テレビはハラハラ感を売ってみては?

さっき、テレビでクレイジージャーニーを見ていたのですが、アフリカのサファリツアーに参加する、というものでした。で、めちゃくちゃおもしろかったので、note書きます。

番組企画としては、日本人の女性ツアーガイドや現地ガイド含め複数で南アフリカのサファリを見学するというものです。

まず、この女性ツアーガイドの方の知識や知見に基づくツアーの説明がとても勉強になるんですね。

たとえば、木に何らかの動物の死骸が乗ってたときは、これはおそらくヒョウがこの木の上でこの動物を食べてたんだと思います。なぜなら、他の動物にこの獲物を取られないようにこれを食べる必要があるからです。などの説明があったりします。

また、カバが突如現れたときは、これ以上近づくのは危険です。カバが自分達の縄張りに侵入してきたと思い、こちらに突進してくる恐れがあります。なので、この岩の上から見学しましょう。なぜなら、、、。みたいな説明があったり。

野生動物がたくさん生息するなかでツアーが進むので、こっちもドキドキです。

専門知識や知見がないと、本当に動物のエサになってしまいますし、日本人女性ツアーガイドの女性も、ほんとにルールを守らないとエサになってしまいますよ、と言います。

で、昼の撮影以上に興奮するのが夜の撮影です。

満点の星空が見えるというのが売りのようですが、そこに寝袋ひとつで寝ると言うんです。
ほんと、ライオンとかチータとかその辺にいる可能性は十分にあるところで。恐ろしいですよね。テレビで見ているこちらも手に汗握るほどハラハラしました。
実際に、ゾウが数頭現れて危機一髪みたいな感じでした。

声を出してはならない。
走ってはならない。

今回のツアーでは、このようなルールが徹底されてました。
そうしないと、動物の餌になってしまうと。

そして、ガイドさんたちは言います。
一番危険な動物はライオンでもトラでもゾウでもなく、「人間」だと。

現地では密猟が横行しているそうです。
たとえば、サイの角をとって、それを輸出して稼いだり、罠を仕掛けて動物を捕獲し、それを食べたりね。

最貧国に住む人たちも生きていくのに必死です。だから、リスクを犯してでも動物を殺したり、罠を仕掛けたりする。

しかし、現地には密猟者から動物を守るレスキュー隊がいて、彼等が巡回活動を行ったり、時には密猟者を捕まえたりしているそうです。

密猟者のなかには、ライフルやナイフを持っている人もいるそうなので、レスキュー隊も命懸けです。

ほんと、おもしろい番組でした。

久々にテレビに釘付けでした。
ワールドカップ以来の興奮でした。ほんとに。

テレビって、こういう教養バラエティー?ドキュメンタリー?みたいな番組を増やしてほしいなって思います。

視野が広がるし、勉強になるし、世界のことをもっと知りたいと思えます。

クレイジージャーニーはほんと面白い。

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