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【瞑想日記的覚え書き】「世界の二極化」について思うこと。

私がこの「世界の二極化」という言葉を聞いたのは、たしか2年近く前のことだ。

ちょうど「天職」だと思い込んでいた介護の仕事を「強制終了」※することになり、まったく先が見えずに地獄の底なし沼にどっぷりとはまり込んでいた頃でもある。

※それを終えるかどうかは自分の意思だろうと思われるだろうが、「どう考えても終了するしかない」という状況になるのが「強制終了」。


その「地獄オブ地獄」のような最高潮の(?)ネガティブ状態から脱出する
ひとすじの希望の光となってくれたのが、
「世界が二極化する」という情報である。


なんせ、

「喜びしかない世界が実現する」

と言うのだ。

喜びしかない・・・?(・_・?)


私はそれまでの生涯を通して「生きる」ということを学んだ結果、「痛みや苦しみ、悲しみのない世界などあるはずがない」という絶望的な答えを導き出しつつあった。

「喜びや幸せというのは幻想にすぎず、その幻想を追うたびに崖から落とされてきた」と感じていたからだ。


🌍️

「世界の二極化」

「世界の二極化」という言葉は非常に簡潔でわかりやすいように思える。

その「二極」という言葉通り、
「白か黒か」あるいは「善か悪か」、
「天国か地獄か」という意味だと解釈するならば。

「解釈するならば」と仮定的表現をしたのは、実際にはどうやらそんなに簡単な話ではないらしいと最近になって気づいたからだ。


しかし、2年前の私は違った。それどころではなかったのだ。

微妙な解釈の違いなどどうでもよかった。


とにかく、「愛と喜びだけの素晴らしい世界が始まる」と断言している人たちがいる。

絶望の真っ暗闇にいた私にとっては、それだけで十分だった。

☆★☆★☆

それから私は「世界の二極化」に関する情報を貪るように調べ始めた。

「藁にもすがる思い」というのはこういうことかもしれない。

そしてやはり、「二極化」という言葉を「天国か地獄か」だと捉えていたし、

もし天国への切符を手に入れられるなら、死んでもいいとさえ思っていたのだ。

今となれば、ちょっとしたジョークのネタである。


調べていくにつれて、「天国への扉が開くのはいつからいつまでで、その扉を通るためにはいつまでにどういう状態にならなければいけない」という情報も入ってきた。

そこで私は慌てたのだ。

「天国の扉を通るためには、もっと頑張らなくてはいけない」「早くしないと間に合わなくなってしまう」と。

♡*♡*♡

今考えると、ここで既に矛盾しているのだが、当時の私にとってはまさに「生きるか死ぬか」だったから、集められる限りの情報を集めて実践できることは片っ端から実践していった。これらはほとんど無料で手に入れられる情報だったことも、私が何の制限もなく情報収集に打ち込めた理由の一つでもある。

✏📒

さらに元々勉強好きなこともあってか、短期間でかなり多くの情報を集めることができたと思う。


これはまた、ある一つの情報を検索することでその関連情報が自動的に流れ込んでくる仕組みを作ったインターネット社会のおかげとも言える。この仕組みについては深く考え始めると怖くなるので、とりあえず今日はいいところだけを見る事にしよう。


☆★☆★☆

さて、私がここで言いたいことは「世界の二極化が素晴らしい」ということでもなければ、「インターネット社会は便利だ」ということでもない。

「世界が二極化する」、つまり
「世界が天国と地獄の2つに分かれる※」ということは、「どちらか選ばなければならない」ということ。
※異論もあるだろうが、ここでは敢えてわかりやすく表現した。

♡*♡*♡

ここでポイントとなるのが「好きなほうを選ぶ」ということなのだが、私が「ちょっと待てよ?」と思ったのは、これらを伝えている人たちが明らかに「地獄へ行きたい人なんていないよね?」と「天国に行くために頑張ること」を迫っているように感じられたからだ。

そして、「みんなが天国に行くためにはみんなの協力が必要」だと言うのだ。


それってもしかして・・・「連帯責任」ってやつ?(゜ロ゜)


本当は天国へ行きたかったのに、誰か一人が頑張らなかったせいでみんなが地獄へつき落とされるとか?


