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ベルリン生活記

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ベルリン生活での思考、感情、景色、ほか、の記録。
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2019年6月の記事一覧

生活記4|ドイツ語のちょっとした会話たち

生活記4|ドイツ語のちょっとした会話たち

語学学校で1日3時間の授業を6週間受けた。ときどきするりとドイツ語が口をつくたび、その喜びに浸っている。

満月の夜広い空に浮かぶ満月を見ようと心待ちにしていたその日の夜、寮から20分ほどのホテルの駐車場まで歩き、留まる。辺りを見渡して写真を撮りはじめると、一台の車(Audi)が出るところだった。

手を振り私の存在を知らせつつ道の端によけると、車のほうもスピードがゆるむ。40代後半くらいの男性が

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母国語のせかいを想像する

ハッシュタグを付けて投稿することをやめてみた。拡声器を持ってグラウンドに立つ勇気はないけれど、ペンを走らせる代わりに画面をフリックするくらいの意志はある。そこに期待を含ませてしまっている自分もいる。

自己紹介のフレーズや、カフェでの簡単な注文がドイツ語でできるようになってきた。敬語や単語が7つ以上続くような長い文章はまだまだ脳からの出力に時間がかかり、あさっての方向を見ながら長々と考えたり、その

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だれかのための何かになろうとしている

人に必要とされたいという気持ちが、むかしから、ほぼ無意識のうちに自分のなかにある。
その気持ちが、自分が本当はやりたいと思っていないことをやりたいと思っていると脳に錯覚させる。

ベルリンに住んで、言語を勉強しながら、知り合った数人の日本、ドイツ、イギリス、コロンビア、韓国、ホンジュラス、メキシコ、ウクライナ、ギニアなどの人々とぱらぱらと会話をする。学校へゆき授業を受けて帰るだけの日もあれば、一人

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