イモトのWi-Fi=知名度戦略

今日は「イモトのWi-Fi=知名度戦略」というテーマの文章を書きたいと思います。

今日は「最強知名度のつくり方」という本を読みましたので、その感想を書きたいと思います。

イモトのWi-Fiでお馴染みの会社社長である西村さんの書籍ですね。

とにかく、この本で著者が伝えたいことは、とにかくビジネスにおいては「知名度が重要」だということだそうです。
個人のビジネス戦略的にも自分を知ってもらうことが超絶重要だと。

シンプルだけど、この本を読み終えたあとは、なるほどなぁと思いました。

イモトのWi-Fiについては、売り出す前、そのネーミングについて役員みんな大反対だったそうです。
有名人の名前を商品名にするのはリスクが大きすぎると。
芸能界は水商売ですから、もしその芸能人が問題を起こせば、それが商品やブランドイメージを大きく傷付けてしまい、それがビジネスのリスクになると。

しかし、それを西村さんが押し切って、見事に大成功。
イモトはイッテQで世界を飛び回っておりましたから、イモト=海外旅行というイメージが多くの人々にあったし、それを見事に利用したということですね。

イモトのWi-Fi使ってみよっか、と言って海外旅行に行く日本人の姿が想像できますよね。

それをCMでドーンと宣伝する。
しかも、インパクト重視に振り切ったCM内容にして、視聴者の記憶に残す、という大胆さがこれまた素晴らしい。

また、個人的に良いなぁと思ったのが、いい人になるくらいなら、記憶に残るような人になれ、みたいな趣旨のようなことを書かれていたところですね。
やっぱり、個人の人生においても、知ってもらうこと、覚えてもらうことが大切です。

良い人も素晴らしいことだけれど、そこで終わらせるな、というメッセージの強さを感じました。

あとは、チャンスを見つけたら思いっきり突っ込んでいくところはビジネスマンとして見習いたいなぁと。

コロナ禍でイモトのWi-Fiビジネスが壊滅的状況に陥った時に、それをチャンスと捉えてPCR検査ビジネスに乗り出して、そこに思いっきり投資や宣伝を行ったというセンスや行動力はマジですごいなぁと思いました。

これがだめならこのプランに切り替えようという切り替えの速さはなかなか出来ることではありません。

色々と勇気をもらえ、マーケティングの参考になる本でした。面白かったです。

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