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似合う色を着ると受注率が上がる!? 印象のプロに聞く「ビジネスに役立つ“パーソナルカラー”の秘密」

ビジネスにおいて、大切なものって何だと思いますか?

人の話を聞く力や時間管理術、雑談力など、さまざまなものがあるかと思います。そんななかでも、ビジネスパーソンが意外と見落としがちなのが「見た目の印象」。

実は人の印象は、7割が色で決まると言われているんです。似合う色の服を着ただけで受注率が上がったり、取引先に好かれたりする…というのは、一部のビジネスパーソンだけが知っていることだったりします。

そこで今回は、イメージコンサルタントとして、個人に合わせたファッション提案をする松村葉月(まつむらはづき)さんにインタビューを実施。
「ビジネスパーソンこそ味方にすべき、“色”の秘密」について詳しく聞きました。

松村 葉月(まつむら はづき)
イメージコンサルタント。関西を拠点に、型にはめない「ノータイプ診断(カラー+骨格)」を提供する。
西武百貨店(高槻市)、京都きもの学院、レトロ婚フェス、ウェディングイベント(グランフロント大阪)などで過去に800人以上を診断。
Webサイト:COLOR STUDIO Bell
LINE:https://page.line.me/232chcaz

落ちこぼれ営業が色を変えただけで成績UP!色の力に気がついた

カラー診断中の松村さん

──松村さんは、現在イメージコンサルタント(※以下 イメコン)としてご活躍されています。具体的にどのようなお仕事なのでしょうか?

松村さん:
イメコンは、パーソナルカラー診断と骨格診断を掛け合わせたものです。お客さまに似合う色と服を分析して、それらを掛け合わせたファッションやメイクの提案をします。コンサルを受けることで、見た目が格段におしゃれで好印象になるんです。

──もともとは会社員をされていたと聞きました。どうしてイメコンに興味を持ったのでしょうか。

松村さん:
まず、興味を持ったのが「色の持つ力」です。前職で飛び込み営業をしていたときに、オーナーさんから「あなたのブラウスの色、汚いわね」と言われまして…。

──なんとっ…!

松村さん:
ずっとその言葉が気になって、いろいろ調べていたときに「パーソナルカラー診断」を見つけたんです。すぐに受けに行ってみると、着ていたブラウスの色が、自分に似合う色と真逆だったことが分かりました。

そこからユニクロでラベンダー色のカーディガンを買って出社したところ、まわりの人からびっくりするほど褒めてもらえたんです! 実は私、入社してから半年間で新規契約を1件も取れていない落ちこぼれ営業で…。

でも、周囲に褒められて自信をつけて飛び込み営業にいったら、いきなり新規受注が2件も取れたんです!変えたのは営業トークでも提案書でもなくて、カーディガンの色だけです。

──カーディガンの色だけでそんな効果が!

松村さん:
そうなんですよ。色を変えたことで、まわりから褒められて自信がつき、仕事の結果も出た。これが、パーソナルカラーに興味を持ったきっかけです。

似合わない色を着ていると、受注率が下がる!?“無難な色”の落とし穴

カラー診断で使用する布

──ビジネスパーソンのなかで、仕事のためにカラー診断を受けている人は少ないと思うのですが、受けるメリットは何ですか?

松村さん:
メリットというか…そもそも、似合わない色を着ているだけで、商談の受注率が下がる恐れがあるんですよ。

──え!? どういうことですか?

松村さん:
人は、何かを見たときに最初に受け取る情報が「色」なんです。着ている色の情報がその人に似合っていたら好印象ですが、似合っていなければ第一印象がマイナスからのスタートになります。

特に飛び込み営業や商談などでは、名刺交換のときに第一印象がある程度決まってしまいますから、あとから挽回するのが難しいんですよね。

──似合っていない場合、具体的には相手にどんな印象を与えてしまうのでしょうか?

