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夕日が紡ぐ、もう一つの素敵なご縁。

今日は昨日の続きで、東京から札幌へ引っ越しをした日の話を書こうと思います。

(前半の記事はこちら。)



この日は厚い雲に覆われた曇り空。

以前にも記事にしましたが、
こんな日の機上の景色はとても美しいので、私は曇りのフライトが密かなお気に入り。
心の中でガッツポーズをして、午後5時頃、東京の地を飛び立ち北の大地へと向かいました。

もっくもく!
いつ見ても雲の上って
歩けるんじゃないかと思ってしまいます。笑

今回利用したのはスカイマーク。
3月の飛行機は結構混んでいて、辛うじて残っていた後方の窓側で空の旅を楽しみました。

一面、雲の海。
どこまでも続きます。
18時頃、日の入り。
夕日が力強く輝いていて、
青とオレンジの境界線が幻想的でした。

ちょうどフライトが日の入りの時間と重なり、雲の地平線へと太陽が沈む光景を見ることができました。

上手く写真を撮れなかったのですが、息をのむような美しさが広がっていて。
こうやってじっくり太陽が沈む姿を眺めたのは、いつぶりだっただろうかと、心がほっと浄化されたような気持ちになりました。



夕日に見惚れてぼーっと窓を眺めていた時、突然お隣から声をかけられて。

「あの、私も外の写真、撮ってもいいですか?」

この日、私は一人で飛行機に乗っていましたが、
お隣のお客さんも同じくらいの歳の女性で、お一人で乗られていました。

「全然気にせず撮ってください!綺麗ですよね。」

この会話をきっかけにお隣の方とお話が弾み、なんと趣味など共通の話題がたくさんあることが分かり、そこから空港のバス停までご一緒させていただきました。

お名前も一文字違いという偶然。思わぬ楽しい時間を過ごさせていただき、こんなこともあるんだなと、夕日が繋いでくれた不思議なご縁にまた感謝の気持ちが溢れました。

日が沈んだ頃、
機体は北海道上空へ。
美しい夜景も見ることができました。

普段は飛行機に乗ってもお隣の方と会話することはめったにないのですが、この日は色々な偶然が重なり、素敵なご縁をいただく一日となりました。


幾度目かの人生節目の日は、世界の優しさに驚き、楽しみ、喜び、ただただ有り難いという気持ちが沸き起こる日で。

関東と北海道、二つの大地と、空、太陽、そして人。世界のあらゆるところに柔らかい何かは潜んでいて、私はそれらが紡ぐ大きな縁の中で生きているのだと、強く、強く、実感させていただきました。


今後について

いつもながら気ままに綴る自由帳のようなnoteですが、
『第二章・北の大地編』も楽しくお届けできれば良いなと考えておりますので、よろしければお付き合いください。

(もう少し、東京での出来事で書きたいことがあるので、暫くは関東と北海道を往復するnoteになる予定です。)


読んでいただき、いつも本当にありがとうございます。
noteで紡がれる豊かなご縁に、感謝の想いを込めて。


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