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Well-Being ウェルビーイング

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#地位財

しあわせとパフォーマンス

しあわせとパフォーマンス

しあわせな社員はパフォーマンスが高い

2012年、ダイヤモンド社のハーバード・ビジネス・レビュー」で組まれた特集に「幸福の戦略」というものがあります。ソニア・リュボミアスキー氏やエド・ディナー氏らの研究が掲載されています。
その中で、しあわせ(幸福度の高い)社員はそうでない人と比べると創造性は3倍高く、生産性は31%高く、売上も37%高いという結果がでています。

欠勤率や離職率・事故の割合も少

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心の成長の時代へ

心の成長の時代へ

経済成長がとまった

日本では、富国強兵などという言葉が使われていた明治時代。
欧米諸国に追いつかなければならない。経済成長まっしぐら。
大きな戦争が終わっても、モノに困らない豊かな社会にするためどんどんもモノをつくり、日本の経済はバブルをむかえます。このバブルが崩壊以降日本の経済は停滞しているようです。少子化といった課題もあり、GDPも落ち世の中では失われた30年という言葉を聞くようになりました

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Well-Beingな社会を創る

Well-Beingな社会を創る

Well-BeingとはWell-Being(ウェルビーイング)という言葉が最初に使われたのは、1946年に設立された世界保健機構(WHO)の憲章です。
「健康とは、単に疾病や病弱な状態ではないということではなく、身体的、精神的、そして社会的に完全に良好ですべてが満たされた状態である」
単純に心身の健康だけにとどまらず、心が豊かになる社会(福祉もあわせて)良い状態であるということだということです。

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Well-Being(しあわせ)

Well-Being(しあわせ)

わたしたちは、楽しいことがあった時、おいしいものを食べたとき”しあわせ”と感じることがありますが、この短期的な心の動きは長くはつづきません。では、Well-Beingとはどんなことなのでしょう。日本で幸福学の研究をしている慶應義塾大学大学院教授の前野隆司先生から教えていただいたことをもとにWell-Beingについて書きたい

ハッピーとWell-Beingの違いしあわせの定義については、2つの考

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