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消費者マインドの変化

この自粛期間にスキンケアやメイクアップ動画を視聴しながら、自身のスキンケア時間を楽しんだり、メイク方法を変化させた女性が多くいるようです。

インバウンドの市場を多くとってきた企業は別として、美容はモノが売れない時代に、唯一といっていいほど伸びている市場なのではないでしょうか。

参考となるアンケート結果

01.コスメの口コミアプリLISP様のユーザー意識調査アンケート結果

「おうち時間」が増えることによって、美容に関する情報収集の時間や投資額が増えたという内容になっています。

美容意識の高い人たちは、日々進化している美容情報を取り入れながら、自分を更新させている。

小売業の今後

アメリカでは既に、小売業は成り立たなくなっているそうです。店舗ではなく、ネットに力を入れるか体験型のビジネスをするかの対策がとられています。

アナログで埋められない部分をデジタルで穴埋めしていく。

それには、ユーザーの苦労を知るということを決して忘れてはいけない。デジタルを導入する前の段階、「使ってくれる人」を想像し、人々の不具合な部分や困っている部分を模索しながら、リアルとデジタルをうまく使いこなす事も必要。

ユーザーの気持ち

情報が多すぎる・・・消費者にとったら正直しんどいです。だからこそ、「検索」でははく、「口コミ」が頼りになる。しかもその情報は自分と関連が深い人からやってくるので、自分好みのものや合ったものである可能性が高い。

同じものを使っても同じように再現できない・・・YouTubeでは、メイク動画やトレーニング動画は数多く流れているが、「同じようにはできない」が消費者の声なのではないでしょうか。「わかる」から「できる」に変換していくことが求められているかと思います。キーワードは、「一緒にやる、フィードバックする」ですね。

特定の場所でしか買えないものは価値ではなく不便・・・そこにしか存在しない食材やイベントなど、人の体験欲を満たしてくれるものがあれば、価値として受け入れることができるが、「今すぐ欲しい、使ってみたい」という欲求を満たすコスメには、不便になってしまう。各企業のLINE@やECの使い方次第で大きく変化していくのではないでしょうか。

まとめ

プロダクトのイノベーションを起こすためにはユーザーの人生がよくなるということを第一に考えていくこと。

そして、コスメ業界では商品を販売するという視点ではなく、「使い方」や「選び方」を提供し、自分で選ぶ力、知識をつける力をつけていくことが必要になっていく。

人とデジタルがうまく絡みあうといい。

#美容

#コスメ

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