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京都に移住して、京都暮らしを楽しんだこととか書いてみる【④京都移住が終わる時】

地元に戻ろうと決めたのは30歳の誕生日を迎えた時。
ちょうどその頃、日本は台風や水害、地震の自然災害が多く、もし遠く離れた家族に何かあった時、すぐにはかけつけられない。そんな状況に少し不安を覚えていました。
私が心配しているのと同じように、家族も心配しているだろうし。

年齢も30歳になり、このままずるずると京都で暮らして、家族に何かあり、やっぱり地元へ帰るってなった時、特に仕事の資格や免許もない私が仕事を見つけて何かをいちから覚えるって大丈夫か?

まだ京都で暮らしていたいけど、今が決断する時なのかもしれない。30歳を迎えたのも大きかった気がします。


まず母に伝えました。
母は、あら?帰ってくるの?って感じでした(笑)自分で決めたならそうしなさい。でも最後にもう一回、京都旅行に行きたい!って。母らしいリアクション。
帰ってくるのを喜んでくれたのは祖母。もう十分でしょ!帰っておいで〜って。やっぱり心配かけてたなぁって実感しましたね。


会社やお囃子の会に辞めることを伝え、帰る準備、引っ越し準備を始めました。地元に帰るとは言っても、実家ではなく一人暮らしは継続。契約した今の部屋は実家まで電車で30分くらい。京都に住んでいる時よりも、距離・交通費ともに帰りやすくなりました。


京都で暮らした6年間。移住を計画して、それを成し遂げた自分、本当に良くやったと思います。全てではないけれど、京都に詳しくなって、遊びに来た母や友達を案内したり、自分なりの癒しスポットを見つけたり、美味しいものもたくさん食べた。充実した濃い京都暮らしでした。


思い出だけでなく、ちゃんと経験にもなっているなと思います。
今の会社に就職する時も、アピールポイントとして話したし、自分を表現する一部になっている。


ありきたりな表現になりますが、人生は一度きり。やりたい事をやって楽しまないと。新しいチャレンジには不安はどうしてもついてくるけど、そこはなんとかなる精神で強く生きよう。
不安に思うことのほとんどは実際には起こらないらしいですから。


それから、知らない街に住むのは楽しいですよ~。
京都みたいな観光地、住む場所じゃないって言われたけど、住んで楽しい魅力溢れる街でした。人も優しかったし。
そんなことを不安に思ってたら何処にも住めない。


地元に帰ってからは一度も京都には行けていません。コロナも落ち着いてきたし、そろそろ京都に行きたいな。

京都は私のもうひとつの故郷です。


大好きな鴨川デルタ



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