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情報に溺れる日々を変えたくて

(写真の猫ちゃん、かわいいです!)

タイトルのとおり、思っています。

ここ最近、新しい情報を取り入れてはまた次の情報を取り入れ……ということの繰り返しが続いていて、心がちょっぴり疲弊しています。

一番の原因は、やはりスマホの触りすぎ!だと思う。

現にこのnoteも今スマホで書いているので、ちょっと矛盾していますが……(笑)

冷静に考えたら、家に帰ってからのプライベートの時間、ほぼ触っているような気がします。

インスタを見たり、YouTubeを見たり、Twitterをチェックしたり。

一緒に住んでいる彼もソーシャルゲーム大好きなので、お互いの手は常にスマホがあるような生活です。

私は今までYouTube動画にあまり興味は無くて、アプリは画面上にあっても開いていなかったのですが、おうち時間の増加により見事に沼にハマりました。

暮らし系Vlogが好きで、連続再生で興味深そうな内容が次々再生されます。

もう、止まりません。

インスタも同じ構造で、スクロールする手が止まらず、延々と見てしまいます。

見てる時間は気分転換になっているし、コロナ禍であまり出掛けられず、北海道のド田舎で過ごさざるを得ない中、これらはウィンドウショッピングに似た楽しさがあって、退屈な日々に刺激を与えてくれる貴重なツールになっています。

本当にありがたい🙏

一方で、最近、冒頭に書いたように心が忙しない感覚に陥ったり、久々に紙の本を読んでも集中できなかったり(文字を追わずに眺めていられる動画が恋しくなる)、自分の状態が良くない方向に変化しているなと感じ始めました。

端的に言うと、スマホ依存症っぽくなってきているのかも?


また、スマホ以外にも、テレビから毎日流れるショッキングなニュースに常に心が揺らいだり、積ん読し過ぎた本が居間に沢山散らばっていたり。

あきらかに、自分の中で情報を処理しきれず溢れてしまっている……!と気づきました。

この状態に歯止めをかけるため、少しずつ自分なりに情報のデトックスをしてみようと思います。

1.スマホは決めた時間帯だけ見る

スマホは、朝と昼はLINE連絡が来てないかチェックする程度にして、夜は触る時間を1時間以内にする。

YouTube視聴については、お気に入りのYouTuberさんの動画を1日1本!と決めました。

2.必要以上に情報を深追いしない

私はけっこう文字中毒(?)な部分があり、他の人のYouTubeのコメント欄や、話題のツイートに対する反響コメントなども、全部読みたくなってしまいます。

でも、このコメントって、色んな人が色んな尺度で書き込みをしていて、それを全部チェックしていると当たり前ですが疲れます。

振り返ってみると、このコメント深追い作業が精神衛生上一番よろしくないような気がしていて、「こういう発言をしたらこういう批判が飛んでくる」と、無意識に日常の中でも考えることが多くなっていました。

自分の発信に対するコメントじゃなくても、誹謗中傷チックな書き込みを見ると、どうしても動揺してしまうし、傷ついた気持ちになります。

なので、YouTubeやTwitterなどを見ることはあってもコメント欄まで深追いして見るのは止めようと思いました。

ひとつのコンテンツに対して「私はどう感じたか」という視点を一番大切にして、他の人の声に怯えて素直に反応出来なくなっていた”自由に感じる心”を取り戻していきたいです。

3.本は、その週に読む冊数を決める

積ん読本散らばり現象については、

「一度本棚に戻すともう手に取らないのでは」

という恐れからきています(私の場合)。

本棚が居間や寝室とは別にあって、しかもその部屋が極寒なので、一度戻すと取りに行くのが本当に億劫なんです……。

というわけで、現在居間に7冊程度散らばっているのですが、そもそもにして、スマホタイムの比重が大きい中ですぐに7冊も読めないですよね。

でも、心のどこかではゆっくり紙の本をめくりたいとも思っているので、床にある本が視界に入る度「今日も読めなかった……」と、落ち込むことになります。

そんな部屋の散らかりによるストレスを増やさないためにも、本はその週に読むものを3冊程度決めて、すぐに手に取れる場所に、ブックスタンドに立てておきたいなと思います。

図書館にある、今週の司書のおすすめ本的なイメージで……。

ブックスタンドに立てる本以外は、潔く極寒部屋の本棚に戻します(笑)

ブックスタンドの本を読み替えたら次の本に入れ替えることにしよう。

スマホ触る時間減らしたら、もっと本読む時間増えるかな。

もともと本好きなので、扱いとしても本をあまり大切に出来なくなっていた自分をちょっと情けなく思います。

ごめんよ、本たち……(泣)

最後、本のくだりを書いていて思い出したのですが、高校生のとき、まだスマホじゃなくてガラケーだった時代、自分の心を勇気づけてくれるヒントはいつも本にありました。

今みたいに解決策をピンポイントでネットで検索して……というやり方は出来なかったので、自分の今の状態に効く言葉を、本の中から無理にでも探し出すしかなかった。

高校になかなか馴染めず、孤独を強く感じていた私は、宮沢賢治さんの「銀河鉄道の夜」の中に同じような孤独や寂しさを見つけ、なぜかホットして、何回も読み返していました。

絵本でしたが、絵も綺麗でお気に入りです。

今でも大切な一冊。

限られたものの中で、じっくりとメッセージの中身を味わうような楽しみ方が、今の私にとっては随分懐かしく感じられます。

情報デトックスをしつつ、そういう感覚をちょっとずつ取り戻していきたいと思う今日この頃でした。

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