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Sequel-3

A sequel to the story。後日談。これまでに書いたNoteの後日談もろもろ。過去Note記事は、文中クリックで読めます。今回は、過去の挫折の話→備忘録を書いた時の話、備忘録(1)で書いたConfederate Flagをむしり取ったお兄さんの話、そして備忘録(3)で書いた腸内洗浄、その後の話。

意到筆随

ふと思ったのだけど、皆様はnoteを書くとき、どのように書いていらっしゃるのであろうか。

私の場合は、大体、これ書こう!という思いつきのままに書く。書き出してあれ?違うなと思ったらとりあえず下書きのままに放置して、気が向いたらまた書き足したり、削除する。もしくは、一気に書いてしまう。

要はこれと言った計画性もなしに思いつくままに書いているので、投稿するたびに「〇日連続投稿です!」とか「すごい!〇週連続投稿です!」的なNoteメッセージにニヤっとはするけれども、よし!じゃんじゃん書いていこう!的な意気込みはなく、書きたいから思いつくままに書いているという感じなのである。

まぁ、聞いておくれよ、ババァの話をよぉ……みたいな感じで、ぐだぐだとお酒なぞ飲みながら人生を振り返る話をしてるから、聞いてみてよぉみたいな。そんな風に書いているので、長めの文章も多くなってしまう。それゆえ、読んでくださる人、スキしてくださる人、コメントくださる人。一人、一人にありがとうございます!と言って周りたいものであると常々思っている。で。そんな無計画な私のNote。投稿してみてから、ないわ~、これは無いわ~って思ったのが最近のNoteなのである。

私とオットの出会いを創作風に書いてみた話、ちょっとロマンティックに書いてみたい 
  ↓
挫折、過去の暗い話。修三みたいにエイエイオー!とは言えないけれど、落ち込んでる人が少しでも元気になってくれればな、的な。
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腸内洗浄。備忘録に書いた腸内洗浄の経験談。

なんかこう、もう少し流れとか考えた方がいいのかな。恋愛話からのまじめな人生話、で、その次がうんこの話とか、あんまりじゃね?とふと思った次第。

いやでも、腸内洗浄の話は、自分も忘れないうちに記録として書いておきたかったのである。なので「備忘録」というタイトルのまんまだし。いまだにNoteのマガジン機能というものをイマイチ、理解していないけれどそのうち、カテゴリー別というか、せめてまじめな話からいきなり、真顔でうんこを語る記事などと言う具合にはならないようにまとめていきたいなぁと思う今日この頃なのである。


意到筆随 いとうひつずい
文章を作るときに、思ったままに筆が進むこと。 文章を書きたいと思う気持ちのままに筆が進むという意味から。「意至りて筆随う」とも読む。


萍水相逢

オット、アルゴは大層、社交的で見知らぬ人とでもじゃんじゃん話す人である。これは、買い物とか外食とか外の場合と、そしてもちろん、家にやってくる工事の人なんかとも同じである。クリスと出会ったのは2年前にキッチンの電気系統がやられてしまい、ネットで調べた会社に頼んだところ、やってきたのが彼だった。

そのうちまたアメリカ住宅事情や住宅購入事情など詳しく書きたいのだが、我が家は築80年近い家なので(注:アメリカにありがちな感じ。新築!っていう方が珍しく大体は、売りに出ている中古住宅を買ってあちこち手を入れていくというご家庭が多い)電気系統も相当、古く、複雑なものらしく電気工であるクリスは大変な思いをして最初のトラブルを解決してくれた。

丸2日かかった工事で、アルゴとクリスはすっかり仲良しになり、その後、我が家の電気トラブルは会社を通さず、クリスが友達として直してくれるようになった(格安)。2日続けて家に来るってあんまりないかもしれないけど、それから頻繁に連絡を取る友人同士になるというのも不思議な話で、アルゴは夫だけれども、『陽キャってすげぇわぁ~、圧倒的コミュ力!』と感心してしまう陰キャ、コミュ障気味の妻なのである。

で、つい最近、またもキッチンの電気がやられ、クリスを呼んで修理してもらった。修理終了後になんとなく話していたら、なんと。以前、備忘録にて人種差別の象徴である旗をむしり取った黒人のお兄さん。あの人がクリスの仲良しの人なんだそうだ。車の改造とかレースなぞに興味があり、クリスの散髪をしてくれる人なのだという。