松村さん:
たとえば、オレンジは元気でスポーティーな印象があるかもしれませんが、似合っていない場合には「くどい」や「嫌味」という印象を与えてしまう色でもあります。

つまり、自分に似合わないオレンジを着ていると、あなたと話す前から、相手の脳には「あ、この人なんか嫌味だな…」という印象を植え付けてしまうんです。

色が与える印象について説明する松村さん

そんな「嫌味フィルター」がかかっていると、あなたの話の内容がすべて嫌味っぽく聞こえてしまい、なかなか良好な関係を築けなくなってしまいます。

それに、せっかくお金を出して買った服が、相手に嫌味な印象を与えてるなんて損ですよね。

──たしかに、残念すぎます…。ちなみに、白や黒、グレーといったベーシックカラーにも色の印象ってあるんでしょうか。

松村さん:
それが、実はあるんですよ。たとえば、お医者さんが着ているような、パキッとした白衣の色をイメージしてください。その人に似合ってれば、「都会的」「仕事ができそうなシャープな感じ」といった印象を抱きますよね?

でも、白は相手に緊張感を与える色でもあるので、似合っていない場合は相手が居心地の悪さを感じてしまうんですよ。その結果、「この人と相性合わないかも」という勘違いが相手のなかに起きてしまう場合もあります。

また、クリームっぽい白の場合、似合ってないときは肌が黄ばんでいるように見えてしまい、清潔感の欠けた印象になりますね。他にも、仕事が遅そうに見えることも…。

──仕事が遅そうに見えるんですか!? 白って無難なので、誰が着ても問題ないと思っていました。ちなみに、黒の場合はどうでしょう?

松村さん:
黒の場合は、色よりも質感が大事です。マットや艶がある黒など、スーツなら生地の質感で自分に似合う・似合わないを判断してもらえるといいですね。

──たしかに、質感によっては、チープにもエレガントにも見えますね。

松村さん:
間違えた質感のスーツを着ると、「安っぽいスーツだな」と思われることもあるので注意が必要です(笑)。

カラー診断を受けていない人でもできる、似合う色の見極め方

──自分で客観的にその色が似合うかどうかの判断をするって難しいと思うのですが、カラー診断を受けてない人でも似合う色を見極めるポイントはありますか?

松村さん:
自分で選ぶときは、首筋に服を当てて見極めるのがいいですね。たとえば、クリームカラーのような黄味感が強い白を合わせて、ちょっと肌が黄ぐすんで見えたり、分厚く見えたりする場合は似合っていない可能性が高いです。

逆に、肌に透明感が出たり、すっきり見えたりする場合は自分にマッチした色であるということ。自分のわかる範囲で当て比べてもらって、きれいに肌が見えるほうを選んでもらえればいいかなと思います。

──ちなみに、診断を受けていない人でも「この色は着ないほうがいい」という色はありますか?

松村さん:
正直にいうと、万人に当てはまるNGな色はありません。ただ、自分に似合わない色がわからない人は、好きとか流行とか、感覚で買っている場合が多いと思います。ですので、感覚で色を買わず、「理論的に似合うかどうか」を気にしてほしいなと思います。

もし、制服やスーツなどの指定があって、服装を大きく変えられない場合でも、アクセサリーやネクタイ、ボールペンや手帳を似合う色に変えて持つだけでも印象がグッと上がります

特にボールペンは、商談などの資料説明のタイミングで相手に見せることも多いので、自分に似合うものだと印象がよく見えるんですよ。まずは似合う色を知り、少しずつ取り入れていくといいと思いますね。

──そうなると、やっぱり診断を受けるのが1番ですよね。

松村さん:
そうですね。実は、カラー診断は30分の簡易版もあります。長時間のものに比べると、ざっくりした診断にはなりますが、把握しているだけでも、印象は一気に変わりますから、何も知らない状態よりも断然メリットがあると思います。

──簡易版なら忙しいビジネスパーソンでも受けられそうですね!

