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PHAZEリカレント「リアルとサイバーの融合する社会を目指して」の講話をきいて

#PHAZEリカレント 「講話シャワー」
毎水曜日は、先人からの講話をいただく朝活の日です。

今日は、NTT DoCoMo創設者の辻村清行さんから「リアルとネットが融合する社会」をテーマに講義いただきました。

DX(デジタルトランスフォーメーション)について、わたし自身は、年末年始にロサンゼルスで2週間過ごし、アメリカ人の友人たちの暮らしの中でAIがかなり浸透しているのに驚いた場面が多々ありました。

友人家族は、国境を超えオンラインゲームを楽しみつつ、子育て中の友人は食卓にいる時間が長いので、AI内蔵の冷蔵庫に向かって、電気をつけて
て!消して!音楽をかけて!と、冷蔵庫にニュースや検索エンジンなど指示する姿が目新しかったです。

さて、今日のPHAZEリカレントの講義は、「リアルとネットの融合する社会を目指して」がテーマと、Degital Transformation の概要から、いまのAIの社会実装として、社会インフラや災害対策、農業省略可、製造工場、医療画像、自動翻訳などが活用されつつあると、

いまこのPHAZEリカレントに参加する年代(40歳以上)は、他分野でさまざまな経験値を積まれており、その経験知も深層学習に取り入れるチャンス!!!!!と、わたしも、いろいろ仮説検証をしてみようと思っています。

人間とAIの共生として、最も大切な課題は「何に気をつけらければならないか」ということ。

1:検証性、透明性 2:サイバーセキュリティー(リアルorフェーク)3:格差 4:プライバシー 5:人の共感力。特に、わたしの場合「人=ヒト」と接することが多いので、共感力(知覚や直観、問題設定、異常値の対応など)が低下しないよう、感受性を磨きつつAIと共生する道を模索したいと思います。あと6:インフラリスク(災害リスクなど)などに考慮することが大切です。

また興味深かったのは、DX(デジタルプラットフォーム)で欧米企業が情報保持していることに対して、いまや世界一の人口になったインドでの取り組みです。
インドのIndia Stackでは「Aadahaar:アダール」というデジタルIDを発行し、すでに13.5億人の登録者数である。
4つの基本情報(1.名前2.性別3.住所4.生年月日)
3つの生体情報(1.顔写真2.指紋10本3.虹彩(両目)
12行のAadahaar番号で、IDがデジタル上で発行されます。

インドでは人口の半分ほどしか銀行口座を保持していないため、このAadahaarアダールを利用すると、365日24時間リアルタイムで銀行口座間での送金が可能であり、運転免許証、居住証明書、接種証明書などをデジタル上に保持することが可能であり、インド政府はグローバルサウスにこの手法を展開したいと考えているそうで、新興国が主導として素晴らしい取り組みだと感じました。

世界の諸問題、特にいまの気候変動や食料危機、格差の課題に対して、DXでもアプローチが期待されます。

そして日本でも同様、欧米や西洋諸国の模範でなく、日本に適したリアルとデジタルが融合したみんなが使えるシステムがあれば。
日本は災害大国であり、いまの超高齢化、少子化など、日本は経済的に、また人々の教育水準も安定しているため日本独自のシステムが開発されれば、日本の発展に寄与されるということでした。

いまの日本での「地域コミュニティの取り組み」の実例です。
新潟県山古志村(人口800人)の過疎地域では、電子住民票「山古志村デジタル村民総選挙2022年」では、デジタル住民が800万人突破し、限界集落での村落開発がすすめられています。

わたしの国際協力分野の友人が、この山古志村のデジタル住民になっており、開発途上国での村落開発と同様に、デジタルを活用した地域開発の実践が広がっていることに胸が熱くなりました。

また岡山県奈義町「子育て応援宣言の町」として高校生まで医療費自己負担なし、子育てアドバイザーの配置、ちょっとだけ働くをマッチングする施策で、合計特殊出生率が1.41から2.95人と地域活性化での成功事例があるそうです。

「リアルとネットの融合する社会を目指して」
わたし自身が、DXを取り入れていくポイントや、留意点など学ぶことができました。

明日も早起きして、学びます。♡多謝♡



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