【希望】キッザニアを学校化
「〇〇ちゃんは将来何になりたい?」
誰かしらは子供の頃に何回も聞かれたことがあるだろう。
テレビなどでもそういった場面はよくある。
私自身、その質問への答えは「お花屋さん」「ケーキ屋さん」だった。
子供の頃から「仕事」のことなんて考えないし、そもそも「お花屋さん」「ケーキ屋さん」がどんなに大変で、あくせく働いているのかもわからずに答えている。どういう仕事をしていて、何が必要で、それが自分に合っているのか。そんなこと、そりゃあ子供じゃわからん。
そんな子供に対し、「仕事」の道筋を無理矢理提供されるわけだ。
当時は答えないといけないという衝動に駆られ、適当に答えた。親が喜びそうなもの。
「仕事」なんて一括りにしてしまっているが、ご存知の通り仕事なんて数知れず多くある。子供には見えていないところまで事細かにある。
全てを見通せていない時に。全てを理解していない時に、「将来」の話を持ち出されちゃ、子供は困る。少なくとも私は困った。
だからキッザニアって画期的だと思う。
子供のうちから「仕事」ができるから。
これだともう、自分の合う合わないが分かる上に、仕事の大変さ、奥深さ。特にお金の動きも少し分かるっていうのも良い。
もちろん、本来の仕事とはかけ離れているかもしれないけど、少なくとも子供の「経験」にはなる。
その経験を踏まえての「将来は何になる?」の質問への答えはそりゃもう、目を輝かせて答えられると思う。
というか、キッザニアを学校化すれば良いのに。
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