金井不動産

有限会社 金井不動産 神田を中心に50年以上地元に愛されてきました。 ひとえにお客様の…

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有限会社 金井不動産 神田を中心に50年以上地元に愛されてきました。 ひとえにお客様のおかげと感謝しています。 公式HPにて【特選物件】を公開しております。 http://www.kanai-r.co.jp/

最近の記事

連休中の事故対応について

水漏れに代表する事故の障害は不思議と連休中に発生します。 もうすぐゴールデンウィークを迎えます。 長い会社は10連休というところもあるでしょう。 我々、仲介業者は備えておかねばなりません。 管理を受託している会社は、連休中も24時間受付体制を作っています。 問題はオーナーの自主管理をしている物件を扱う小さな仲介業者です。 水漏れ事故が起きて、SOSがオーナーから来た時、自主管理だからと突っぱねるわけにはいきません。 連休に入る前に、万一に備え、水道会社・電気会社等との連

    • 小企業倒産の激増の理由は?

      その主たる原因はゼロゼロ融資ではないかと思う。 コロナ渦が最盛期の頃、マスコミは政府・自治体に対し、[企業への支援の遅れ]と激しく批判した。 その批判に影響を受けて、もともと弱っていた企業に甘い審査で大きな融資を許した。 そして、しばらくの延命はできたが、いよいよ返済時期にさしかかった現在、彼らが行き詰ったことが現状だと思う。 もう一つの原因は円安。 多くの小企業は海外から商材を仕入れ、加工して販売するビジネスモデルで回っている。 急激な円安で行き詰ってしまった。 経

      • 金利の変動性

        いよいよ日本もマイナス金利、低金利の政策が終わり、これからは金利の上昇に対応していくことが大事になりました。 住宅ローン金利はすぐには上昇しないでしょうが、20年30年のローン期間内に必ず影響を受けます。 一部都心の過熱したマンション価格に無理にギリギリのローンを組むことはおすすめしません。 将来の長い期間には思わぬ出費(病気、リストラ、修繕費、教育費等)が起きる可能性があることも頭に入れておいてください。 最近は資産形成についてのニュースが沢山流れていますが、投資目

        • テナント様の選別の重要性

          アパートマンション、オフィス等のオーナー様にとって、需要の一番多いこの時期に何としても空室を埋めたいと必死にご努力されていることと存じます。 テナント様の大半は善良な方々ですが、中にも トラブルメーカー もおられます。 ご入居いただくか否かの入口はとても重要です。 信頼できる仲介業者が十分調査した上でお連れした場合でもすべてを丸投げすることは危険です。 オーナー様自身、長い人生経験に基づいて、いわゆる【目利き】をすることが大事です。 できれば契約前にテナント様の代表

        連休中の事故対応について

          テナント様募集のタイミングは【今】です

          この3月&4月はマンション・アパートもオフィスも需要が一番高まる時期です。 この限られた期間にテナント様にご入居いただくことはとても大事です。 多少の賃料を下げても、フリーレントを付けても、まずはご入居いただくことを最優先に考えましょう。 また募集を開始して、初1番目にお声をかけていただいたテナント様を大事にしましょう。 長らく物件を探し求めていたテナント様だから声を掛けてくれたのでしょう。 条件面でも合いそうだと思ってくださったのでしょう。 多少の条件は飲んで契約いたしま

          テナント様募集のタイミングは【今】です

          今、賃貸アパートやマンションを建てる時期か?

          答えはNOです。 今まで世界経済を牽引してきた中国は、不動産大手[恒大集団]の清算に代表されるように、不動産バブルが弾け、これから大きな不況に陥りそうです。 アメリカも記録的なインフレで、住宅販売は大きく落ち込んでいます。 日本は貸出金利が上昇しつつあります。 加えて資材費・人件費の高騰で建築費は大きく上昇しています。 一方、入居する人達の賃金は小さな上昇です。 また小企業はゼロゼロ融資の返済期限が到来して倒産数が大幅に増えています。 借りる人の支払い能力が低いままです

          今、賃貸アパートやマンションを建てる時期か?

          フランク・ロイド・ライトの建築

          フランク・ロイド・ライトの建物が好きです。 現在、回顧展が全国巡回しています。 先日、汐留の会場に行ってきました。 沢山の人達が会場を訪れていました。 日本での代表的な建築は、1968年に解体され本館だけ明治村に移設されている帝国ホテルです。 建築家だった父に連れられ、何度となく訪れました。 現在の帝国ホテルもライトの面影は残っています。 直線的な枠組や、茶色系統の色調で落ち着いた雰囲気をもたらしてくれます。 数年前、アメリカ シカゴ郊外のオークパークにあるライトのスタ

          フランク・ロイド・ライトの建築

          【小規模ビルオーナー合戦時代が到来!?】テナント様離れを防ぐためにできるワザ5選

          [小規模ビルのオーナー様へのご提案]  小規模のマンション・貸しビルを所有のオーナーの皆様と今後の方向を考えたいと思います。  世界の不動産の状況を見てみると、中国もアメリカもヨーロッパもうまくいっていません。そして、長く不動産業を営んでいると、1990年代のバブル崩壊が大きなトラウマとなっていて、いつも警戒心が抜けません。今の都心のマンションの価格の高騰、沢山の自治体を巻き込んだ再開発ブーム等にも警戒心が抜けません。 都心では、超大型プロジェクトが目白押しですが、できた何

