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#9 病院のベッドでリモート仕事をする環境作りと、入院ベッド周りの収納

ここまで連ねてきた数々のエピソードだが、『どう日常の自分を維持するか』
(特に精神的に)はかなり大きな課題と入院当初から感じた。
私は普段、ラジオのパーソナリティ、ナレーター、脚本家、演劇講師など
ちょっと特殊な職業を兼任している。
骨折で入院してるんだから、ゆっくりしなよ。と思われるかもしれないが病室の懲りない面々との関わりで、そもそも『ゆっくり』など出来る時間もなく、睡眠不足で眠剤をもらっても、深夜〜朝4時には誰かが覚醒するので強制起床させられる為、睡眠不足で限界値に達する日も多かった。だから少しでも日常の自分を取り戻すメンタル維持が入院の課題にもなった。


じゃあ病院のベッドの上でどうやって、日常のビジネスライフを再現したか?
あると便利なあれこれをご紹介したいと思う。


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※まずは延長コードや充電ケーブルがないと始まらない



■入院で準備したガジェット

・iPhone
・ipad(執筆・dマガジンで雑誌読書→情報収集/Netflix・Hule視聴/radiko)
・イヤホン
・コンセント延長コード
・充電ケーブル
・wi-fi(病院内にもWi-fi環境はあったが持ち込んだ)
・Switch(治療中の痛み等のため、実際には思ったほどプレイは出来なかった)

ベッド周りの限られたスペースは、思ってるよりかなり狭い。
備え付けのTV台の棚は、タオルやパジャマ等ですぐ埋まるし、
食事のタイミングでいつも引き出し上のテーブルを使わなければならず
引き出しも使い勝手が悪い。

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※入院3日目。色々散乱して、どこに何をしまったらいいかわからない

■入院生活、ベッド周りの収納


そこで友人が100円均一で買ってきてくれた収納グッズがとっても万能!
ベッドの脇に吊り下げられるフックワイドという品。

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※こんな風に、歯ブラシ、化粧水など頻繁に毎日使うものを入れる

それから、TV台の下には靴やスリッパを入れるための空間があるのだが
引き出し用のこんな折りたたみ式のものを

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※ここにはタオルやTシャツなど、やはり毎日頻繁に使うものを収納
さっと取れてとても使い勝手が良くなった!!

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大部屋でもクローゼットやちょっとした棚が備え付けてあるところもあるので、
一概には言えないが、1ヶ月を超える長期入院だったら
この辺りの収納アイテムを100円均一で買ってきてもらうのはアリだと思う。

ここまで収納したり、環境を整えるとやってやった感が勝手に芽生え
メンタル的にはだいぶ良かった。もちろん入院には最低限のものを置くのは前提だけれど、お見舞いなどもあり、絶対に物は増える。目に見える範囲がゴチャゴチャしているのもストレスにジワジワなるので注意。


■オマケ 環境が整ったものの…卑屈なワタシ


骨折のショックもあるが、日々色んな人と出会い、国内、海外も飛び回って
アクティブに生きてきたところを人生の急ブレーキをかけられたようで

『こんな時くらいゆっくりしなよ』
『神様が、たまにはゆっくりしてって言ってるんだよ』

など、気にかけてくれる友人たちの言葉に勝手に傷ついて号泣したりしていた。

『ゆっくりさせるために、骨折させる神様なんているわけないだろ!』
『あんなに痛い思いをさせてまでゆっくりさせるって、忙しいことは悪なワケ?』

と完全に捻くれた思考で、昼夜問わず、シクシクやっていた。
そんな骨折入院の日々は42日間、まだまだこんなの序の口なのだ。

To Be Continued➡️

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