食材をそのまま楽しむ、簡単で充実した食事

母がきちんと美味しいお料理を、しかも何品も作ってくれる家だったので、料理はきちんと作るもの、というイメージでしばらく生きてきた。

結婚したら、朝晩の食事にお弁当・・・と、急に自分一人で二人ぶんのお料理を、慣れない家で作ることになり、初めの３ヶ月は生きるのに必死だった。

とにかく、きちんとしないと、と、思っていた。

時は流れ、だんだんとお料理の手の抜き方を覚えた。

そもそも外食や出来合いのものを買ってくるのもいとわない夫だったので、変に自分が頑張る必要も無くなって、作る時は作るけど作らなくても問題なし！な暮らしがとても快適になった。

ただ、外食が増えるとどうしても家の薄味の野菜の多い食事がしたくなる。

最近は、「料理というほどではないけど自分的に十分美味しくてヘルシーで時間もかからない食事」が定番になってきた。

最近の夕食。

・とろろご飯

・鶏ハム（塩麹漬け）

・ししとう焼いたやつ

・にんじんシリシリ風

・ブロッコリー茹でたやつ

・ゆで卵

・とろろご飯

長芋をすりおろし、だし汁としょうゆと生卵を入れて混ぜて完成。

だし汁はマグカップに少し「だしブレンド」を入れて少量のお湯で溶いたもの。

・鶏ハム

鶏胸肉の脂身を剥がし、パックに乗せたままフォークでプスプスさす。

アイラップに肉を入れて、塩麹と粗挽き黒胡椒を適量入れてモミモミしてしばらく置く。

鍋に湯を沸かし、アイラップごと湯に沈め、3分ほど中火で茹でたら火を止めて蓋をしてそのまま冷めるまで放置。

冷めたら薄切りにして完成。

・ししとう焼いたやつ

ししとうを洗ってヘタをカットし、油を敷かずにそのままフライパンで中火で焼く。

ほんのり焦げ目がつくくらい焼いたら、しょうゆとちょっとのみりんを回し入れて、お皿にもったら鰹節かけて完成。

・にんじんシリシリ風

にんじんをスライサーで細切りにして、そのままアイラップに入れ、ツナを半缶ほど、塩を入れて程よくレンチン。

すぐに袋を開けずにほどほど熱がひいたら胡椒とごま油を入れて完成。

・ブロッコリー茹でたやつ

ブロッコリーひとふさを全部一口大にカットして洗い、アイラップに入れて程よくレンチン。

固めに仕上げて、しばらく袋のまま放置して少し冷めたら取り出して塩胡椒。（すぐ袋から開けるとシワシワになるので、）

・ゆで卵

沸騰したお湯から8分半で半熟に。マヨネーズ。

全部ワンプレートに乗せて食べると片付けも楽。

アイラップづかいが激しいのでゴミ問題とかどうなの？というのは多少あるけど、洗物が断然減るし楽チンなのでかなりオススメ。

何度か使うと、食材によるレンチン具合がわかってくる。

鶏ハムはさすがに前日作ったものをやっと今日食べれる、という感じだけど他のものは結構すぐに出来上がるから、仕事から帰ってきても早い。

個人的にとろろはすぐできるのにリッチ感が出る（？）ので便利。

あと、困ったらブロッコリーに頼っている。

こんなに簡単に食べれて美味しいものはない・・・！

3日に1回は食卓に出す。（ただし、高いこともあるのでカリフラワーとバランスを見て決めている）

1つの素材を、焼くだけ、茹でるだけ、みたいな、簡単な食事が結構好きだ。

作るのも簡単というだけじゃなく、素材の味そのままみたいなものが多分好きなのだ。

だからお料理というほどではないけど、私にとってきちんとした食事ではある。

これからもこんな感じで、肩の力抜いた「素材を味わう調理」を続けていきたい。

明日は何作ろうかな。