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怒りは天に預け、私は許すという選択

こんにちは。

華奈です。



今日は、ある記事を読んでいて

「ナンテヨムノコレ?」

と私としては初めて出会った言葉があったのでシェアとともに、「怒り」と「許し」について書いてみたいと思います。


【天網恢恢疎にして漏らさず(てんもうかいかいそにしてもらさず)】

こんな言葉を聞いたことがありますか?

諺としての知名度ランキングでいったらいかほどか?私には分かりませんが、

思わず目を引くようなビジュアルをしていますよね笑

特に、恢恢の部分なんて

「え?誤字?二回書いてあるよ!」

とツッコミたくなります。

そしてどこで区切るのかも分からない。


声に出して読むならば、

「てんもうかいかい そにして もらさず」

となるようですね。


どんな意味の諺なのか。

【天網】

悪人や悪事をのがさないように、天が張りめぐらした網。

【恢恢】

大きく広く包み入れるさま。ゆったりとしているさま。

【疎にして漏らさず】

荒い、おろそかな状態のようだが、漏れがない。


つまり、「天網恢恢疎にして漏らさず」は、

天道は厳粛であり、悪党や悪事は決して見逃すことなく罰を与える、という意味だそうです。


言葉を知るって面白いですね。


いやはや、この言葉を知ったのは

医療ミスで大切な家族の一人を亡くされた方の記事を読んだからです。

想像も遥かに超えるなんとも言えない感情が入り混じることと思います。

当然怒り狂うし、でも戻ってこないし、何してくれてんだ!って殴りかかりたくもなるし、場合によっては病院や医師の名前を世の晒し制裁を与える・・・なんてことも考えるかもしれませんよね。

分かる、と言ってしまうのは失礼な気がして、あくまで想像の中で、ですが。


さて、このエピソードから私が考えるキッカケをもらいました。

それは、

「怒り」と「許し」です。

(そういえば、『怒り』という映画もだいぶ印象的でした。豪華俳優陣が本気の演技で魅せてくれているので、是非見て欲しいです。2人以上がオススメです。)


怒る、ムカつく、おこる、腹が立つ・・・、

許す、許可する、容赦する、寛恕する・・・、


普段、どちらの感情を感じることが多いですか?


「あ〜ムカつく!なんでこうなの!?💢」

「あ〜OK、OK。許すわ!」(←なぜか地獄のミサワが浮かんだけど笑)



多分、怒りまで行かなくても

何かに怒ったり、ムカついたり、許せない!

と思う機会の方が多いのではないでしょうか。


それは当然なんですよね。

だって、「許し」は「怒り」が前提でなければ存在しないから。


意地悪な質問しちゃいました。


ただね、伝えたいことは、

怒ったり、怒り(いかり)が続く状態って、

しんどくないですか。


相手をイヤになったり嫌いになったり、

相手を必要以上に過小評価したりして、

結局そんな風に思ってる、自分が辛くなってきませんか。


私は、

自分がハッピーでいられる方法を選ぼう!派なので、

な何しろ辛いのがイヤなんです。

辛そうにしているのを見るのも心苦しいんです。


なので、自分がラクでいられる方法を選択しようYOということなんです。


起きたこと、目の前の現実、目の前の人を変えることはできません。

(人を変えられるように思っても、それはチカラによるもので、それは一時的なものに終始してしまいます。本当の意味で、人はアイデンティティレベルに対するマル付け🙆‍♀️をしてこそ、変化をしていける生き物のようです)


話が若干それましたが、

自分ではアンコントロールなものをどうするか?

はい、

①コントロールできるものにフォーカスをあて直す

②それが起こらないような仕組みや設計に変える

③起こったことを材料に楽しむ(糧にする、ゲーム感覚で捉え直す)


ひとまず、こんなところでしょうか?

怒りを生んだ出来事に対して、

許しを講じていくプロセスは私が思うに、

こんな感じです。


STEP1

思う存分ムカつきます。なんなら紙に書き殴ります。(相手にぶつけるのはまだ待って!)

ポイント👉感情は押さえ込むの厳禁!リリースこそ大事。


STEP2

「この怒りの根源はなんだろう?」と自分に寄り添ってあげる

(実際は、STEP1で紙に書いていくと既に出て来ている場合も多い)

ポイント👉怒りという感情は人にとって本来的なものではない。心理学では二次感情ともいわれている。つまり、怒りの下に隠れている「欲求」があって、それが怒りに転嫁されている。自分が得たかったものや感覚・感情を、ぜひ知ってあげてください。


STEP3

どうするか決める


私をこんな激おこぷんぷん丸にさせて出来事や相手に対して、自分がどうアクションするか、しないのかを決める。

対人の場合、将来的に建設的な間柄を築きたいのであれば、伝えてみるのもいいよね。

その場合は、STEP2で確かめた自分の欲しかったものについても触れると良いね。

(受け入れてもらいやすい伝え方のポイントがあるから別の記事にしてみます)


また、アクションしないという選択もありですよね。

ここまで来ると、許しという感情でないにしても、良い意味でどうでも良くなってたり、アンコントロールなことに気がついて、コントロールできるものにどう働きかけていくか?に視点が置けていると思います。



コレらはどちらの選択も、あるいはそれ以外でも「正」だと思います。

あなたが、自分にも相手にも真摯に向き合って出した答えなのであれば、それは間違いない。


大事なのは、

怒ってる方が何倍もラクなんですよね。

だって感情が赴くままだから。

だけど、なんか後味悪いっていうか、

体がだるいっていうか、

中期的にみたらずっとその状態引きずるのも不健康なわけです。

それは私たちの身体や感覚や気分で分かるでしょう?


私たちは何のために1分1分、毎秒毎秒生きているのか?


自分が幸せだったりハッピーでいられる瞬間を多く重ねた方が、

きっと人生のトータルが良さそうじゃないですか?

自分がラクで穏やかでいられる方向を選んでいきましょ♪

でも先のSTEP1は省いちゃダメよ。

自分の感情我慢してる人って、脳神経系にダメージくるからね。


ではまた!






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