もしかしたら3畳でも全然いいのかもしれない
広さ、たった3畳での生活。
想像できますか?実は今、狭小アパートが若者に人気なんだそうです。わずか畳3枚分しかスペースがないアパートが一体なぜ人気なのでしょう?
それは必要最低限のものしか持たないミニマリストや、シンプルライフ、家賃をあまりかけない生活を都会で実現したい人たちの住まいの選択として狭小アパートが注目されているようなんです。
都心でも家賃が安い
東京は家賃が高いので、埼玉や千葉など比較的家賃が安めのところに住みながら都内に通っている人も多いですよね。
狭小アパートだと都心にも関わらず10万円以下で借りることができるそうです。
東京都板橋区で池袋まで電車で15分の場所なのに41,000円だとか。
都内でそんな値段だったら駅からかなり遠いとか、築年数が相当古いとかいろんなデメリットがあるところしかなさそうですが、このアパートは綺麗でむしろなんだか可愛らしい…。
天井が高いから圧迫感なし
たとえ3畳でも天井が高くてロフト付きであればかなり広く感じます。
私も1Kロフト付きの物件で一人暮らしをしていましたが、天井が高かったので圧迫感もなく快適に過ごせました。
仕事をしていて家にいる時間が短かったら狭さは余計に気にならないかもしれないですね。
生活するのは下のフロア、ロフトは寝室として使っている人がほとんどの様子。
都内だからアクセスが楽
満員電車での通勤は体力を消耗します。
それが朝晩、毎日となるとかなりのストレスですよね。
狭小アパートなら駅近にあるところが多く、通勤時間とストレスを軽減することができます。
勤務地に近いアパートを見つけられたら、自転車や徒歩で通勤も可能になるのも嬉しいところ。
さらに徒歩圏内であれば深夜までの残業や飲み会でも終電を気にすることは不要。帰るための交通手段を考えなくていいって精神的にも相当負担が軽くなりますよね。
車で寝泊りながら移動するバンライフもそうですが、狭くても身近に身体を休める場所があるとお金も時間も有効に使えそうです。
狭いから掃除も楽
これは私が一人暮らしの時に感じたことでもあるのですが、面積が少なく持ち物が少ないほど掃除は楽です。
掃除機を使うのは休みの日などしっかりめに掃除をしたい時くらいで、私はほぼコロコロですませていました。
手の届く範囲で掃除が住んでしまうのは本当に楽。
掃除というと結構億劫になりがちですが、日々コロコロで済む程度なら手軽にできます。
その気軽さから綺麗な状態を維持しやすいんじゃないかと思います。
シェアリングエコノミーが人気を後押し
狭小アパートはバス、トイレ別の物件も多いようですが、それらがない物件だったとしても近くにスーパー銭湯やジムがあれば問題なさそうです。
冷蔵庫は置かずに近くのコンビニが冷蔵庫がわりだという人もいます。
今はものを持たずにシェアするシェアリングエコノミーサービスもどんどん増えています。
服もバッグも自転車も傘もみんなシェアすることが可能。家に置いておくものも必要最低限に抑えられる。
世の中のサービスとニーズがこの狭小アパート人気を加速させているのかもしれません。
自分はどこでどう住まうか
ヒト、コト、モノが集まる東京。自分のやりたいことを実現するために一番最初に浮かぶ目的地。
家賃で住むのをためらうことはこれからどんどん減っていくのかしれません。
東京だけではなく、このコロナ禍で自分がどんな所に住んでどんな生活をするのが幸せか今一度問われている気がします。
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