          【小規模ビルオーナー合戦時代が到来!?】テナント様離れを防ぐためにできるワザ5選

          ”床に落ちている犬” 2023年まとめ

          (本日は社長ではなくスタッフがお送りします…) 社長宅では保護犬2匹がのびのびと自由に暮らしています。 私はそんなワンコズが無防備に床に落っこちている(!)ところを見るのが大好きです。 安心しきった姿を見るとこっちもリラックスできるというか… とにかく"床に落ちている犬"は最高なのです!! いかがですか? 滑稽な姿の中にあるこの愛おしさたるや…‼ と個人的な犬愛の話はここまでにして。 今年も残すところあとわずかとなりました。 本年も格別のご愛顧を賜り厚くお礼申し上げます。

          ”床に落ちている犬” 2023年まとめ

          リモートワークについて

          コロナ禍も落ち着いてきましたが、リモートワークはすっかり仕事場に根を下ろしたようです。 それでも最近は沢山の職場が出社するようになり、電車も混んできました。 週末の盛り場も盛り上がってきているようです。 コロナ禍全盛時に、ZOOM飲み会をしましたが、全く盛り上がりませんでした。 飲み会特有の本音など全く出てこず、嬉しいんだか、悲しいんだかもわかりませんでした。 複数人が同時に話すと誰が何を言っているのか分からず、話が続きませんでした。 会議でも圧倒的に遠隔の人からの発言は少

          リモートワークについて

          空き部屋をなくそう

          オーナー(大家さん)にとって空き部屋が出ることはとてもつらいことです。 特に近くに新しいビルやマンション・アパートができたときは、テナント様が移動してしまいます。 早くテナント様を見つけたいところですが、これだけは守ってください。 1 原状回復はすぐ行う 費用が掛かるからと言って、次のテナント様が決まってから行う、というのはだめです。 先行投資になりますが、お部屋は商品です。 いくら入居後きれいにしますといってもお客様は現状を見て判断します。 汚れた部屋を見て決めてくれるテ

          空き部屋をなくそう

          スクラップ アンド ビルドの評価

          近年、都会では再開発事業の名のもとに、スクラップ アンド ビルド(破壊と創造)が目白押しです。 予想される大地震に備え、耐震・耐火のための街づくりは必須です。旧耐震の建物密集地帯や幹線通りに面して老朽化した建物が立ち並ぶ地域は一刻も早く再開発すべきでしょう。 しかし、まだ建築間もない新耐震基準の建物まで壊しているのも見かけます。 なぜそんな無駄をするのかと疑問に思います。 当時、その建築にも大きなお金と労力をかけたはずです。その分はこの国の資産からは消滅してしまいます。

          スクラップ アンド ビルドの評価

          不等価交換

          元々減価償却する建物と減価償却しない土地とは水と油のように全く性格の違う資産です。 それを現時点での金銭価格だけで交換することは等価交換ではなく不等価交換です。 建物は何十年かすれば価値はゼロに近づきます。 土地は何十年後かには今の何倍の価値になります。 したがって、現在土地のオーナーは土地を死守することをおすすめします。 老朽化した建物のオーナーで、どうしても独力では建て替えが困難なオーナーのみが数十年後の土地の価値と見合う価格で交換を考えるべきでしょう。 神田駅周辺

          犬は可愛い【ペット可物件の注意点】

          我が家は犬を飼い始めて40年以上になります。その間数か月を残して、犬のいない生活はしていません。1匹目は17年。2匹目は14年、数年ダブっていますが3匹目は14年そして4匹目が3年です。 1匹目と2匹目は亡くなりましたが、3匹目と4匹目は元気です。 1匹目は娘が小学生の時、避暑地で捨てられていたのを連れてきました。2匹目は縁あって沢山生まれた秋田犬を譲り受けました。3匹目と4匹目はいずれも保護犬です。どの犬も可愛く、1匹目以外は家の中で飼っています。 こうなると犬とはいえ家

          犬は可愛い【ペット可物件の注意点】

          中国の不動産危機は日本に飛び火するか?

          答えはYESです。 中国の不動産危機は今に始まったわけではありません。 僕の個人的なエピソードですが、 2010年の上海万博の折、上海周辺のマンション、事務所群を見学しました。 上海中心部は、華やかで日本の大手デベロッパーもたくさん進出して超高層ビルが立ち並んでいました。しかし一歩郊外のビル群は空室が多く、建築途中なのに工事が止まっているのが散見されました。 1990年初頭の日本のバブル崩壊から20年経っていましたが、すでにバブル崩壊の予兆を感じていました。 しかし中国は

          中国の不動産危機は日本に飛び火するか?

          神田に根差した不動産屋

          当社は創業1970年です。 53年間神田一筋に不動産仲介業をやってきました。 この間、高度成長、バブル崩壊、リーマンショックそして近年の再開発ブームや都心部の異常なマンション価格の高騰をじっと見てきました。 いつの時代も飲食、事務所、住居の需要は人々の支払い能力にあった適正な価格に落ち着きます。 それは売買も賃貸も同じです。 一時的な風潮に流されず、将来を見据えて、お客様が後悔しないようにアドバイスしながら、物件をご紹介してまいります。 内見は必ず当社社員が同行いたします

          神田に根差した不動産屋