見出し画像

Well-Being経営

幸福経営実践研究会

「社員も経営者もしあわせである経営」そんなことを考えながら実践するコミュニティを5年前に創りました。それが幸福経営実践研究会という経営者の自主勉強会のコミュニティです。
一年に一回、特別勉強会という企画をしているのですが、一昨日と昨日実施したので、今日はそのことについて書いてみようと思います。

スェーデントーチを囲んでダイヤローグ

スェーデントーチを囲んで対話を

勉強会や研修というと、室内で行われることも多いかと思います。今年度は自然の中で経営者自らがWell-Beingを体感できるようにと北九州市のソラランド平尾台(平尾台自然の郷)で計画していきました。
なぜ自然なのか。。今は、多くの情報に囲まれていて絶えず神経を使っています。こうやってパソコンに向かって文章を書く間にもメールやメッセージといった一方的に送られてくる情報が溜まっています。言葉や動画は常に満ち溢れていて、それをどうやって消化しようか。ぼーっと動画を観ている時間ももったいなくて倍速で動画を観る時代です。情報から離れてみる。気持ちの良い季節に自然の中に身をおいて、自分のうちなる声に耳を傾けるために自然の中を選びました。

ディスカッションではないのか

対話というと、イメージは人と人とのやり取りや小グループで一つのテーマについてディスカッションするというものがわかりやすいかもしれません。スェーデントーチの炎をみながら、自然とでてくる自分の言葉をその場に出すということ。「なんだ、そんなこと簡単じゃないか」と思われるかもしれませんが、言葉にならないなんともいえない感情がわいてくるものです。経営者には、社員にむけて、社外の方々にむけてメッセージを発信し続けている方も多い。誰もがうなるような話し方、論破できるようにと練習を重ねている方も多い。でも、人が共感するにはそれだけではないものがあります。

組織の中で行動するには

行動し続けるためには、内側から沸き起こってくる気持ちが大切になってきます。やらされ感だったり、負担感があればどこかで息切れしてしまうし、重い空気に圧迫されていきます。自分のうちなる気持ち、湧き上がってくる気持ちをともにわかちあえればもっとより良い組織で行動できるのではないでしょうか。湧き上がってくる気持ちとはどういったものなのか。まずは経営者が体感することが必要と考えました。

焚火に言葉をだす

火を観ている温かさも自分の内なるざわつきにも気が付いてくる。
言葉をだすといっても雄弁に話すわけではない。声にならない言葉もあってざわざわすることもあります。そのざわざわはなんだろうとまた火をみてくると、なるほどな。自分の内側にある想い、感情に心が動かされているのを感じてきます。

何かまとめるのではなく、らせん状に積みあがる

判断やまとめをせずに、出た言葉や伝わってくるものが、上に積みあがっていくようなイメージです。研究会では、2回もしくは3回とともにこの体感を味わっているので、ここから何かがうまれそうな気がしている私です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?