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100年先を見つめて今日何食べる?

SDG'Sという言葉はいつ始まったのだろう?調べると2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標とある。

ビーントゥーバーチョコの販売を準備し始めた2013年、まだこの言葉は認知されていなかったが、私たちが輸入するビーントゥーバーメーカーはすでに持続可能な社会の実現をチョコレートで取り組んでいた。

オリジナルビーンズ代表のフィリップ (右)


たとえばオランダのORIGINAL BEANSは元国連職員であったフィリップコフマンが創設したブランドでONE BAR ONE TREEをモットーに掲げチョコレート1枚あたり1本のカカオの木もしくはシェードツリー*(*カカオが育つ際に守る役割となる日陰をつくる木をのこと)を植える仕組みを作っている。また嗜好品である以上グルメで美味しいチョコレートの追求ももちろん行っている。

ペルーピウラでは2020年までに621300本の木が植樹

ちょうどこのチョコレートを輸入し始めて10年になる。広告宣伝費も十分にかけられず、まだまだ日本で浸透しているとはいいがたいが選んでほしいチョコレートのひとつだ。添加物も一切ない。
今でも思い出すのはフィリップと初めて会った時のこと。「10年後の君のビジョンは?」と聞かれた。私はつたない英語でチョコレートを通して世界中の人が理解しあい平和で豊かな社会を作りたいというようなことを必死に伝えた。そして彼は何者かわからない英語も満足にしゃべれない私に日本での販売を任せてくれた。

この時から私の思考は未来から今を見る癖がついている。

今の日本で最も重要なのは、生活者としての私たちが何を選ぶかということが未来を作っているということだ。
例えばせっかく古式醸造している醤油には山ほどの化学調味料が入っていることがある。必要ないのに、これはなぜか?
消費者が「なるべく長期間腐らない、傷まないもの。便利でお手軽なもの,
そして安ければ安いほどいい。」を求めた結果生産者はその要望に応えてきたにすぎない。私たちが自分たちの利己的な理由で消費してきた結果が製品に反映される。

100年先を見つめて今日手にとる食品を選ぼう。あなたが選んだものがあなたがこの地球からいなくなった後の地球の未来を左右している。

#未来のためにできること #サスティナブル #持続可能な社会#チョコレートで#ビーントゥーバー  #オリジナルビーンズ


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