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#1年でBリーグ全アリーナ制覇の旅 旅行記 福岡編(42/54:Second Heaven)


はじめに

どうも。ウマ娘3期は初手曇らせから始まりましたね。はおーです。
現在3話終わり。こっから先のキタサンブラック、戦績だいぶえげつないけどどう話を組み立てるんだ……?

さて、42回目にして初の九州チームです。今回は3/10(金)に観戦したライジングゼファー福岡編。B1でも戦った事のあるチームの現在地、どんな感じなのかしっかりと観察してきました。
例によって昨季のお話となってしまいますが、何卒ご容赦くださいませ。

旅の記録・福岡編

二度とLCC使ってやるかと思っちゃった

ねえどう思います?朝起きてメール見たらLCC業者から「機材繰りの為、欠航になりました」という旨の連絡があったんですよ?翌日以降なら無料で振り替えられるものの、既にゼファーのチケットを取っているから今日行くしかないんですよ?

引くに引けない状況なので、飛行機当日券よりも少し安い新幹線で移動開始。
俺なんも悪くないのに2万円の追加出費。

乗り継ぎ含めおよそ5時間。博多駅に到着しました。文句は言ったけど無事ついて良かった。
九州に降り立つのは随分久々な気がします。

何はともあれ疲れたので、一旦九州名物とんこつラーメンを補充。
博多らーめん ShinShin煮卵入りらーめん
都内では中々食べられないレベルの極細バリカタ麺を頬張ると、改めて福岡来たなあという気分にさせてくれます。
ここのラーメンはネギも沢山乗ってて薬味好きにはたまらない。

この日はナイターゲームなので、試合開始まで少し時間があるという事で、福岡市博物館へ向かうことに。

福岡自体が日本の中でも凄く歴史のある方の土地なので、古くは縄文時代から現代までの様々な史料が展示されており、歴史にわかの自分でも中々に楽しめる施設でした。
目玉の展示物である金印は当時別の博物館で展示されていたらしく、複製物が置かれていた事だけが少し残念。でも、また行く理由ができましたね。

西鉄ライオンズや福岡競輪に関する展示まであって、本当に福岡の歴史に関するものなら何でも置いてあるんだな……と感心しました。
今まで行った博物館の中でも5本の指に入るくらい面白かったです。ボリュームも多すぎず少なすぎず丁度いい。

竣工当初はそれなりに沸いたもんで

そんなこんなで日も傾いてきたので、今回の目的地へ移動。照葉積水ハウスアリーナへ到着です。

福岡アイランドシティという埋め立て地に建設されたアリーナで、竣工は2018年とBリーグ創設後。とても新しいアリーナになります。
とは言え、興行用の施設というよりは市民体育館としての側面が強く、地域の様々な大会やスポーツ教室での利用が主な用途となっています。
まあ、福岡のアリーナというとマリンメッセなど著名な場所もそれなりにあるので、施設の住み分けはできていますね。

ロビーの壁にはスポーツ選手を中心とした様々な著名人のサインが埋め込まれています。
こちらはオリンピック・スウェーデン代表選手達のサイン。キャンプを福岡でやっていたのかな?
Bリーグの選手達も、ゼファーのみならず様々なサインが残されているので、壁一面見ているだけでも楽しめる施設です。

グッズやグルメなどの機能は全てアリーナ内に集約されていました。
この日は動員数もそこまで多くなく、ロビーも快適。4000人規模とかになると流石に混雑してくるのかな?
グルメのお店もそこまで多くはない中で、殆どのお店がアルコール飲料を販売している事が気になりました。売り切れている種類もあったし、ゼファーブースターの方は試合中アルコールを飲まれる率が高いんですかね?

という訳で観戦。この日の対戦相手は青森です。

座席の作りはめちゃくちゃ滋賀ダイハツアリーナに似ています。
体育館としての機能が先行しておきながら、どこからでも見易いアリーナとなっています。
座席幅もそれなりに確保されていますし、窮屈さは感じません。
最近建設されたアリーナではあるものの、2階だとドリンクホルダーがないのが少し残念ではあります(1階は不明)。

ゼファーの特色は電飾
この大きなリボンビジョンもさることながら、その下にある謎の5台の光
これは扇風機のような光を出す羽が超光速で回転する事により、選手などの映像を出力するという変わった電飾となります。
写真だとどうしても羽が止まってしまい、映像をくっきりとお伝え出来ないのが歯がゆいところ。これは是非現地で確認してみてください。