オンラインだと“色”がくすむ⁉ 画面を通じて好印象に魅せるコツ

── 最近はオンラインで人に会う機会も増えてきました。オンラインならではの色選びのコツはありますか?

松村さん:
オンラインだと画面にモヤがかかるので、実際よりもくすんだ色で映っています。そのため、発色をきれいにみせるために、くすみのない色を選ぶといいですね。

たとえば、今日、私が着ているこのブルーとか、オレンジとか。

画面越しに見える色について説明する松村さん

──なるほど! 実は、松村さんを見たときに、きれいな色の服だなと思っていました。避けたほうがいいくすみ色というと、どのような色ですか?

松村さん: ベージュやグレー、カーキ、マスタードなどですね。オンラインの場合は、普段よりも明るい色味を意識して、パキッとした色を着ると、フィルターを通してもきれいに映つると思います。

──ビビッドカラーくらいがちょうどいいんですね。メイクも少し濃いめのほうがいいのでしょうか?

松村さん:
そうですね。薄いと印象がぼやけちゃうので、チークなども「いつもより少し濃いかな?」くらいがちょうどいいです。

──ちなみに、照明の色によっても見え方は変わると思います。オレンジと白だと、どちらがいいんでしょうか?

松村さん:
人によって異なりますね。一概には言えませんが、イエローベースの人はちょっと暖色系のほうが、ブルーベースの人は寒色系のほうがきれいに見えることが多いです。

自分のベースカラーが分からない人は、照明の明るさを上げるだけでも印象は変わりますよ。

“色”は人生を変える力をもつ。カラー診断は、ビジネスパーソンにとっての最高の自己投資

──松村さんのお話を伺っていると、ビジネスパーソンにとって、カラー診断を含めたイメージコンサルティングは受けて損なしですね。最後に、診断に興味を持った方へメッセージをお願いします。

松村さん:
イメコンの診断はたった数時間ですが、人生を激変させるパワーを持っています。成績不振で悩んでた私自身も、「色」を変えただけで一気に成績が伸びて、本当に人生が変わりました。

診断結果は時間が経っても基本的には変わらないので、一度受けるだけで一生使える知識を得られることが魅力です。自分に似合う色を身につけると、周囲から褒められる機会も増えるので、自信がついて、自己肯定感も上がります。

不要な洋服も買わなくなるので、長い目で見るとお財布にも優しく部屋もスッキリしますよ(笑)。

最高の自己投資になるので、もし人生を変えたいと思う人はぜひ受けてみてください。

──松村さん自身が“色”でチャンスを掴み、人生を変えた本人ですから説得力があります。多くの人にサービスが届き、いい連鎖が起こると素敵ですね。本日はありがとうございました。

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「イメコンは、人生を変えるパワーをもっている」

色で人生が好転した松村さんだからこそ、その言葉には強い意志がありました。

無難なファッションを選んでいる人も多いと思いますが、その無難な服が、自分の印象を左右し、さらには人生を左右しているかもしれません。「変わりたい!」と思っているビジネスパーソンは、自己投資のひとつであるイメコンを受けてみませんか?

診断実績800人超のサロン「COLOR STUDIO Bell」

COLOR STUDIO Bell 〜人生を変えるイメージコンサルティングサロン〜

松村さんが運営するサロンは、型にはめない「ノータイプ診断」を採用しています。頭からつま先まで理論で分析し、その人にしか似合わない色やアイテムを提案いただけるため、診断の細かさや正確さは間違いありません。

「服で悩みたくない!」「悩んでいる時間がもったいない!」という方は、ぜひご覧ください。

<Webサイト・お申し込み情報>
Webサイト:
COLOR STUDIO Bell 〜人生を変えるイメージコンサルティングサロン〜

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〈取材・文=かなみ(@kanamin_koto8)/編集=いしかわゆき(@milkprincess17)〉

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