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給与の記載がなくても応募が多かった求人の特徴3つ
ご覧いただきありがとうございます!
私は100人程度のスタートアップ企業で人事・労務管理を担当しています。
先日、ある部門で求人を1つ公開したところ、2時間で7件の応募がありました。そちらは給与も載せていない状態ですので、会社や業務内容をみていただいたうえでの応募となります。
当社は特に名が知れている企業でもないため、通常は常に募集中のポジションもある状態です。
そのため、今まで例がない事態でしたので、よかったことを3つにまとめました!
どこに魅力があったのか?
応募を受けたあと、求人票を読み返して、よかったと思う点をピックアップしました。
①仕事内容が応募者の自己実現と一致している
仕事内容をストーリーに沿って記載しており、そのイメージが応募者のやりたいことと一致しているのではないかと思いました。
具体的に「○○に訪問し、○○を話して、社会に○○を作り上げていく」といった、この仕事が何をするのか、何ができるのかをイメージできるように業務内容を記載していました。
わかりやすく応募者の方にも伝わったのだと思います。
②「仕事で得られるもの」の記載をはっきり書くことで、応募者の自己実現ができることを確かめられる
仕事の内容と別の箇所に「仕事で得られるもの」を記載していました。
ここでは、「○○の経験」や「社会に○○で貢献する事」といった①で感じた自分のやりたいことが合っていることを確かめられる内容になっていました。
リーダーシップの数々の理論で有名なサイモンシネックが唱えた「ゴールデンサークル理論」のように、人は「何で」でなく、「なぜ」で動くという内容をきちんと伝えられていたと思います。
「ゴールデンサークル理論」では、人は「what」→「how」→「why」の順番で物事をとらえます。そのため、「why」を伝えることで、人の行動を動かし、協調性を生むとしています。
組織でのリーダーシップの理論として語られることが多いですが、まだジョインする前の候補者に対しても、きちんと「why」を伝えて行動を動かすことが大事なのだと気づきました。
③一緒に働くメンバーの前職情報を記載することで、仕事のクオリティを担保できる
ここはある意味宣伝のように書かれていることも多いですが、「大手の~出身」だったり、「~事業を立ち上げて~した人」だったり、目立つ内容を記載していました。
しかし、やはり一緒に働くメンバーは意見を合わせていったり、時に議論を重ねて、仕事を行っていくメンバーです。そのメンバーのバックグラウンドをイメージできることは改めて大事なことだと思いました。
もちろん、タイミング等もあると思いますが、感じたことをまとめさせていただきました。
ご覧いただきありがとうございます!
このnoteでは、企業でマネージメントやモチベーションの向上、組織運営について取り組まれている方と情報交換の場にできればと思います。
ぜひコメント等お願いいたします!
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