この他にも四面ビジョンが設置されていますが、プロジェクターのように出力を行っている関係上あまり見えやすくないという欠点があります。

試合は73-59で福岡の勝利。すみませんスコアボード撮り忘れました。

金曜のゲームだからかわかりませんが、お互い状態自体は中々上向かなかったように思えます。上手くオフェンスを作ってもフィニッシュのところで甘くなったり、ディフェンスの足が動き切らなかったり。
その中で福岡がマンツーとゾーンを効率よく使い分け、尻上がり的にディフェンスの質が上がってきたことが試合の決め手になりました。結果ゼファーは59失点。いい勝ち方だったと思います。

ゼファーは外国籍がオフェンスの起点になっていたものの、アテンプトのバランスは非常に良く、ここが青森のディフェンスを惑わせる要因となっていました。
ハリスFG5/6の16得点大塚グリンがそれぞれ15得点コッツァー14得点と、73点というミドルスコアながら4人2桁得点がいることがその証明だと思います。

青森は外国籍が2人のみという事もありましたが、先述の通り、福岡の細かな守備戦術の変更に終始振り回される展開でしたね。攻撃でも守備でも常に後手に回ってしまった印象です。ただこのチームは若手選手が主体なので、こうした頭を使う展開の試合はいい経験値になったと思います。
スタッツだと池田が無得点ながら6アシスト、後はデイビス17得点あたりが目立ったでしょうか。

ビーコルポイントは青森のホール。アスレチックタイプの若き日本人ウィングですが、この日はシュートタッチが中々合わず3得点止まり。
でも、チームの中では2ndユニットの中でもシュートの優先度を高く置いてもらっていますし、中々Bリーグにいないタイプの選手なので、今後の成長曲線が楽しみな選手の1人です。3Pの率がシーズン通してもう5%良くなってくれれば……。

ジン社……。誰がうまいこと言えと。

住み続けたら体重えぐいことになりそう

試合後は福岡へよく行く知人からもつ鍋の名店をおすすめしてもらいました。
それがこちらの前田屋

まずはゴマサバ。以前都内の九州居酒屋で食べて以来ハマっていて、一度本場のゴマサバを食べてみたいと思っていたんですよね。
思ったより胡麻感が強くなく、という事は鯖の旨味をしっかりと味わえる一品に。都内で食べたものだと胡麻の量やタレが結構強めだったから、こっちの方が好きだなあ。
あ、もちろん傍らには日本酒を用意して飲んでます。ご安心を。

そしてこちらが今回のメインディッシュ、味噌もつ鍋
思った以上ににんにくが効いたスープでしたが、それがプリップリのもつと相性抜群。にらやキャベツなどの野菜も風味で負けておらず、全体的に脳と胃にガツンとくるお味。最高に美味しかったです。

シメはちゃんぽん麺をチョイスして、飛行機欠航の憂さを晴らす事に完全に成功。ありがとうもつ鍋。ありがとう福岡のうまいもん。

この後は翌日のバス移動に備え、早めに宿へピットイン。即就寝と相成りました。

あとがきとおまけの1枚

福岡は初訪問でした。

アリーナが新しい事もあって、バスケットボールエンターテイメントの雰囲気は十二分に作れているホームゲームだと思います。
先述の電飾系は勿論、キッズが楽しめるブースや複数の飲食店など、あと意外とグッズ売り場も充実しているんですよね。
何か派手なものがあったりという訳ではなく、それぞれの規模も普通ですが、その分B2の中ではお客様へ楽しんでもらうためのネタが多いように感じます。広く浅くで、その広さがかなりの広範囲って言えばいいのかな。

ただ、この日は平日という事もありますが、どうしても箱の大きさやチーム側のホームゲームに対する力の入れように対して、中々集客がついてこないという現実は垣間見える部分もありました。
福岡県は野球とサッカーがかなりの人気を誇っている地域でもあり、一見他スポーツが割って入る隙がないように思えてしまいますが、例えば広島なんかはそのような状況から現在はかなりの盛況まで持ってくることに成功しました。
ゼファーもそうした起爆剤が何かあればいいんですが……。

とは言え、もし何か集客のトリガーがあって新規のお客様がどっと来場されたとしても、ここはリピーターを掴む事ができるだけのエンターテイメントを用意できているとは思います。

黒田官兵衛は福岡より兵庫の印象が強い(?)

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