの頃。笑


バレンタイン、
ではないけれど、
先日友人たちにお菓子の試作を送った。


正直、
普段家でそんな頻繁に甘いお菓子を食べない。
けど作るのは好き。
イコール
消費できないお菓子があふれる。

といういつものパターン。
なのでそんなときは、
友人や親せきに食べてもらったりする。




先日作った3種。
れもん香るパウンドケーキ。
キャロットケーキ。
ビターブラウニー。


パウンドケーキは
レモンをほんのり効かせた優しい味。
ちょっと焼きすぎたかなぁ、
と思ったので、
リキュール入りのシロップをたくさん
しみこませた。

レモンが本当に"ほんのり" 香る程度なので
「レモン」
というより
「れもん」
って感じ。
丸い、優しい感じがしっくりくる。



キャロットケーキは
私のマイレシピ。

いつからかキャロットケーキ好きになって
自分で試行錯誤して出来上がったもの。

いつか、激甘覚悟で
本場イギリスのを食べてみたいのだけど、、
フランスで食べたキャロットケーキも
甘ったるくて苦手だったから
私のは少し、甘さ控えめ。


フランス人の若い女性からは
「今まで食べたものの中で一番のキャロットケーキ!」
とお墨付きをいただいたものだ。

もう少し、生地のキメを細かくしたいな、
上品すぎない程度に。
フロスティングとのバランスはどうかな・・・
まだまだ改良の余地あり。



ビターブラウニー。
フランスのヴァローナ社の
カカオ70%チョコレートを使った。

もう少し濃厚なめらかになる予定だったのに
ちょっと焼きすぎた。

味は、ミルキーなガツンと甘いブラウニーよりも
このビターでシックな味が
気に入っている。



食べてもらった二人の友人は
ちゃんと感想をくれて、

中でもやっぱり
日本人にあまり食べ馴染みのない
キャロットケーキが
話題に上った。

Quatre Epiceという
4種のミックススパイスと、
さらにシナモンを追加して、
確かに、ヨーロッパでは普通でも、
日本にとっては
「変わった味」なのかもしれない。

ちなみに実家の家族は
どうやらあまり好まないらしく
食べてくれない。笑



「不思議な人参!珍味みたい!」
(正直でよろしい。)
「初めて食べる味だった!今回のMVP!」


という友人たちの感想は
食べてくれたからこその素直な感想で
とても嬉しかった。


作りたいものを作る
のだけど、
もちろん前提に、
食べてくれる人を思い浮かべて作る。

なんとなく、この味を
この2人に食べてほしかったんだなぁ。
よかった。




今日こそは
簡潔に収めるはずだったのに
また長くなっちゃった。


食べ物の話は
ついつい熱がこもっちゃうなぁ。




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