マッドデイモン主演のAIR/エアはビジネスマンは絶対観るべき映画

今日は「マッドデイモン主演のAIR/エアはビジネスマンは絶対観るべき映画」というテーマの文章を書きたいと思います。

Amazon original映画「AIR/エア」を鑑賞しました。

本作は、NIKEのバスケット部門がマイケルジョーダンとのパートナーシップ契約を結ぶ、そして、エアジョーダンを創造・開発する物語です。

監督はベン・アフレック。
主演はマッドデイモンが務めます。

いやぁ〜、マッドデイモンは素晴らしい役者ですね。優秀で、とても熱い交渉人でした。

この映画、ビジネスや投資、ブランド、デザイン、交渉などに興味がある人は全員観た方がいいと思います。

無論、ビジネスマンは必ず観たほうがいいと思いますし、ケーススタディとして会社内で本作の感想を話し合うといったことをやってもいいくらいだと思います。
それほど、ビジネスにおいてとても大切なことがギュッと詰まった映画になっております。

1980年代、NIKEは年間売上1,000億円ほどだったようで、その頃、まだ有名になる前のマイケルジョーダンとパートナージップを結ぶわけですね。
2023年のいま、NIKEの年間売上は6兆円超えなので、ざっと60倍以上大きくなっております。そして、スポーツメーカーで圧倒的No.1メーカーとして君臨しております。お洒落でカッコいいブランドのイメージがありますよね。

当時、スポーツブランドと言えばconverse、adidasが人気で高いシェアを持っており、NIKEはそこに歯が立たない状況だったんですね。

そこで、NIKEのバスケット部門は高校生の時から光る才能を持ってたマイケルジョーダンに目を付ける訳ですね。
なんとか25万ドルを工面してマイケルジョーダン獲得のために動きます。

マイケルジョーダン獲得のために奔走する姿やそのためのNIKEの戦略が秀逸なんですね。
マイケルの両親を説得するためにアポ無しで突然家に行ったり、そして、天才的な説得術でお母さんの心を掴んだりなど、痺れるような交渉がおもしろい。

また、「エアジョーダン」という、ジョーダンの才能や期待を込めたシューズをつくり、NIKE本社にジョーダン一家が初めて訪れた際に、プレゼンでそれを上手に披露するシーンなんかは感動です。
自分の名前を付けた商品をつくってくれるって、誰もが感動するでしょう。
商品名も秀逸だし、ロゴもかっこいい。

そして、マイケルのお母さんがNIKE側に提示した条件がまたおもしろいんですね。
素晴らしいビジネスセンスの持ち主だったんだなぁ、と。

見事にマイケルジョーダンはバスケットボール界のスーパースターになり、子ども達に夢や希望を与え続け、そして、そのブランドがNIKEやバスケットボール業界、世界に良い影響を与え続けていて、本当に素晴らしいですね。

本作のように、映画化もされ、更にNIKEやエアジョーダン、そして、マイケルジョーダンの価値は上がり続けます。

アメリカって、定期的にこういうスーパースターが生まれますし、それが長期的に大きな収益を稼いでいて、そういう所が強さの秘訣ですよね。

とにもかくにも、素晴らしい映画でした。
エンタメとしてもすごくよくできた映画ですので、とてもオススメです。

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