それが本当なのだとしたら・・・

「天国も大したことない」と言わざるを得ないだろう。


☆★☆★☆

「徳を積む」とは。

その話で思い出したのが「徳を積む」という考え方である。

これは言ってみれば、
「天国へ行くためのポイントカード」みたいなものであろう。


うーん、だけどその「ポイント」って一体誰が決めるんだ?

行動の内容によっては
「それはポイントとして認められない」とか「それは特別に10ポイント加算!」といった感じで、係の人か誰かが決めているのかな?


いや。それはない。

🌈🌷🌱

だって、この地球には「善悪」など存在しないのだから。


間違いなく存在するものは

✨「光と闇」だけである。


ってことで、「徳を積む」のは「天国への切符を手に入れるため」ではない。

かといって「徳を積むのは無意味」ということでもない。


なぜなら、「徳」は知らないうちに行われるものであり、知らないうちに積まれているものだからだ。

そして「徳の大きさ」は「愛の大きさ」であり、「喜びの大きさ」でもある。

愛と喜びは無限に拡大していく。水面に広がる波紋のように。


だから、一つの徳が生み出す「愛」と「喜び」が結果的にどれだけの大きさになるのかは、「徳が行われた瞬間」には誰にもわからないのだ。


「二極化した世界」のうちの「光の世界」とはこういうことなのではなかろうか。


「天国」という表現は非常に単純でわかりやすいように感じられるが、ともすると「お菓子の家🍰🍭🍮」のように物質的に

「嬉しい!楽しい!美味しい!😋😆💕」
と思える世界
だと勘違いされることもある。

そういう私も、2年前はちょっぴりそんな世界をイメージしていたからだ。

そういうイメージのままだと「天国への切符を手に入れなければ」と頑張ってしまうことになる。

🌿🌿🌿

さて、「世界の二極化」に関しては「時が来たらそういう世界へ移行する」と言っている人たちもいる。
ここで問題となるのが「移行」という言葉。

「何が移行するのか」ということである。

「🌍️地球ごと移行する」という情報もあれば「移行できる人だけ『そっちの世界へ移動する🚶🚶🚶』」という情報もあるのだ。

つまり、

何かが変化することは間違いない。


「移行」も「移動」も「状態が変化すること」だからだ。


これらの情報を発信している人たちの中には、もう10年以上前からという人もいる。

🐣

そういう「ベテラン勢」に比べたら、つい2年前から勉強し始めた私などは「何も知らないひよっこ」なのかもしれない。

でも。

後から来たからこそわかるものもある、と思うのだ。

もしかしたら「途中からきたくせに、ずるい!」と言われるかもしれないが、本当にベストなものを見つけたいなら、なるべく多種多様で高品質の最新商品が揃っている展示会に行くのが一番いい方法なのだ👍🎵。


展示会に長く出品し続けている人たちは、意外と他の出品ブースを見なかったりするものである。「長くやっている」というプライドがあるから、他の新しい会社の商品を取り入れたり、自社商品の内容を簡単に変えたりできないのだ。


何が言いたいのか、というと・・・

私が今も昔も、またこれからも探し求めていくものは私にしかわからないのである。

誰かに「はい、これです。🎁」と手渡されるようなものではない。

それがどんなに「他の誰かにとって素晴らしいもの」であったとしても。

♡*♡*♡

だから、「世界の二極化とはこういうことですよ。」と誰かから答えを聞くようなものではないということ。

それがどんなに「世界的な権威を持った人」の言葉であったとしても関係ない。

なぜなら、私は「私が創り出した世界」に住んでいるからだ。

「私の世界」には「私の世界でしか意味をなさない真実」があるのだ。



私は「新しい世界」は既に始まっていると考えている。

☆★☆★☆

それは「完全なる多様化の世界」である。

つまり、「二極」ではないのだ。
この世界に「どちらか」などという単純なものなどないのだ。


それが「私の世界でしか意味をなさない真実」とも言えよう。


今日のところはそういう結論にたどり着いた。

※このエッセイは、瞑想を通して「世界の二極化」について私なりの今現在の考えを整理したものです。あなただけの真実を見つける手助けになれば幸いです。


♡♡♡最後までお読みいただき、ありがとうございました。あなたの幸せのヒントが見つかると嬉しいです^^!
いっっぱいの愛をこめて。♡♡♡

桑田華名

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