Kanako Morita

国際/災害保健分野での大学講師。15年間の開発途上国でのフィールドワークから、現在は大…

Kanako Morita

国際/災害保健分野での大学講師。15年間の開発途上国でのフィールドワークから、現在は大学での講師業や講演活動を通じ後進の育成や、一児の母として子育ても楽しみつつ地域活動も楽しんでます。趣味は最近はじめた山岳会でのリードクライミングにはまりつつ、ペットのハムスターに癒されてます。

最近の記事

「LIFE3.0〜人口知能時代に人間であるということ〜」を読んで

今回の文献知の共有で、「ライフ3.0~人工知能時代に人間であるということ~」を担当しました。 本書は、マックス・テグマークが、人工知能が人類の未来に及ぼす深い影響を探求しています。  彼は人生の3つのステージを特定し、AIが社会に与えうる影響を検証し、倫理的なAI開発、安全対策、国際協力の重要性を強調しています。 テグマークはまた、仕事の未来、科学と探査におけるAI、AIのガバナンスと政策、宇宙の視点についても論じています。 「Life 3.0」に備えることで、AIが全人類

    • 学習する組織 システム思考で未来を創造する・・・の感想

      学習する組織 システム思考で未来を創造する 著者 ピーターMセンゲは、 マサチューセッツ工科大学(MIT)経営大学院上級講師、組織学習協会(SoL)創設者。 旧来の段階的なマネージメント・パラダイムの限界を指摘し、自律的で柔軟に変化しつづける「学習する組織」の理論を提唱。 20世紀のビジネス戦略に最も大きな影響を与えた1人と評される。 その活動は理論構築のみのとどまらず、ビジネス・教育・医療・政府の世界中のリーダーたちとさまざまな分野で協同し、学習コミュニティーづくりを通じ

      • 元 法務省職員(少年院や刑務所)鈴木育美さんの講話を聞いて・・・

        水曜日の朝活は、国内外でご活躍する先人の講話シャワーです。 講師 鈴木育美さん「半径3mの人間関係」~若手社員の孤立防止~ 元法務省職員(刑務所や、少年院など 現在、北海道大学 心理学部 教員 近年は若手社員の離職が多く 1費用の損失 2企業のイメージダウン 3知識やスキルの流出 4社員のモチベーション低下などに影響されている。 若手社員との嚙み合わなさ ・管理職や人事は… 失敗を恐れず、挑戦してほしい。会社のために一緒に働きたい ↓ どのように接して良いかわからない・

        • 「格差の起源」なぜ人類は繁栄し、不平等が生まれたのかオデット・ガロ―’(著者)を読んで・・・

          「格差の起源」 なぜ人類は繁栄し、不平等が生まれたのか オデット・ガロ―’(著者) イスラエル出身の米ブラウン大学経済教授。(経済学者) 「統一成長理論」の創始者であり、人類史の全過程にわたる発展のプロセスの理解と、停滞から成長への移行や世界規模の巨大な格差の要因、 与えられた影響などを生涯研究。本書は世界30か国で発行。 一部:人類はどうして「成長」できたか? ・ホモサピエンス誕生以来の人間の生活水準は生きていくことで精いっぱいだっや19世紀以降、平均寿命は2倍以上、一

        「LIFE3.0〜人口知能時代に人間であるということ〜」を読んで

        • 学習する組織 システム思考で未来を創造する・・・の感想

        • 元 法務省職員(少年院や刑務所)鈴木育美さんの講話を聞いて・・・

        • 「格差の起源」なぜ人類は繁栄し、不平等が生まれたのかオデット・ガロ―’(著者)を読んで・・・

          「私たちが国際協力をする理由ー人道と国益の向こう側」(著:紀谷昌彦+山形辰史)を読んで・・・

          PHAZEリカレント月曜日の朝活は「文献知の共有」として各メンバーで良書を紹介し合う時間です。毎週3冊の紹介があり、プラス読書の秋と位置づけたので"活字オタク”になってます… 今回は、外交官の紀谷さんと、経済学者の山形さん、国際協力の中枢で従事するお2人が、日本が取るべき国際協力の進路を指し示す競著の一冊をご紹介します。 いままで誇った日本の政府開発援助(ODA)供与額が世界一の時代から、いまや日本の経済力が低迷する中で、国際協力の理由付けは、「世界益」から利己的な位置付

