生きにくい世の中

生きにくい世の中になったな、物理的にも精神的にも。

最新の情報を届ける人に頭が下がるけど、「どこでフェイクや偏りが挟まれてきたかわからない」という恐怖が消えない。

メディアに対する人々の不信感は、コロナ禍でさらに大きくなった。

ウクライナで起こる今の状況にしても、わたしと同じように、疑いすぎて発信を拒んでいる人がいるんだと思う。

どんな場所にも自分には理解し難い人はいて、お金は汚くて、「どうか悪人以外は誰も苦しまないで」と、祈ることしかできない自分は残酷。

地球のどこかで誰かが死にかけていても、私はいつも通り納期に追われ、カフェでコーヒーを飲み、コロナはもう怖くないけどやっぱりかかるのは嫌だな、なんて、自分のことばかり考える。

残酷で、でも間違ってはなくて、不気味な世の中。

結局、自分と自分の愛する周りの人のために明日に備えることしかできない。なんだか、胸を張って生きにくい。