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バングラデシュから日本へ_20240229

1:近況のご報告
久しぶりの更新となります。今月は入管行政に関する大きなニュースが目白押しでした。その中でも永住資格の取消しに関するニュースは、各所で非常に大きな波紋を呼んでいます。弊所でも永住許可申請を取り扱っておりますが、今後はより一層、永住許可申請が厳しいものになるでしょう。その他にも、在留カードとマイナカードが一体化する件やノマドビザの開始など思い切った政策が矢継ぎ早に実行されている感があります。3月はこれらの最新トピックを弊所独自の視点で取り上げたいと思います。

2:バングラデシュとのつながり
今日のnoteでは、弊所がバングラデシュの人材紹介業者からコンタクトを受けたことについて書きたいと思います。
皆様はバングラデシュという国の名前を聞いてどのようなイメージを持たれるでしょうか?
私自身は入管専門行政書士になるまでバングラデシュという国について何も知りませんでした。
そんな私ですが、多少なりとも英語に親しみを持っていたため、事務所のPRのためFacebookで外国人向けに英語の記事を投稿していたところ、近隣に住んでいるバングラデシュ人の青年と人脈ができました。
この繋がりをきっかけとして、バングラデシュという国のことを少し知ることになりました。

3:バングラデシュと特定技能
今月、弊所はバングラデシュの送出機関と業務提携に関するミーティングを行いました。バングラデシュは非常に新日的な国の一つで、特定技能ビザで日本へ仕事に来たい若者は多いようです。インドネシアと同じくイスラム教の国ですので、宗教的な価値観をとても大切にしています。私はイスラム教について難しいことはわかりませんが、仕事を通して付き合うムスリムは穏やかな方が多い印象です。同じアジアでも自己主張が強い国もありますが、バングラデシュ人は自己主張よりも協調性を重んじる日本企業と相性が良いと思います。現在のところ、バングラデシュ国内では農業(2023年2月から)と介護(2023年2月から)の特定技能試験が行われていますが、今後は建設業と外食業の試験も開始される予定です。

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