          「私たちが国際協力をする理由ー人道と国益の向こう側」(著:紀谷昌彦+山形辰史)を読んで・・・

          PHAZEリカレント「The Meaning Note」著者の講話を聞いて

          PHAZEリカレント水曜日の朝活は 先人からの経験からの講話シャワーです。 今朝は(株)だいじょうぶ代表 山田知恵さんからの「チャンス」を見出す力の養い方の講話を聞かせていただきました。 「Meaning Note 」の著者である山田さんは 「自分だけのチャンスを見つける」と、人生を切り開く術として内省の習慣化を広げていくことを使命に、現在は大学や企業などでも講義をされています。 まず山田さんが、 「00 どうやって、この方法にたどり着いたか」について・・・ 2009

          PHAZEリカレント「The Meaning Note」著者の講話を聞いて

          PHAZEリカレント「異文化での探究物語」の講話をきいて

          #PHAZEリカレント 先人からの講話シャワー 水曜日のPHAZEリカレントは、第一線で御活躍されてきた先人から講話をいただく日です。 今日は、荒瀬秀夫さまより「異文化での探求物語~ビジネス・楽しみ・人生~」をテーマにお話ししただきました。まず最初の印象は、海外駐在歴20年 欧米亜など6か国、計80か国などへ滞在され「仕事の私、遊びの私」として公私ともにとてもご活躍された人生を歩まれてきた方だと感銘を受けました。 仕事では、深く戦略を練り考えつつ、欧州、アジア、中南米など

          PHAZEリカレント「異文化での探究物語」の講話をきいて

          PHAZEリカレント「経験を言葉に」する

          #PHAZEリカレント「経験を言葉に」する。 毎週、金曜は「経験を言葉にする」と、 きょうは、2名の方から自分史を12分で発表いただきました。 他業種の方と名刺を交換する中で、仕事について聞くことはありましたが、 生まれ、育った環境、生育期からの学びや気づき、自分の特徴、 また学生時代の出来事や、就職先としてその仕事を選んだ理由など、社会人となってから得た経験や洞察はプロフェッショナルの仕事人としての意思の強さを感じました。 今日は傍聴しながら、 「自分で気づき学ぶ努

          PHAZEリカレント「経験を言葉に」する

          PHAZEリカレント「リアルとサイバーの融合する社会を目指して」の講話をきいて

          #PHAZEリカレント「講話シャワー」 毎水曜日は、先人からの講話をいただく朝活の日です。 今日は、NTT DoCoMo創設者の辻村清行さんから「リアルとネットが融合する社会」をテーマに講義いただきました。 DX(デジタルトランスフォーメーション)について、わたし自身は、年末年始にロサンゼルスで2週間過ごし、アメリカ人の友人たちの暮らしの中でAIがかなり浸透しているのに驚いた場面が多々ありました。 友人家族は、国境を超えオンラインゲームを楽しみつつ、子育て中の友人は食卓

          PHAZEリカレント「リアルとサイバーの融合する社会を目指して」の講話をきいて

          朝の学びPHAZEリカレントがスタート。

          #PHAZEリカレント 今日から10月がスタート。そして今年も残り91日です。 朝のリカレント学習をはじめました。 以前から気になっていたリカレント学習のコミュニティーです。 日常では、大学で講義をしたり、講演準備したり、事務作業などなど・・・ そして日々の暮らしの中では、家事育児だけでなくPTAや町会活動などの責務があったり、また今年はじめてしまった山岳会では山行やトレーニングをしていると気づけば時間だけ経過し、なかなかじっくり座って文献を読んだりまとめたりまでができない

          朝の学びPHAZEリカレントがスタート。