世の中狭すぎでは?びっくり。そりゃ大都会とまではいかないけど、一応は人口10万人くらいの街なんである。世間は狭いけれど、狭すぎないか?そんなことってあるぅぅ?!?!と叫んだのだけど、どうやらそのお兄さん、クリスが近々うちに連れて遊びに来るらしいので、そのうち後日談の後日談、が書ける日がくるのかもしれない。人との出会いとか、結びつきって本当に不思議。


萍水相逢 へいすいそうほう
 王勃「滕王閣序」から。根のない浮き草と流れつづける水とが出会う。浮き草と水とが出会うように、人と人とが偶然知り合いになること。


愚公移山

私とオット、アルゴは性格はほぼ、ほぼ正反対だけれど、いくつかの共通点がある。例えば、読書好き、映画好き、オタク気質(なんでも知らないこと、わからないことは調べねば気が済まず、一度、ハマると徹底的にハマりこむ)など。そんな中でよろしくない共通点もある。それは、お酒に見境が無く、じゃんじゃん飲むという点と、飽き症である、という点である。

出会いの話でもだし、他のお話でもしばしば書いているのだが、我々夫婦はとにかく飲む。自らを『鯨海酔侯』と称した大の酒好き、土佐藩主・山内容堂ではないが、飲みだしたら止まらず、適度で辞めることをせず、挙句、二日酔いをしないのである。容堂公のように家の財産、全部を飲酒に使いかねない勢いである。

体質なのかもしれないが、私もアルゴも何故か二日酔いというものを経験したことがない。記憶が飛んだり、アルゴは大暴れしたり失態はあるとはいえ、翌日の頭痛やむかつき等つらさを知らないため、際限なく飲んでしまうのだ。長時間飲んでいる場合なぞ、酔っている状態が続き、それで一日が終わる感じ。阿呆なのでその繰り返しなのである。

十代後半(アルゴ)と二十代前半(私)酒が縁で出会い、始まった我々であるが、もういいお年なんである。飲んだくれてワイワイいうより、飲んだくれることによる健康を心配せねばならないお年頃である。

加齢によるメタボリズムの鈍化も原因だが、我々夫婦がおっそろしく肥えてしまったのは、明らかに酒が原因である。私の場合でいえば、そもそもアルゴは私が太っていても、むしろそれが良い!など、とにかく何でも褒める上に、日本にいるよりも全体的に太い人が多い国である。そして身近にいるアルゴがでかいため、周りと比べた時に相対的に小さく見える罠にがっつりハマっているのである。ちなみにアルゴは出会った時の体重の2倍になっている。そもそも出会った時はガリガリたっだのだ。私も20キロプラスなのである。

そんなデブ夫婦だが、食べる量は少なめなんである。ちなみに私は甘いものも嫌いである。月の食費は外食を除いて1か月250ドル程度である。なので明らかに、酒。そして炭水化物の摂取量などが問題なのである。わかっているのだ…何が原因かって…(くっ)

この年になるともうダイエットは見た目とかそういうのではない。ただただ、健康のため、となる。そしてここにきて発動するその他のよろしくない共通点。三日坊主。そう、すごく飽きるのが早い。興味がないというか、勢いやノリでやるぞ!と言うものはたいてい続かない。

我が家には、ジムがある。トレッドミル(ジョギングするやつ)、エリプティカル(クロストレーナーマシン)、パンチングバッグ(ボクシングのやつ)、もちろん、バランスボール、ヨガマット、ダンベル、レジスタンスバンドもある。そして全部、ほぼ新品なのに埃をかぶっており、ジムと言っている部屋は物置なのである。どれもこれもアルゴが勢いで買ったものである。

コロナ以前は私も週に3回、ホットヨガに通っていたがコロナによるスタジオ閉鎖。今は再開されているらしいが行っていない。毎日続けているのは、犬の散歩くらいのもので、運動らしい運動をちっともしていない。

二人そろって痩せるぞ!と張り切るものの、続かない。運動。そして主に酒の魅惑に連敗する。だめにんげん。

だがしかし、今回は腸内洗浄の後、かれこれ2週間。Clean Eatは続いているし(野菜中心、糖質・グルテン制限)禁酒だって続いている。このまま、当初の予定通り、サンクスギビング(*ちなみにサンクスギビングは、日本でいうお正月のようなものなのでがっつりディナーとかある)まではストイックにいきたい。エクササイズも取り入れて、せめて5キロは痩せたいものである。

…というわけで、こんな風に書いたら、日々続けられるかなぁと思い書いてみた次第。


愚公移山 ぐこういざん
根気よく努力し続ければ成功する。何事も根気よく努力を続ければ、最後には成功することのたとえ。

(終)

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