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使ったことがない思考回路を育てる


オーストラリアに来てからライフスタイルがガラッと変わりました。

18歳で上京してからもう人生の半分近くを大都会、東京で暮らし続けてきた私が、キラキラしたビーチから歩いて10分足らずの緑あふれる家で暮らし始めて、文字通り鳥の鳴き声で目を覚ますようになった。

チュンチュンみたいな可愛いものじゃなくてもっとワイルドで騒がしく、正直イラッとしたくらいだけど自然と共に暮らすって、自然に暮らすってこういうことだよな。って思ったらイラッとした自分がひどくわがままなような気がして少し恥ずかしくなった。

私が東京に住んでいる1番の理由は「便利」だからだと思う。それは仕事する上で短い時間で現場に行けること、生活する上でやりたいことがやりたいときにできたり、欲しいモノが欲しい時に手に入ったりすることで、そういう意味で東京以上の場所はない。

上京した時はこの仕事するのに東京以外に住むことは考えられなかったし、静岡の田舎で育った私からすると東京に対する憧れもあって、東京に住んでみたい!と思ってた。

それにキャリアをスタートさせたばかりの私は来た球を全て打つようなフェーズで、全てのチャンスが生まれる場所にいる必要があった。

チャンスって特別な才能がある人には向かってくることもあるけど、大体は降ったり漂ったりしているところの近くに居て準備ができている人が掴むものだと思っていて、そのために私は東京に住むことにした。

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