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鴨頭嘉人講演会 in 別府:「未来人材ビジョン」

7月の西野亮廣さん講演会が別府であり、またもや著名な方が別府で講演会をしてくれました。

別府まで来てくれるのはありがたい。

と言っても、鴨頭嘉人さんのことはよくは知りません。

西野さんのオンラインサロンで時々コメントされているのを見て名前を覚えました。

そして「えんとつ町のプペル」映画公開時に西野さんのために活動されていたことも知っています。

その時のエピソードが、会場で購入した書籍に詳しく書いてありました。

もう人間関係で悩まない!コミュニケーション大全


講演会の内容と、この書籍の内容から学んだことは、「結果を出している」コミュニケーションおばけのような人はみんな、心も言動も優しい人だと知りました。

コミュニケーションの教祖のような鴨頭さんでも、西野さんのコミュニケーションの足元にも及ばないのだそうです。

西野さんってどれだけ神がかってるんでしょう。


さて、講演会の冒頭で、愕然としたことがありました。

日本の未来において。

鴨頭さんがある資料を提示したのですが、

日本マジで終わってる


と思いました。

日本にいると島国だから気づかないし、それなりに幸せだけど、世界から見たらかなりヤバいんだということに気がつきました。

この中でのほほんと子どもを教育していることが怖い。


その資料は、誰でも見ることができます。

経済産業省が「未来人材ビジョン」なるものを公開しています。

2030年、2050年の未来を見据え、「旧来の日本型雇用システムからの転換」と「好きなことに夢中になれる教育への転換」を!

経済産業省は、2030年、2050年の産業構造の転換を見据えた、今後の人材政策について検討するため、「未来人材会議」を設置し、雇用・人材育成から教育システムに至る政策課題について一体的に議論をしてきました。
その内容を踏まえ、未来を支える人材を育成・確保するための大きな方向性と、今後取り組むべき具体策を示すものとして、「未来人材ビジョン」を公表します。

その「未来人材ビジョン」によると、

日本の国際競争力は、この30年で1位から31位に落ちた。

そうです。

アメリカや中国に全く相手にされていない弱小の日本って!!

終わってません?

本当に沈没しそう。。。


資料から読み取ると、

日本人は、会社に文句があるのにも関わらず、転職しないし、起業しないし、でも、働き続けたくないし、給料がタイより低いし、成長を嫌う国民。

こんな感じです。

企業は人に投資しない。
個人も自分に対して投資しない。

日本人は、世界一学ばない国民なのだそうです。

ヤバいヤバいヤバい。

鳥肌が立ってくる。


でも、政府がこんなビジョンを掲げているのなら、人材育成の基礎の段階、その前の段階をもっと考えて欲しいと思うのです。

小中学校の学習スタイルや教育問題、保育園問題、子育て問題、出産問題、少子化問題、全然変わってない気がします。

むしろ、悪い方向に進んでると思います。

他の国がどんなに子どもにお金をかけ、教育に力を入れているのか、この目で見てみたいなと思いました。

島国にいては何も危機感を感じない。

未来の貧しい日本が想像できる。。。


もし興味のある方は見てみてください。

PDFが開きます。

https://www.meti.go.jp/press/2022/05/20220531001/20220531001-1.pdf


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