Kana Englishのカナです!
今日は単語の覚え方について書いていきますね。
単語を覚えるときは、ぜひ下の2つを実践してください!
1. 発音する!(リスニング・スピーキング対策のため)
2. 時間をあけて、スキマ時間に何度も繰り返す!(記憶に定着させるため)
それぞれ、詳しく解説していきますね。
発音する
単語を覚えるときは、英語の音声を聞いて、発音するようにしましょう!
理由は、リスニング・スピーキング対策のためと、脳に負荷をかけた方が記憶に残りやすい(「目」だけで見て覚えるよりも、「目・耳・口」をフルに使った方が記憶に残りやすい。)からです。
英語は他の言語と違って、つづりと発音が一致しない、非常にやっかいな言語です。
逆に、イタリア語・韓国語・ポーランド語などは、書いてある通りに読めばよいので、何も迷うことはありません。
日本語も、ひらがな・カタカナはそのまま読めますが、漢字は読み方を知らないと読めないですよね。
英語は漢字、イタリア語はひらがなのようなもの、とイメージすると、英語の面倒くささが分かると思います。。
(ちなみに、なぜそんな面倒なことになったのか、英語の歴史に興味がある人はぜひ「大母音推移」と調べてみてください。)
なので英語の場合、つづりだけでなく、発音も一緒に覚える必要があります。
例として、英語とイタリア語の発音を比較してみましょう。
theater(劇場)という単語ですが、↓のような違いがあります。
英 語:theater「シアター」(「テアテル」ではない。)
イタリア語:teatro「テアトロ」
上の例で分かるように、イタリア語の場合は、そのままローマ字読みすれば正しい発音になるのですが、英語の方は知らないと読めないですよね。
なので、単語を覚えるときは、発音もセットで覚えないと、リスニングで出てきても聞き取れないですし、スピーキングでも使えない、ということになってしまいます。
また、長文を読むときも、発音が分からない単語があると、読むスピードが下がってしまいます。
ターゲットなど、メジャーな単語帳は、スマホアプリで簡単に音声が流せるので、必ずそれを流しながら、一緒に発音して覚えましょう!
声が出しにくい場所では、小声でも口パクでもOKです!
時間をあけて、何度も繰り返す
単語は「1回覚えたら終わり」ではなく、何度もくり返しましょう!
1度覚えた単語でも、その後目にすることがないと、いつの間にか忘れてしまいます。
単語を記憶に定着させるには、1日、3日、1週間、1か月、と時間をあけて、繰り返し覚えることが大事です。
一般的に、「7回同じ単語に出会う」とその単語が定着する、と言われています。
たとえば、一気読みしたマンガはすぐ内容を忘れてしまうこと、ありませんか?(私はそのタイプです。笑)
でも毎週更新されるマンガだと、1週間の間に「あのシーンがよかったな」「このセリフがカッコよかったな」と内容を思い返したり、友だちと語り合ったり、説明したりするので、その分「くり返し」が発生します。
そのため、内容も忘れにくくなるのです。
今まで見てきた中でも、毎週単語を80〜100個覚えてきて、単語テストが毎回満点の生徒さんたちがいました。
その生徒さんたちが共通して言っていたのは、「何度もくり返して覚えています。」でした。私もその意見に賛成です。
くり返す方法は人それぞれでしたが、参考までに聞いた話+私の話を載せておきますね。
・学校から帰る時や電車に乗っている時などに、単語を何度も口に出しながら覚えた。テレビのCMの間に単語帳を見るようにしていた。(高3)
・分からない単語を優先的に、くり返し覚えるようにしている。(高2)
・洗濯物を畳んでいるときや、お風呂に入っているときに、単語帳のアプリを使って何回も同じパートを流しながら、一緒に発音して覚えた。(私)
こうして見ると、単語を覚えるときは、「スキマ時間に」「軽い気持ちで」「何度もくりかえす」のが良さそうです。
実際、「1時間で単語100個覚えよう!!」と短期集中で覚えるよりは、「歯みがきしている間に5個復習しよう」くらいの小さい積み重ねをたくさんする方が、記憶に定着しやすいです。
(先ほどの、マンガ一気読みの法則と一緒ですね。笑)
また、「布団に入ってから寝るまでに10個復習する」など、現在の習慣に新しい習慣をつけ加える方法も有効です。
ぜひ、自分に合った繰り返し方を見つけてみてください!