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妹の推し活。

今日は「いい推しの日」ということで、少し推し活について書いてみようと思います。



私の周りには様々なジャンルで、『推し』に人生を懸けて応援している人が多いです。(オタクが多いとも言います。笑)

私自身は特定の一人に強く入れ込むことが少ないため、いわゆる「推し」なる者ができることはめったにないのですが、
周りの人を見ていると、情熱的に推し活している人生はとても潤いがあって、大変な側面もたくさんあるようですが、充実して楽しそうに見えています。


一番身近な存在としては、妹がその一人。
時々とてもハマる人物が現れ、その度に推しがいかに素敵かを語ってくれます。私はそんな熱い話を聞くのが好きで、まるで彼氏を紹介されるかのような感覚でその時々の推しの話に耳を傾けてきました。

「オタクは推しに人生を懸けている。」

これは妹を身近に見てきて強く肌で感じています。



少し暗い話になってしまうのですが、
数年前、妹が何年もずっとずっと応援してきた人の訃報が突然飛び込んできたことがありました。
あまりにも突然すぎて、信じられないニュース。
私もその人の公演に何度か足を運んだことがあり、とてもとても悲しくて、それと同時に妹の心配で胸がいっぱいになりました。

その人を中心に回っていた生活が突然崩壊した日。
記憶が正しければ、その日から妹は1年ほど笑顔を見せず、家族との会話もほとんどなくなってしまい、部屋にふさぎ込む日々が長く続きました。

有名人の訃報の際、ファンの悲しいニュースなども時々耳にしてしまうことがありますが、身近で応援するその熱量を見ていると他人事とは全く思えずただただ悲しい。


それだけ、大きな熱量で推しを応援するファンたち。
何かに情熱的であることは、まさしく「生きがい」なんだと、妹の推し活から私も考えさせられました。




そんな妹は数年かけて元気を取り戻し、今年になって新たな推しができたことを報告してきました。
語る表情は生き生きとしていて、毎日楽しそうに推し活しているのを私はとても嬉しく感じています。


推しの幸せは自分の幸せ。
誰かを一生懸命、全力で応援することって、私はとても素敵だなといつも思っています。


そんな推しの彼は今日、某有名歌番組に出演するとのこと。
私も陰ながらテレビの前で応援しようと思います。



少し暗い話にもなりましたが、今日は私から見た「推し活」について書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!


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