見出し画像

はじめて『ChatGPT』に触れた感想。

自分のnoteを読み返してみると、「未来」より「過去」を話題にしていることが多いことに気が付きました。

自分の経験を振り返ってみたり、歴史から文化を学んでみたり。

昔から興味を持つと、つい過去へ過去へと意識が向きがち。



なのでそんな私は、「流行り」が少し苦手です。
立ち止まって考え込んでいるうちに、世間の流行りは目まぐるしく変化していて。

「え、知らないの!?」

と驚かれることもしばしば。


幸い(?)なことに、私の周りは流行りに敏感な人が多いので、のほほんとしている私を引っ張ってくれ、いつもそんな周りに支えられながら、自分の興味の赴くまま、好き勝手に生きられているのだと思っています。
(周りには「感謝」の一言。有り難い限りです。)





そんな私ですが、最近友人に教えてもらった「とある最新のもの」に久々に強い関心を寄せています。

ChatGPT


ご存じの方も多いのではないでしょうか。

アメリカの非営利法人「OpenAI」が公開した、自然な文章を生成する人工知能(AI)ツールです。

何よりも注目されているのは、大規模自然言語処理モデル「GPT-3」が可能にした、「まるで人間が書いたかのような自然な文章でのやり取り」ができるという点。

2022年11月に一般公開されてから、世界で大きく話題になっているようです。

さっそく試してみました。

触ってみて最初に思ったのは

「いやこれ、すごいな!」

という率直な言葉。笑


想像以上に自然な受け答えが可能で、
誰かと会話している時のように、思ったままの言葉遣いで投げかけても、しっかり意味を理解して返答してくれる、ストレスフリーなやり取りが可能でした。

(試しに「あざす!」と言ってみたら、ちゃんと理解してくれたので大変驚きました。笑)

しっかり敬語で返してくれます。笑



まだ発展途上とのことで、情報に誤りが含まれていたり、偏りもあるように感じられましたが、それにしても使い方次第では大きな可能性を感じざるを得ません。

現時点で公になっている情報を上手くまとめて教えてくれるので、情報検索や定型的な文章作成に関しては時短がかなり期待できる一方、
AIに対する依存が進むほど、活字離れや思考力の低下などが起こりえるのではないかと、そんな懸念点も感じられました。

海外では学校で使用が禁止されている所もあるようで、「教育」という視点では将来的な「可能性」と「危険性」、どちらも含んでいるように思えます。



次世代の子どもたちは、AIというものが生まれた時から身近にあるような、私の感覚でいくと「SFの世界」のようなことが、
実はすぐ近くの未来で現実になりつつあることを、この『ChatGPT』によって強く感じられ、良くも悪くも大変興味がそそられています。


AIには、まだ感情がありません。
なめらかな受け答えはどんどん可能になっていますが、人間の感情を人工的なシステムに落とし込むのは、やはりまだ難しいようです。

しかし、このままいくといずれその地点にも人類は到達するのでしょう。手塚治虫が描いたような世界が、いつか本当に起こりえるのかもしれませんね。


AIに依存しないために。

色々遊んで、最後に『ChatGPT』へ「AIに依存しないためにはどのような対策が考えられるか」を尋ねてみると、このような解答が得られました。

実際に使ってみて、
より多くの知識が簡単に手に入る今後の世界では、今まで以上に「情報の選別と批判的思考」が大切になってくるように私も感じました。

そのためには、「多角的な視点で柔軟に思考する力」が必要であり、それを伸ばすためにも「自分の頭で文章を構築する能力」は、とても重要になってくるように思います。


急速なAIの発達によって衰退してしまうものも恐らくたくさんあるのでしょう。
淘汰も世の摂理として必然なのかもしれませんが、しかし、せめて自分の愛しているものは、責任を持って次世代へと継なぐ意識を持たなければならないと、そんな気持ちにもなりました。


『ChatGPT』が言うように、AIと人間、双方の長所を生かして上手く共存できれば、より豊かな社会が築けるはず。
どんどん楽で便利になる世の中だからこそ、我々はよりいっそう努力し学んでゆかねばなりませんね。

終わりに。

今日はいつもと少し違うテイストの題材を記事にしてみました。

色々書きましたが、未来に対してワクワク明るい気持ちもたくさん沸き起こり、自分の人生ではどこまで体験することができるのか、想像すると夢は膨らみます。

とても長くなってしまったので、今日はこの辺で。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございます!


この記事が参加している募集

#最近の学び

181,470件

#今日やったこと

30,965件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?