見出し画像

人生のハイライトがたくさんある人でありたい vol.57

大学生の頃、
ラグビー部の引退した先輩たちが試合の応援に来たときの変わり果てた姿に毎回驚いていました。

(実は私、大学時代に体育会ラグビー部のトレーナーをしていたんです🏉✨)

現役時代はあんなに目標に向かっていつも全力で輝いていた先輩たち。


久々に会ったときの姿は、
ある人は仕事が忙しすぎて全く食べる暇がなく、あんなに筋肉隆々だった肉体が痩せしぼみ

またある人は、仕事の後特にやることがないからとお酒を飲みまくってぷよぷよな身体に…


そして、みんな口をそろえて必ず言うのは、

「あの頃は良かった」

「学生のうちにたくさん遊んでおけよ」



わたしは当時親にこうしたい!という気持ちをなかなか言えなかったので、

(どんな性格だったかが気になる方はこの記事を読んでみてください♪)

早く社会に出て親の保護下から抜けて自由になりたい!!と思っていて、


(何をするにも許可が必要な状態が苦痛でしょうがなかったんです🥺)

社会人になるのが楽しみで仕方がありませんでした。



なのに、

社会人になった先輩たちを見たら、揃いも揃って死んだ魚のような目をしていらっしゃる…


そしていざ自分が胸をときめかせながら社会人になったときも、

周りの会社の先輩たちも同じように死んだ魚のような目をしていて驚愕しました。


そんな先輩方からこんな一言を。


「人生妥協できるようになったら大人だよ」



社会人2〜3年目、会社の仕事にも慣れて任されることも増えて心に余裕が出てきたときにふと、

このままだと、部活であんなに頑張ってきた頃のように涙が出るほど嬉しくて飛び跳ねる経験ってもうこの先なさそうだなぁ…


ということに気づいてしまったんです。


思い出しただけでその頃の感動を思い出して胸が熱くなる経験を小学校から高校まで続けたハンドボールと、

大学生の頃のラグビー部時代に経験してきて、

わたしの人生のハイライトシーン、
大学生で終わってる……


あとは消化試合のような人生なのかなぁ……


という、
ある種の絶望感と諦めの心が芽生えました。




そんな時に、
自分のこうなりたいをどんどん実現している人たちに出会って、

会社で目的地も見えないまま何となく頑張るのではなくって、わたしも自分のこうなりたいとことん追求した人生にしようと決めました。


過去を振り返ったときに、
わたしがハイライトシーンとして思い浮かぶ経験のほとんどが、

そこに至るまで死に物狂いな努力や失敗や挫折や悔しい経験などがたくさんあって、


それでも仲間と励まし合いながらなんとか乗り越えて目標を達成した瞬間なんです。



わたしは今、

自分1人で出来ることは限られてるけど、
できるだけたくさんの人たちと、
それぞれが今までの知識や経験、自分の得意なことを持ち寄ったら大抵のことができるんじゃない?!?!

と思って、まさにそれを実践してみようと
チャレンジ中。


圧倒的にコミュニケーションに難ありだったわたしにとって、人を巻き込んで仕事をしていくことは自分にとって向いてるかと言われたら、

正直全く向いてないという自覚があるし、
とんでもなくたくさん壁にぶち当たるし、メンタル面で思いっきり負荷かかるけど、


自分の目標に向かって思いっきり全力を尽くして、自分のこうなりたいを追求してるから
まさに

生きてる!!

って感じがします✨



「あの頃はよかった」


じゃなくて、


胸を張ってこう思えることが本当に幸せです。

今この瞬間が自分史上一番楽しくて、

一番輝いていて、

一番幸せ



小玉佳奈

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?